こんにちは、このブログ記事を書いているGINZA HAIR(エトウ)です。福岡市中央区天神大名のGINZA HAIR SOLUTIONっていう美容室で髪切っとります。
ご新規さんはこちらのこだわりもご覧ください。
世界大会や技能五輪国際大会で日本代表として優勝・入賞をしたりしてます。
あと、GOOODS ARTっていうショップやHAIRCOMPASS™️っていう髪質性格診断を考案しました。本も2冊ほど出版しています。
好きな事して生きとります。興味のあることは、つくることです。もちろん一番は仕事です。だって毎日つくれますから!
趣味の植物栽培は20年弱でマンションのベランダと室内に1000鉢は管理しています。アデニウムやパキポディウムをはじめ多肉植物、サボテン、アロエ、盆栽とさまざまです。
その他絵描いたり、キャンプしたり、死ぬ日まで何かをつくって、研究して、それで生活できるなら幸せです。
それでは今回のブログの内容はこちらです。
バオバブ(アダンソニア属)の起源はマダガスカル
バオバブの現存種全てのゲノム解析の結果、バオバブの起源の中心はマダガスカルが最有力と考えられることを報告する論文が、2024年5月16日のNature web版に掲載されました。
この研究は、バオバブの進化の歴史と、変化する地球上でバオバブの保護戦略をどのように策定するかを洞察するための手掛かりになるとしています。
アフリカの象徴的な樹木であるバオバブ(バオバブ属)は、マダガスカル語で「森の母」という意味で「逆さまの木」や「命の木」としても呼ばれています。
バオバブは、形態学的に異なる8種が現存しており、そのうちの1種がアフリカに広く分布し、もう1種はオーストラリア北西部に分布し、他の6種がマダガスカルの固有種となっています。
しかし、化石証拠がないため、バオバブの起源については長い間論争が続いています。
今回研究では、Qing-Feng Wang、Tao Wanらは、全8種のバオバブのゲノム解析を実施し、この解析データセットを生態学的解析と組み合わせた。
これらの解析から、バオバブ属のステム系統が約4100万年前に出現し、約2000万年前に多様化したことが判明した。
著者らは、バオバブの過去の個体群動態が、種間競争とマダガスカルの地質学的変化(特に海水準の変化)に密接に関連していることを明らかにした。
著者らは、さまざまなバオバブ種の系統関係、遺伝子流動、遺伝的多様性などのデータに基づいて、バオバブの起源の中心をマダガスカルとする仮説が、アフリカ本土説やオーストラリア説と比べて、現存するデータを最も合理的に説明できるという見解を示している。
今回の研究はまた、バオバブの保護戦略と保護状況の再評価を可能にした。
例えば、著者らは、絶滅の危機に瀕しているマダガスカル固有種のバオバブ2種(A. suarezensisとA. grandidieri)について、今よりも保護レベルを高めるべきだと提案している。
高レベルの同系交配、低い遺伝的多様性、個体群サイズの縮小のいずれもが、こうしたバオバブの絶滅危惧種が生態系のかく乱に対するレジリエンスを持っておらず、気候変動の深刻な脅威にさらされる可能性があることを示唆している。
バオバブの種類
アダンソニア・ディギタータ「Adansonia digitata」
アフリカに広く分布する園芸種としては一番メジャーな品種になります。有名な「星の王子様のバオバブ」のモデルと言われている。
日本でも一般的に普及しているのがこのディギタータです。
マダガスカルにももちろん自生地がありますが、人為的な分布と考えられています。
葉緑体ゲノムを中心とした分子系統学的な研究では、マダガスカル原産のバオバブより、オーストラリア原産のAdansonia gibbosaと近縁であることが分かってきている。
複葉化には、1年以上かかります。複葉化とは、単葉からスリットではなく3〜10枚になることを言います。
高さは、~25m、高さより枝の広がりが30mを超えるものもある。
アダンソニア・グランディディエリ「Adansonia grandidieri」
有名なマダガスカルのバオバブ・アベニューに林立する天を突くバオバブ。
樹形の変異でも有名。乾燥した石灰岩土壌では、ズングリムックリな樹形になることが知られている。
種子は、Adansonia suarezensisに次いで大きい。
複葉化は、本葉5枚目程度から出現します。
高さは~30mと巨木です。
アダンソニア・ザー「Adansonia za」
マダガスカルでは比較的ポピュラーな種類で、多く植樹もされています。
マダガスカルでは、最も南部まで分布している。マダガスカルの南部は北部と比べ多少低温ではあるが、それでも最低温度は15℃程度です。
複葉化は、伸びやかに育てても数年以上後になります。
高さは10~30mです。
アダンソニア・ルブロスティパ「Adansonia rubrostipa」
現地ではフォニーとも呼ばれています。幹は、昔の漫画の原始人のこん棒をつき立てたような雰囲気です。
主幹は、バオバブとしては小型です。なぜかと言うと、一定の大きさに達すると、成長が止まり、幹が肥大しつつ、そこから枝分かれが始まることが多いです。
複葉化は、本葉数枚目ですぐに出現します。
高さは5~20mとアダンソニアとしては比較的小型になります。
アダンソニア・スアレゼンシス「Adansonia suarezensis」
バオバブとしては、最も奇妙な樹形をもつ品種です。一定の高さに達すると、枝を2方向に水平に伸ばします。成木はT字型に見えます。
また、種子は、バオバブの中で最大です。
石灰を多く含む土壌にしか自生しておらず、好石灰植物といわれています。
今現在、数が減りつつある希少種です。
高さは~25mほどです。
アダンソニア・ペリエリ「Adansonia perrieri」
樹形はバオバブ特有のシルエットではなく、普通の樹木のような雰囲気です。
他のバオバブと異なり、湿潤な気候の地域に自生しています。
数が減りつつある希少種です。
複葉化は、本葉数枚目ですぐに出現します。
高さは~30mと巨木です。
A・マダガスカリエンシス「Adansonia madagascariensis」
厚く艶やかな葉を持つマダガスカリエンシスは、サカキのようにも見えます。
複葉化は、伸びやかに育てても1年以上後になります。
高さは10~30mです。
アダンソニア・ギボーサ「Adansonia gibbosa」
バオバブの仲間は、アフリカ大陸やマダガスカル以外では、オーストラリアの北西部しか自生していません。
アダンソニア・ギボーサは、アフリカからはるかに離れたオーストラリアに自生するバオバブです。現地では「ボアブ」と呼ばれ、別名「Adansonia gregorii」とも呼ばれています。
日本では、A・digitataに次いでよく普及しています。
ゴンドワナ大陸の忘れ形見とも言われるが、被子植物が繁栄した新生代には、アフリカ、オーストラリアは、はるか離れていたので、疑問が残る。DNAの分析結果では、やはり、大陸がはるか隔ててからの種の分化と分かったので、海流に乗ってとか、鳥に運ばれてとか。謎はつきないです。
若木は、一定の大きさになると、根元ではなく、幹の上の方が肥大するので、独特な姿になる。老木になると幹の全体が肥大します。
複葉化は、本葉2枚目ですぐに発現します。
高さは5~20m、比較的小型種です。
お問い合わせは公式LINEから
↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑
Twitterもやっています。
YouTubeチャンネルとサロンのご案内
YouTubeチャンネルでやってます。
GINZA HAIR OMOTE美容師系チャンネル
GINZA HAIR URAMEN趣味の部屋
【サロンのご案内】
■営業時間:10:00〜20:00
■受付時間:カット〜19:00カラー・パーマ〜18:00
■場所:福岡市中央区大名1-2-20-1003
■定休日:毎週月曜日・第1第3火曜日(その他不定期)
■電話:092-725-9260
■メール:ginzahairsolution@gmail.com
こちらも合わせてお読みください。
最後まで読んでいただいてありがとうございます。
関連の記事をよかったら飛んでみてください。
コメント