こんにちは、このブログ記事を書いているGINZA HAIR(エトウ)です。福岡市中央区天神大名のGINZA HAIR SOLUTIONっていう美容室で髪切っとります。
ご新規さんはこちらのこだわりもご覧ください。
世界大会や技能五輪国際大会で日本代表として優勝・入賞をしたりしてます。
あと、GOOODS ARTっていうショップやHAIRCOMPASS™️っていう髪質性格診断を考案しました。本も2冊ほど出版しています。
好きな事して生きとります。興味のあることは、つくることです。もちろん一番は仕事です。だって毎日つくれますから!
趣味の植物栽培は20年弱でマンションのベランダと室内に1000鉢は管理しています。アデニウムやパキポディウムをはじめ多肉植物、サボテン、アロエ、盆栽とさまざまです。
その他絵描いたり、キャンプしたり、死ぬ日まで何かをつくって、研究して、それで生活できるなら幸せです。
それでは今回のブログの内容はこちらです。
乾癬は未だ解明されていないことが多いです
乾癬とは皮膚疾患の一つで、乾癬になりやすい体質があり、そこに感染症や精神的ストレス、薬剤などのさまざまな要因が加わって発症すると考えられています。糖尿病や脂質異常症(高脂血症)、肥満なども影響するといわれています。
乾癬は疾患を治す、完治すると言うよりも、乾癬は症状をコントロールしながら上手に付き合っていくことが大切な症状になります。乾癬そのものを完治させるのは難しいですが、最近はさまざまな治療方法が開発されて、症状がほとんどない状態にすることも可能になっています。
もちろん治療だけでなく、食生活やたばこやお酒など、生活習慣の改善でも治療の効果が現れやすくなったり、乾癬の症状そのものが良くなったりするともいわれています。先ずは、生活習慣とストレスを見直すことから始めましょう。
乾癬は人にうつることはありません
乾癬は感染する病気ではなく、患者さんの発疹に触れても、温泉やプールに一緒に入っても、他の人にうつることは絶対にありません。
乾癬になりやすい体質が遺伝する場合もありますが、過度に心配する必要はありません。
乾癬になりやすい体質は遺伝すると考えられていますが、乾癬の家族内発症頻度は親や兄弟、祖父母に乾癬患者さんがいた場合の発症率は5%程度といわれており、過度に心配する必要はありません。
乾癬と言っても症状は様々
尋常性乾癬(じんじょうせいかんせん)
“尋常”とは普通という意味で、乾癬のほとんどはこの症状です。約70〜80%が尋常性乾癬です。
皮膚が赤くなる紅斑(こうはん)、皮膚が盛り上がる浸潤・肥厚(しんじゅん・ひこう)、銀白色のフケのようなもの鱗屑(りんせつ)が付着しはがれ落ちるなどの症状がみられます。
頭皮や髪の生え際、ひじ、ひざ、おしり、太もも、すねなど外部からの刺激を受けやすい部位でよくみられますが、それ以外の部位にも発疹が出る場合があります。
最初は直径数mm程度の小さな発疹から始まり、次第に乾癬特有の赤く盛り上がった発疹となります。乾癬では症状が出ていない皮膚を引っ掻くなどの刺激を与えると、その刺激をきっかけに新たな発疹が現れることがあります。これをケブネル現象といいます。
衣服や眼鏡、ベルトなどの刺激によっても起こることがあります。衣服は柔らかい素材やゆったりしたサイズのものを選び、皮膚を掻いたりしないようにしましょう。
また、乾癬患者さんの40〜80%は爪にも乾癬の症状がみられることが多いです。爪が先端から浮き上がって白くみえたり、爪の表面にポツポツとした凹凸ができたりします。
かゆみはを伴う方は全体の約半数いて、かゆみの程度は人によりさまざまです。
乾癬性関節炎(かんせんせいかんせつえん)
関節症性乾癬(かんせつしょうせいかんせん)とも呼ばれます。
乾癬患者さんの中には、手足の関節や、首から背骨、アキレス腱、足の裏などに痛みや、腫れ、こわばりを訴える方もいます。このように、乾癬によって関節に炎症が起こった状態を乾癬性関節炎といい、乾癬の約15%ほどに合併するといわれています。症状は関節リウマチに似ていますが、異なる病気です。
乾癬性関節炎の多くは関節に症状が出る前、または出ると同時に乾癬の皮膚症状が現れます。しかし、皮膚症状が遅れて現れることもあるので気になる症状があれば早めに受診しましょう。
乾癬性関節炎の症状の現れ方とチェック
乾癬性関節炎では、腫れ、変形、痛みなどの症状が手や足の指先の関節に現れることが多いのですが、背中や首がこわばったり、骨盤が痛んで歩きにくくなったり、かかとの後ろのアキレス腱や足の裏に痛みが出たりすることもあります。
また、爪に乾癬の症状がある場合は、関節炎を起こしやすいといわれています。
乾癬性関節炎は、ご自身で判断が難しく、何か違う病気があるんではないかと、判断を間違うことが多々あります。関節に症状が出ると、日常生活に支障を生じ、関節の症状の治療が遅れると重症化しやすく、急速に関節症状が進行し関節が変形し戻らなくなることがあるため、早期に発見し、少しでも早く治療を開始することが重要とされています。
現在、乾癬性関節炎を見つけるための質問票が開発されており、早期発見に活用されています。その一つにPASE(ペース)と呼ばれる質問票があります。
簡単な質問に答えていく感じです。総PASEスコアが37点以上の場合は、医療機関にご相談してください。
滴状乾癬(てきじょうかんせん)
直径0.5〜2cm程度の小さな水滴大の発疹が全身に現れるのが特徴です。小児や若年者に多く、乾癬の約4%で発症します。風邪などの感染症がきっかけで起こることがあり、特に扁桃腺炎(へんとうせんえん)が誘因となることが多いといわれています。
きっかけとなった感染症を治療することで症状は治まりますが、まれに何度も再発を繰り返し、尋常性乾癬に移行することもあります。
乾癬性紅皮症(かんせんせいこうひしょう)
尋常性乾癬が全身に広がって、全身の90%以上の皮膚が赤みを帯び、細かい鱗屑がはがれ落ちる状態(紅皮症)を乾癬性紅皮症と呼び、発熱や悪寒、倦怠感などを伴います。紅皮症の誘因は皮膚炎、感染症、薬剤などいくつかあります。
発症率は乾癬全体の約1%程で、乾癬の治療が不十分だった場合や科学的根拠のない治療を行った場合、もしくは治療を行わなかった場合などに発症することがあります。
膿疱性乾癬(のうほうせいかんせん)
乾癬のうち、発熱や皮膚の発赤とともに、膿(うみ)の入った球状の袋、膿疱(のうほう)が多数現れる疾患を膿疱性乾癬といいます。膿疱と言っても、これには細菌が含まれていないので周りの人にうつることはありません。
発疹が手のひらや足の裏、指先など一部だけにみられるものと、急な発熱とともに全身に発赤と膿疱が現れる汎発性膿疱性乾癬(はんぱつせいのうほうせいかんせん)があります。汎発性膿疱性乾癬の発症頻度はまれですが、重症疾患でほとんどの患者さんは入院治療が必要です。汎発性膿疱性乾癬は厚生労働省の希少難治性疾患(指定難病)に指定されており、認定基準を満たすと医療費助成が受けられます。
自分でもできる生活の見直し
基本的に症状があれば、医療機関を受診しましょう。決して自己判断は良くありません。
これから書いてあることは、症状を治すと言う方法ではありません。しかし、生活習慣とストレスを緩和することで、乾癬とうまく付き合っている方も多くいます。最近では、著名人や芸能人が乾癬を告白されて、乾癬で悩まれている方への偏見や正しい情報を自ら発信しております。
ストレスをためない
ストレスは、季節変化と同じくらいに重大な悪化要因とされています。今現在、ストレスを抱えていない人の方が少ないくらい「ストレス社会」です。
仕事や対人関係の悩み、家庭内のトラブルなど、さまざまなストレスが発症・悪化の引き金となります。そもそも乾癬自体がストレスとなり、悪化をより悪化させることも多いです。
できるだけ明るく前向きな気持ちで過ごすよう努めましょう。夢中になれる趣味を持つこと、散歩やスポーツで気分転換を図ることなども効果的です。
タバコはやめましょう
タバコを吸うとのどを痛め、乾癬の悪化要因である風邪や扁桃腺炎などにかかりやすくなります。喫煙は多くの病気の要因、悪化にもなりますので、禁煙しましょう。
規則正しい生活を送る
不規則な生活や睡眠不足も悪化要因です。十分な睡眠と食事の時間を心がけ、規則正しい生活を送るようにしましょう。
かゆくても掻かない
かゆいと掻きたくなりますが、ケブネル現象を起こすことがあります。
なるべく掻かないようにし、爪はこまめに切るようにしましょう。
お風呂での注意点
長風呂や熱めのお湯は避けましょう
長時間の入浴や熱めのお湯は、かゆみが増します。ぬるめの温度にし、できるだけ長時間の入浴は避けましょう。
お風呂でゴシゴシ洗うのは厳禁です
お風呂で鱗屑が気になりゴシゴシ洗って落とそうとしてしまう多いようですが、こすりすぎるとケブネル現象を起こし、症状を悪化させてしまいます。刺激の強いナイロンタオルや垢すりタオルなどは使わず、せっけんをよく泡立て、赤ちゃんを洗うようにやさしく洗いましょう。
やさしく髪を洗いましょう
お風呂でフケを落とそうとして、指を立て力を入れて洗うと症状を悪化させます。こすらずやさしく洗いましょう。
ヘアブラシでフケを落とすのはNG
ヘアブラシの使いすぎはケブネル現象を起こすためNGです。ヘアブラシでフケを落とそうとして強くこすったり、はがしたりしないようにしましょう。また、黒っぽい服装はフケが目立ちます。スーツや制服を着る機会が多い方は濃い色の服装が多くなるかもしれませんが、休日だけでも薄い色の服を着て、フケの悩みを軽減しましょう。
肌の乾燥を防ぐ
加湿器や保湿薬などを使って肌の乾燥を防ぎましょう。特に冬は空気が乾燥するので入念にケアしましょう。
肌に刺激のある服装は避けましょう
衣服が肌にこすれると悪化の要因になりますので、ゆったりとしたものを身につけましょう。 肌に直接触れる衣服や寝具のカバーなどは、柔らかく刺激の少ない素材を選びましょう。
日光を浴びるようにしましょう
元気の良い休日などは半袖、半ズボンで過ごすと良いでしょう。人目が気になる場合は、薄手などの紫外線をよく通す衣服を着用しましょう。急激な日焼けや発汗で発疹やかゆみが悪化する場合があるので注意しましょう。
まとめ「乾癬」
乾癬は他人には感染ることはないです。
乾癬は完治というよりも付き合っていくものです。
生活習慣、ストレスを改善していくことで、症状が治ったり改善したりする。
とにかく患部への直接的な刺激は控えましょう。
熱いお湯、爪、ブラシ、などでケブネル現象を起こさないように注意しましょう。
以上、本日は「#世界乾癬デー」ということで、ハサミの独り言でした。
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