こんにちは、このブログ記事を書いているGINZA HAIR(エトウ)です。福岡市中央区天神大名のGINZA HAIR SOLUTIONっていう美容室で髪切っとります。
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世界大会や技能五輪国際大会で日本代表として優勝・入賞をしたりしてます。
あと、GOOODS ARTっていうショップやHAIRCOMPASS™️っていう髪質性格診断を考案しました。本も2冊ほど出版しています。
好きな事して生きとります。興味のあることは、つくることです。もちろん一番は仕事です。だって毎日つくれますから!
趣味の植物栽培は20年弱でマンションのベランダと室内に1000鉢は管理しています。アデニウムやパキポディウムをはじめ多肉植物、サボテン、アロエ、盆栽とさまざまです。
その他絵描いたり、キャンプしたり、死ぬ日まで何かをつくって、研究して、それで生活できるなら幸せです。
それでは今回のブログの内容はこちらです。
前編では、基本的な盆栽の見方や樹形の種類の解説をしました。みていない方はこちらもご覧ください。
盆栽の品種の分け方
盆栽には多くの植物が取り入れられていますが、オーソドックスな品種として以下の4つに分類します。
(1)松柏類(しょうはくるい)
常緑の針葉樹を総称していますが、落葉する針葉樹(カラマツ、ラクウショウ)も含んでいます。マツ、スギ、シンパクなど、四季を通じ色を変えない点が特徴です。長い時間と手間をかけて育てる楽しみがあり、最も人気のある王道の盆栽です。
(2) 花物類(はなものるい)
花を眺めることに主体を置いたもので、ウメ、ボケ、カイドウ、サツキなどがよく知られています。ウメ、ボケ、フジなどは果実もつきますが花を主に鑑賞するために花物盆栽と呼ばれています。花が咲くことで季節を感じたり、色合いを楽しむ盆栽です。
(3)実物類(みものるい)
果物を眺めることを主体に置いたもので、ウメモドキ、マユミなどの様に花の鑑賞価値はありませんが、果物だけ喜ばれるものと、ヒメリンゴ、ザクロなどの様に花る果実も鑑賞できるが、主に果実を鑑賞するので実物盆栽に入っているものとがあります。味が色づくのを楽しめるのが特徴の盆栽です。
(4)葉物類(はものるい)
花や果実に重点が置かれず、葉を眺めるのを主眼にした植物です。ケヤキ、モミジ、カエデ、ツタなど、紅葉を楽しめるものを紅葉盆栽という人もあります。大部分は落葉樹で、四季の変化を楽しむ、とても季節を感じる事のできる盆栽です。
盆栽に適する鉢の条件
盆栽の鉢といっても鉢に変わりはありませんので、基本的な条件をそなえていることが必要です。では、盆栽に適している鉢とはどのようなモノなのでしょうか。鉢として基本条件を確認しましょう。
①通気性のよいこと
根の呼吸作用のためには空気の通り(通気性)のよいことが必要です。通気性がよいと放熱性もよく、鉢内の温度の調整にもなります。細かい陶土で作られたものや堅く焼き上げたものは通気性が悪くなりますので注意しましょう。
②保水・排水のよいこと
鉢の中が湿りやすかったり、逆に乾きやすかったりしては植物の成育によくありません。なので適度に保水性と排水性を考える必要があります。
③太陽熱をよく吸収すること
根の発達には鉢の中の温度も大切です。そのためには熱の吸収性のよいことが必要です。また、土の温度からいえば深すぎる鉢は温度が上りにくいので、深い鉢は盆栽にはあまり向いていないです。
④その他、形
主に鑑賞面に関することですが、盆栽に調和する形状であることが必要です。鉢底が歪んでいないこと鉢自体が変にゆがんでいたり、鉢の底がたいらでなかったりしたものはよくありません。見た目も悪く、また排水に難をきたして根腐れの原因となります。
仕立て鉢と鑑賞鉢の使い分け
盆栽に用いられる鉢は、大きく仕立て鉢と鑑賞鉢に分けることができます。仕立て鉢は、種木や新木などを仕立て培養するためのものです。
鑑賞鉢は、完成された盆栽や完成に近い盆栽を入れて培養すると共に、眺めることも目的となります。
仕立て鉢
仕立て鉢は培養が目的ですのであまり見た目は気にする必要はありません。一般には素焼鉢が使われます。要は通気、排水、保水などがよければよいのです。ただし、素焼鉢は寒さに弱く欠けやすい欠点があります。
鑑賞鉢
ただ単に盆栽鉢といった場合はこの鑑賞鉢をさします。鑑賞鉢は人間で言えば着物の様な役目です。この鉢によって盆栽がさらに引き立ちます。ですから鉢はよく吟味して、慎重に選びましょう。
鉢を買う場合、カッコイイ形に目が行きますが、培養面も考えあわせ鉢を選びましょう。
鑑賞鉢は陶土の種類などを考慮して選びましょう。また買い求めた鉢は一定期間(半年以上)風雨にさして置き、鉢に通気性を持たせるようにすることも大切です。
鉢も植えて10年、20年たつと古色がついて素晴しい味がでてきます。一つの古陶器として鑑賞できるようにたりますので、しっかりとしたものを選びましょう。
植え替え時の根の剪定処理
根の処理は、枝の剪定一と一緒。木全体を小さく美しい形に整えるには、定期的な植え替えを行って、根を整理する必要があります。
樹種によっての違いはありますが、基本的に若木のうちは毎年、成木では1〜2年に1回程度で植え替えます。
植え替えないと強い根ばかりが鉢内にぐるぐるとまわり、水分を吸収する細い根が育たなくなっていきます。
鉢から株を取り出したら、箸やピンセットなどを使って、古い土を落としていきます。若木では根の3分の2、成木では根の2分の1程度が目安です。この際、根張りに必要な細い根を傷めないようにていねいに扱いましょう。
次に太い根や直根(まっすぐ下に伸びる根)は短く切り詰め、次に細い根も伸長したものは先端をカットします。根を切るときには、直根や不要根以外は細い根が出ているのを確認してその下で切るようにします。できるだけ、下向きに伸びる根は切り取り、横に伸びる根を残すのがポイントです。こうすることで、根張りのよい盆栽に仕上がってきます。また細い根をたくさん出させることによって幹が鉢内で安定して、細かい枝打ちをたくさんつけるようになります。
一般の草花や花木の植え替えでは、元の鉢よりひとまわり大きな鉢に植えるのが普通ですが、盆栽の場合は木と鉢のバランスが悪くなければ、元の鉢と同じサイズのものに植え替えます。
植え替えは生長期に入る前の春先に行います。樹種によっては花後や秋に適したものもあります。
葉の処理方法
植物は葉の勢いが強いと大きくなり、弱いと小さくなる。葉を剪定することで、勢いの強弱をそろえて美しい均一の葉を育てることができます。
葉の処理方法としては『葉刈り』『葉切り』『葉すかし』の3つがあります。
葉刈りはカエデやモミジケヤキなどの雑木盆栽でよく使う方法で、葉の葉柄を残して切り取ること。葉刈りを行うことによって、新しい葉を芽吹かせ、そうすることで葉の大きさがそろい、鑑賞価値を高めることができます。
葉刈りは枝作りにも欠かせない技術になります。一度展開した新葉を刈ることで、二番芽を出させ、その新芽が伸びることによって密度の濃い枝作りが期待できるのです。
葉刈りは6月前後、葉が込み合う時期に行うのが最適です。伸びた枝も切り詰めれば、木の内側まで日当たりと風通しがよくなります。
葉刈りには全部葉刈りと部分葉刈りの方法があります。一度に全部の葉を刈るのが全部葉刈りで、 一部分葉刈りは勢いのつきすぎた大きな葉だけを刈って、全体のサイズを平均化する方法です。
カエデやモミジなどは若木のうちは全部葉刈りで、成木では部分葉刈りを行います。ケヤキの場合は成木でも全部葉刈りを行うことがあります。
その他、二番芽の萌芽力の弱い樹種の場合は葉を半分切り取る葉切りを行います。ブナの成木などは葉切りが最適です。
松柏など葉数の多いものは、前年につけた葉を剪定して葉数を減らし、日当たりと風通しをよくする方法を用います。これが葉すかしです。
また春先の新芽に対して、2回の芽切りを行う方法もある。最初に弱い芽を摘み、数日後、二番芽が出てきたところで強い芽を摘む。すると、秋には均一の短い葉がきれいにそろう。
枝の剪定
剪定は見極めが大切です。初心者にとっては最初はかなりハードルが高いですが、だんだん慣れてきますので、いっぱい失敗することが近道です。
正直不要な枝を切るといわれても、どこを切るか迷ってしまいます。剪定は樹形作りの基本となりますが、木の生長段階によって目的が異なってきます。
若木の場合は将来の姿を想定した剪定で、成木の場合は、枝順の決定や、細かい枝先を整える剪定が中心になります。
剪定するべき不要枝には、生長期に勢いよく伸びる徒長枝のほか「忌み枝」と呼ばれる種類がいくつかありますのでご紹介します。
「車枝」1カ所から何本も放射状に出る枝です。
「かんぬき枝」幹から一直線に左右に出ている枝です。
その他、立ち枝や逆枝、重なり枝、下向き枝などがあります。こうした不要枝は芽を残さないようにつけ根から切り落とすことが重要です。太枝の場合は、切るときは肉巻きを考えて多少えぐりぎみにしてカットします。
針金かけ
幹や枝をイメージ通りの樹形に仕立てたい、その様な時は針金かけが必要です。針金かけを行する場合は、まず手で軽く曲げてみて、幹や枝がしなることを確認しましょう。枝がかたい場合は針金をかけても折れるだけです。
針金の太さは枝や幹の太さによって使い分けます。針金は太い枝元から細くなる先端に向けて巻きつけていくのが基本です。
右方向へ曲げたいときには右巻き、左方向に曲げたいときには左巻きにが原則です。
曲げたい角度が急になるほど、針金の間隔を狭くし、ゆるやかな角度になるほど間隔は広めにするとよく効きます。
徐々に生長してきたら針金が幹にくい込まないうちにはずすようにします。
初めての盆栽【前編】
盆栽のオススメの用土の解説
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