こんにちは、このブログ記事を書いているGINZA HAIR（エトウ）です。福岡市中央区天神大名のGINZA HAIR SOLUTIONっていう美容室で髪切っとります。
ご新規さんはこちらのこだわりもご覧ください。
世界大会や技能五輪国際大会で日本代表として優勝・入賞をしたりしてます。
あと、GOOODS ARTっていうショップやHAIRCOMPASS™️っていう髪質性格診断を考案しました。本も2冊ほど出版しています。
好きな事して生きとります。興味のあることは、つくることです。もちろん一番は仕事です。だって毎日つくれますから！
趣味の植物栽培は20年弱でマンションのベランダと室内に1000鉢は管理しています。アデニウムやパキポディウムをはじめ多肉植物、サボテン、アロエ、盆栽とさまざまです。
その他絵描いたり、キャンプしたり、死ぬ日まで何かをつくって、研究して、それで生活できるなら幸せです。
それでは今回のブログの内容はこちらです。
今月の読書
今月は当たりでしたね。どれも面白くスラスラ読めるものばかりでした。その中で1つインパクトのある、
ゼロで死ね。
「DIE WITH ZERO」をレビューします。
まず題名に惹かれました。なんとなく想像はできますが、その通りでした。特に新しいこともないですし特段化学的に実証しているわけでもなく、エッセイに近い物です。著者の推奨する生き方をザッと報告している本です。
「早く気づけば、より良い未来を築ける」と思います。自分でも見返せるようにまとめています。
それでは本書で書かれてある「9つのルール」をざっと解説します。
今しかできないことに投資する
大切なのは「自分が何をすれば幸せになるかを知り、その経験に惜しまずお金を使う」ということです。
・健康なくして富に価値なし
・時間とお金を最大限に生かすための鍵はタイミングにある
・人生の充実度を高めるには価値ある経験
・時間とお金と言う限りある資源は何に使うかが重要
ひたすら貯蓄してどうなる
生きてる間に財産を使いきれる億万長者は滅多にいない、どんなに贅沢をしても1人の人間が自分のために使えるお金には限界がある。だから億万長者の多くは寄付をする。
しかし総資産のわずか1％に過ぎないお金を死ぬまで使い果たせてない。
人生はテレビゲームとは違って果てしなく好スコアを伸ばせば良いわけではない
若い頃に端金を貯めるな、お金や物のためにあなたが失っているものは計り知れない。
著者が参考にした本「your money for your life」
この本で人生の価値観が完全に変ったと言っています。
この本には「お金」＝「ライフエネルギー」と言っています。
ライフエネルギーとは、人が何かをするために費やすエネルギーのことで、働くことも、この有限のエネルギーを使っている。
仕事はライフエネルギーを奪い、代わりにお札と言う紙切れに変えているだけ。
ライフエネルギーを意識すれば、衝動的、習慣的に行動せず、理性的に判断しやすくなる。
この本は、誰かのために人生を犠牲にすべきではない、仕事や物質の奴隷になってはいけない、と呼びかけている。
節約人間への警告
「your money for your life」では、質素に暮らすことを進めている。なるべくお金をかけずにシンプルに暮らそうと言うわけだ。しかし、最大のポイントは経験の価値を信じることだ。
何かを経験するのに、必ずしもお金はいらない。無料でできることもたくさんある。しかし、一生記憶に残るような旅、素晴らしいコンサート、起業と言う夢の追求、新しい趣味など。これら素晴らしい経験にはお金がかかる、ときには莫大な額が必要になることもある。だがそれらは使う価値のあるお金なのだ。
心理学の研究でも、人はものではなく経験に金を使う方が幸せになれることを示している。ものは買った瞬間に喜びは大きいが、次第にその喜びは減っていく。だが、経験から得る価値は時間の経過とともに高まっていく。筆者はこれを、「記憶の配当」と呼んでいる。
節約ばかりしていると、その時にしかできない経験をするチャンスを失う。その結果、世界が必要以上に小さな場所になってしまう、人生は経験の合計からだからだ。
では、実際に最高の人生を送るために経験の価値を最大限に高めるためにはどうすれば良いのか?を作者が本書で答えている。
それが「ゼロで死ぬ」だ。
ゼロとはお金です。お金を使い切って死ぬ、とは今しかできない経験のために使えるお金を無駄に溜め込んでいる人に対する警鐘です。
さよなら蓄えるだけの人生
アリとキリギリスの話。アリ型の人は、もっとキリギリスの生き方をしちゃおう！っとススメています。つまり、今味わえるはずの喜びを極端に先送りすることに意味は無い。というものです。
ポジティブな経験を最大化することを考えながら、明確な将来の計画を持ち、同時に今を楽しむことも忘れない生き方こそ今の時代に求められています。
一刻も早く経験にお金を使う
人生で一番大事な仕事は「思い出作り」です。
現代社会は勤勉に働き、喜びを先送りすることを美徳としている。このような生き方の価値が持ち上げられすぎていると言うことだ。
その結果キリギリス的な生き方の価値が軽視されすぎている。つまりキリギリスはもう少し節約すべきだし、あるいはもう少し今を楽しむべきなのだ。本書はこの中間の適切なバランスを見つけることが重要なポイントになっています。
・経験をポイント化してみよう
そこで重要なのがどの年齢で、どれぐらい金を稼ぎ、どれぐらい楽しい経験にお金を費やすか、ポイントで価値を測る「記憶の配当」というもの。
経験からはその瞬間の喜びだけでなく、後で思い出せる記憶が得られる。
例えば「ファーストキス」「バックパック旅行」など
ゼロで死ぬ
スタバのコーヒーを毎日買っているあなたへ
毎日よくわからない自分の行動について自らの意思で判断を下すことを習慣にすれば自動運転モードの生き方を止められる。時間とお金の使い方を考えて選択していくことで「なんとなく毎日消費」を改善することができます。
お金を稼ぎたい中毒の末路
人生を存分に楽しむには、無意識の自動運転を止め、自らの意思で思う方向に操縦をしなければならない。
膨大な時間を費やして働いても、稼いだ金を全て使わずに死んでしまえば人生の貴重な時間を無駄に働いて過ごしたことになる。その時間を取り戻す術は無い。
「ゼロで死ぬ」が響かなない人は、その抵抗心がどこから来るのか考えよう。とまで言っている。
仕事が好きという人にも、仕事以外のことでお金を経験に変えよう。
人生最後の日にを意識する
お金を稼ぎたい中毒でも良いが、人生は富の最大化がゴールではない。人生の喜びを最大化する方法を探すことが重要である。
人生最後の日はわからない。死が迫っていないと、合理的な判断ができない。だから人生の残り時間を意識しよう。
「ゼロで死ぬ」とは、金だけの問題ではない。それは時間の問題である。限られた時間とエネルギーをどう使うべきかを優先しなければならない。
子供には死ぬ前に与える
親の財産を分け与えるのは子供が26〜35歳の時が最善。
既に資産があるのならたとえ仕事がマイナスになるとしても子供と過ごす時間を増やしたほうがいい、6歳の子供は6歳のままではないのだから。でないとかけがえのない機会が次第になくなっていく。
お金には価値があり、お金を使って有意義な経験ができる。子供と過ごす時間もこの有意義な経験に含まれる。
死後に慈善団体に寄付する人がいるがそれであれば生きているうちに行動すべきだ。チャリティーは待ってはくれない。
年齢に合わせて金、健康、時間を最適化する
支出と貯蓄のバランスを最適化させる。
若い頃は貯蓄よりも、自分の経験に使おう。と言っても、闇雲に高いレストランに行くことや聞き分ける事ができない程の高いステレオを買う。これはただの散財です。
浪費は、将来の収支と貯蓄のバランスを最適化できない。今しかできない経験と価値あるものだけに支出し、将来のことも考える。
「収入の◯割を貯蓄する」はやめる
一般的には8：2で2割を貯蓄だが、人生のステージで割合は変えるべきである。若い時と年老いた時では時間とお金の価値は変わる。何故か、それは老化と健康がお金よりも大切だから。
健康上の問題は年齢が上がるにつれて大きな制約になり、高齢者では最大の制約になる。
心理学のマシュマロテスト
今の1つを取るか未来の2つを取るか
今年旅行に行くか、それとも〇〇年後に2回行くかと考える。
今できる経験を2回するために、本当に10年も待つべきなのか。
先送りすることで楽しみが増える経験もある。
「金」「健康」「時間」のバランスが人生の満足度を高める。
この図からわかるように、若いうちはもっと自由な時間を大切にすべきだ。中年以降は余裕があるからもっと積極的に金で時間を買うべきだ。つまり金ではなく、健康と時間を重視するとそれが人生の満足度を上げるコツになる。
健康の改善は、人生を大改善する。
やりたいことの「賞味期限」を意識する
私たちは皆、人生のある段階から次の段階へと前進し続ける。ある段階が終わる事で小さな死を迎え、次の段階に移る。
実際のところ、私たちが思っているほど先延ばしできない経験は多い。
死ぬ前に後悔することトップ2
①勇気を出して、もっと自分に忠実に生きればよかった。
②働きすぎなかったらよかった。
「一生懸命子育てしたことを後悔する人」はいなかったようです。
死ぬまでにやることリスト作成し、何歳で実行することが望ましいか精査する。
物事はそれを行うために相応の時間がある。
45〜60歳資産を取り崩し始める
筆者の人生最大最高のパーティーはとても凄いもので、一番感動した項目でした。
資産を切り崩すタイミングを見極める
「45〜60歳」これに向けて計画を立てて資産の管理計算をする。この期間が老化とお金のちょうどいい年齢だそうです。
大胆にリスクを取る
歳をとると、失うものが増える。成功して得られるものも少なくない。
リスクを簡単に取れる時期を生かしきれてない人が多い。
大胆に行動するための3つのポイント
1、人生の早い段階が良い
2、行動を取らないことへのリスク
3、リスクの大きさと不安を区別すべき
若い時に大胆に行動することの価値に早く気づくべき。80歳になった時に潤沢な資産があるかではない。
「ゼロで死ぬ」とは、人生と時間を無駄にしない為の教訓なのです。
その他の読書
ライフサイエンスを読んで見たいけど分厚いので、さらっと知りたい人用です。今月の読書。
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最後まで読んでいただいてありがとうございます。
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