こんにちは、このブログ記事を書いているGINZA HAIR(エトウ)です。福岡市中央区天神大名のGINZA HAIR SOLUTIONっていう美容室で髪切っとります。
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世界大会や技能五輪国際大会で日本代表として優勝・入賞をしたりしてます。
あと、GOOODS ARTっていうショップやHAIRCOMPASS™️っていう髪質性格診断を考案しました。本も2冊ほど出版しています。
好きな事して生きとります。興味のあることは、つくることです。もちろん一番は仕事です。だって毎日つくれますから!
趣味の植物栽培は20年弱でマンションのベランダと室内に1000鉢は管理しています。アデニウムやパキポディウムをはじめ多肉植物、サボテン、アロエ、盆栽とさまざまです。
その他絵描いたり、キャンプしたり、死ぬ日まで何かをつくって、研究して、それで生活できるなら幸せです。
それでは今回のブログの内容はこちらです。
世界保健機関(WHO)も認めるか?!
世界保健機関(WHO)の研究機関が、飲料や食品に使用されている人工甘味料アスパルテームを「ヒトに対して発がん性がある可能性」のリストアップした報じている。
アスパルテームの説明は後でしますが炭酸飲料やガムなど、様々な商品で甘味料として広く使われています。
関係者がロイターに語ったとされる内容によると、WHOの国際がん研究機関(IARC)の審査後、アスパルテームは7月14日にリストに掲載されるという。
しかし、この決定にはヒトがこの製品を安全に摂取できる量は考慮されていない。
この判断を下すIARCの広報担当者は、調査結果は7月まで非公開とするが、報告書は「発がん性を理解するための最初の基本的なステップ」になると述べた。
IARCは以前にも、徹夜で働いたり、レッドミート(牛・豚・羊などの哺乳類の肉)を食べることを「ヒトに対しておそらく発がん性がある」と分類し、批判された。
IARCによると、スマホの利用も「発がん性がある可能性」があり、アスパルテームと同じカテゴリーに分類されていると報告している。
人工甘味料って何?
人工甘味料とは、砂糖など天然の甘味料の代わりに甘味をつけるために使われる食品添加物です。
飲み物やゼリーなど幅広い食品に使われています。
近年ではビールや酎ハイ、ガムやアメ、ありとあらゆる甘さを感じるものには代用が進んでいて、賛否が分かれているところです。
今回は人工甘味料の「?」を解説していきたいと思います。
世界で使われている主な人工甘味料は4種類です。
・アセスルファムカリウム
・アスパルテーム
・スクラロース
・サッカリン
糖 類 ショ糖、ブドウ糖、果糖、異性化糖(果糖55%)水あめ、乳糖
糖アルコール ソルビトール、マンニトール、マルチトール、キシリトール、還元パラチノース
天然甘味料 ステビア、グリチルリチン、ソーマチン、モネリン
人工甘味料はショ糖の200〜700倍の甘さを感じます。
甘さを感じるメカニズム
甘味など味は、舌の表面などにある味蕾(ミライ細胞)と言う部分で感知されています。味蕾には、味細胞が集まっており、特定の物質と結合することでその物質を感知できるセンサーです。
味に対するセンサーが甘味の物質を受け取ると刺激が神経を伝わって脳に届きます。
こうして私たちは甘いと感じるのです。このメカニズムは天然の甘味料でも人工甘味料でも感じ方は同じなんです。
では、人工甘味料は何が違うのか?
何故、とりすぎると悪いのか?
人工甘味料はエネルギー源にはならない
お菓子や飲み物に多く使われている人工甘味料。
砂糖にはカロリーがあるのに対し多くの人工甘味料はカロリーがないのです。
なぜなのでしょうか?
それは砂糖が体のエネルギー源を作るのに対して、人工甘味料は体のエネルギー源を作れない為です。
体のエネルギー源とはアデノシン三リン酸(ATP)です。これは食物を消化吸収してできるグルコースやフルクトースなどの材料が何段階も変化する化学反応によって作られます。
砂糖デンプンなどの糖質は体の中で分解されてグルコースやフルクトースになるためATPを作ることができます。
しかし人工甘味料は化学構造が異なるためグルコースやフルクトースにはなりません。
つまり人工甘味料から体のエネルギーであるATPは作り出せないのです。
このため人工甘味料はカロリーゼロでありダイエット食品に添加されているのです。
しかしそれによる弊害もあるのです。
人工甘味料は、実験中に偶然発見された
人工甘味料はどのようにして作られたのだろうか。
例えばアスパルテームはフェニルアラニンとアスパラギン酸と言う通常の食品中にも含まれている2つの成分をくっつけることで作られています。
人工甘味料は、もともとは食品に添加するために作られたわけではないのです。
例えばサッカリンは、アメリカの科学者が食べ物とは関係のない物質を合成する実験を行っていた時に、ノートのページをめくろうとして指先をペロリと舐めると甘かったことがきっかけで発見されました。
アセスルファムカリウムやアスパルテームも同じように、実験中に偶然に発見されました。現在甘味を感じる物質のうち安全性が確認されたものだけが人工甘味料として食品に使用されています。
動物実験によって、毎日摂取しても体への影響が出ない量の最大量を調べ念のためにその値に設定されています。
しかし、少しだったら良いという話でもない。安全性に関しては、意見の分かれる成分ですので、私は使用は控えています。
人工甘味料摂取のリスク
もう既に多くの書籍やメディアで人体への影響が取り出されています。特に安全性に関しては、意見が分かれているところです。
そんな点からも気になる人も多いのではないでしょうか。
甘味受容体は腸内にもあり、甘味の物質が腸内の甘味受容体で受け取られると、エネルギーになるグルコースを小腸から取り込もうとする働きが促されます。また、消化に関わるホルモンの分泌も促されます。
人工甘味料に対しても腸内に甘味受容体が反応して、同様のことが起きます。
つまりカロリーのない人工甘味料であっても、大量に摂取し続ければ、糖の取り込みに影響があることになります。
最近では人工甘味料が糖尿病のリスクを高めるといった危険性も指摘されています。
中でも、アセスルファムカリウムは副作用があるという報告があります。体重1kgあたり15mgの摂取量を超えた場合、吐き気、鬱病、頭痛、発がん性のリスクが高まるというものです。
アスパルテームは腸内で代謝されて、アスパラギン酸とフェニルアラニンというアミノ酸に分解されます。このため、フェニルアラニンを代謝するための酵素の活性が生まれつき低い「フェニルケトン尿症」の人には注意が必要です。
人工甘味料は腸内細菌の悪玉菌が反応し、悪いガスを出すことが研究の結果わかってきました。腸内環境の悪化、悪玉菌の活性化により、太りやすい体質になったり、免疫力が低くなる傾向が報告されています。
通常は、血糖上昇にともなってインスリンが分泌されて糖代謝がはじまりますが、習慣的な人工甘味料の摂取により耐糖能(血糖値を正常範囲に保つ能力)の異常をきたし、糖尿病の発症や悪化をもたらす報告が近年増えています。
これは、人工甘味料の摂取後に血糖値の上昇が起こらないことが要因とされています。
そのため、エネルギーの恒常性が崩れ、脳の反応を介して摂食行動が促進されたり、甘味に関する感覚が鈍くなり、より甘い糖質を多く摂取したりするため、太りやすくなったり、摂食障害になる危険性が考えられます。
また、人工甘味料により腸内細菌叢に変化が起こり、耐糖能異常が引き起こされるとも考えられています。
人工甘味料による依存性や血糖値異常などの危険性はもちろんの事。
肥満や糖代謝への悪影響については、現時点では実はまだ不明な点が多いんです。
この先人工甘味料を取り続ける事への人体実験に参加するかしないかはあなた次第です。と言われている様なもんです。よね?
本日のハサミの独り言は、人工甘味料の話でした。
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