こんにちは、このブログ記事を書いているGINZA HAIR(エトウ)です。福岡市中央区天神大名のGINZA HAIR SOLUTIONっていう美容室で髪切っとります。
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世界大会や技能五輪国際大会で日本代表として優勝・入賞をしたりしてます。
あと、GOOODS ARTっていうショップやHAIRCOMPASS™️っていう髪質性格診断を考案しました。本も2冊ほど出版しています。
好きな事して生きとります。興味のあることは、つくることです。もちろん一番は仕事です。だって毎日つくれますから!
趣味の植物栽培は20年弱でマンションのベランダと室内に1000鉢は管理しています。アデニウムやパキポディウムをはじめ多肉植物、サボテン、アロエ、盆栽とさまざまです。
その他絵描いたり、キャンプしたり、死ぬ日まで何かをつくって、研究して、それで生活できるなら幸せです。
それでは今回のブログの内容はこちらです。
盆栽の水やり3年?!
植物栽培をスタートしたばかりの頃、同じ様に育てているのに勢いの良い株とそうでない株があります。土なのか?太陽なのか?水なのか?迷ったり、失敗した経験があると思います。
私もそうでしたが、いつまで経っても教科書通りでは、うまくいかない時が必ず来ます。
その最初に来るハードルが水やりなんです。
灌水は、盆栽ではよく水やり3年などと言われるほど難かしく、盆栽に対する基礎の第一歩になっています。
同じ樹種でも環境や用土、樹勢などで乾き方が違ってきますし、水やりで育ち方や樹勢も変わってきます。
それこそ地方によっても乾き方がだいぶ違いますので、管理している盆栽に合った灌水方法を研究することが大事です。
それが上手くいくようになるのに3年要するということなのです。
先にお伝えします!
この記事を読んでも「水やり」の正解は書いておりません。
なぜなら!正解は「あなたに合った方法を見つける」というこが正解なので、ここではそのポイントをいくつかまとめております。
自分流の灌水を見つける
では実際にどういったことに気をつけて行うのが良いかまとめました。
ステップ① 毎日の灌水の際、個々の植物をよく観察すること
・植物の乾き方と健康状態を見る
植物は、常に一定に水を吸ってくれるわけではありません。春夏秋冬、季節や剪定後、植え替え後、針金かけ中、害虫、薬害、さまざまな理由で水の吸い上げが悪い時もあります。
特にマンションやベランダでの育成では、太陽が片側しか当たらない場合は、裏と表では日陰と日向を作ってしまい、鉢の乾き具合も変わってきます。適度に鉢を回すなりの対策が必要になります。
一つ一つ対峙して、植物を観察することが、水やりの目的でもあります。
・個々の鉢の性質を覚え込む
鉢も水の渇きに左右されます。素材・形状・深さ・色によって、様々な状況が異なります。素焼きの鉢は育成には向きますが鑑賞価値はありません。逆に、陶器や磁器は鑑賞価値は上がりますが、育成には向いていません。
小さいうちはプラ鉢がおすすめです。
同じ植物であっても、鉢の環境で全く違う水の渇き具合になりますので、鉢の性質も覚える必要があります。
・土の配合で乾きも変わる
水とセットで考えなければならないのが用土です。用土は、環境や水を上げる頻度など日照などを考えて、早い段階でオリジナルブレンドを考えましょう。
ステップ② 雨の日などは特に気をつける
・雨の日だから水はあげなくて良い?
通り雨や小雨だと、葉の多いものなどは鉢中まで水が浸みていないので灌水を忘れないようにしましょう。特に春から夏にかけてはしっかりチェックを行いましょう。
・軒下に取りこんだものも忘れず灌水する
軒下やベランダ雨除けがある場所は、雨がほとんど当たりませんので、必ず灌水は行いましょう。
意外と軒下に取り込んだ鉢や棚の下の鉢は忘れやすいです。夏場は特にチェックしましょう。
・植替えしたてのものは長雨に注意する
植え替えしたばかりの木は、根から水を吸い上げる力がまだ弱いので、長雨によって根腐れする恐れもあります。
植え替え後は、半日陰で養生させて、徐々に定位置に戻しましょう。
ステップ③ 時間を決めて定期的に行なうこと
・不規則な灌水は健全な発育に害があるだけでなく、鉢ごとの乾き具合の差がわからなくなってしまいます。
<季節ごとの注意点>
春
・春先は日中10〜2時くらいまでに灌水する。早朝や夕方はまだ寒い場合があるので注意する。
・暖かくなったら日中葉水を行なうのもよい。
夏
・日中の灌水は葉にかけず、根にたっぷりと与えるようにする。この時、鉢も冷やす様にかける。
・ホースで灌水する場合、中に残っている水が熱湯になってしまうので、必ず冷たい水が出るまで待ってから灌水する。葉水を与える場合は日が陰ってから行なうようにしましょう。
秋
・寒くなってくるので葉水は与えない。
・秋の終り頃は日中に灌水を行なうようにする。
冬
・灌水は日中の11時〜2時頃までに行なう。根を凍らせないように注意する。
・葉水は与えない。
その他
・灌水は、必ず樹の前と後ろからたっぷりと行ないます。
・ホースで行なう場合は、水圧をあまり上げずに、弱くして行なうようにしてください。シャワーノズルがおすすめです。
1回に与える量は鉢の底からたっぷり水が流れるくらい与えます。そうすることで水と一緒に酸素も届けることができますし、害虫の予防にもなります。
同族の植物はグループ分けしておくことをお勧めします。その方が管理がしやすいし、育成や病気の状況が把握しやすいです。
【コラム】灌水に適した水は?
石けんを使っても泡立ちの悪い水があります。この水を化学的に調べてみると、カルシウム塩マグネシウム塩を含んでいることがわかるのですが、このように塩類を含んでいる水を、硬水といいます。
これに対して、蒸留水や雨水はよく泡立ち、これらを軟水と呼びます。硬水の中に溶け込んだ物質のうち、カルシウムイオンやマグネシウムイオンのような金属イオンは、石けんの脂肪酸と結合して水に溶けないカルシウム塩やマグネシウム塩をつくります。これらは、粘りのある固形物となって洗濯を妨げることもあります。
日本は多雨多湿の国ですから、川の水や地下水で洗濯不可能ということはまずありませんが、外国では、割合に硬水が多いようです。
盆栽を培養する場合の灌水も、硬水ではその含有物が葉を汚染したり、土壌をアルカリ性にしたり、その生育を妨げます。
日本の植物の大部分は微酸性土壌を好みます。 軟水を使用することは言うまでもありません。つまり雨水や地下水、水道水で灌水を行ない、当たり前ですが、盆栽の生命線ですので、海水や鉱泉の水等は使用しないようにしましょう。
【まとめ】自分流水やりの見つけ方
以上が、植物を枯らしてしまう原因の第一位の水やりでした。
その答えは、盆栽の水やり3年と言うように、灌水のコツは1にも2にも観察です。
早く、自分流の灌水を見つけることがとても重要です。同じく重要な土選びもセットで考えてみるのはいかがでしょうか?
おすすめのブレンドもご紹介しています。
初心者でも簡単な土のブレンド。おすすめ用土3選と土の特徴を徹底解説。
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