こんにちは、このブログ記事を書いているGINZA HAIR(エトウ)です。福岡市中央区天神大名のGINZA HAIR SOLUTIONっていう美容室で髪切っとります。
ご新規さんはこちらのこだわりもご覧ください。
世界大会や技能五輪国際大会で日本代表として優勝・入賞をしたりしてます。
あと、GOOODS ARTっていうショップやHAIRCOMPASS™️っていう髪質性格診断を考案しました。本も2冊ほど出版しています。
好きな事して生きとります。興味のあることは、つくることです。もちろん一番は仕事です。だって毎日つくれますから!
趣味の植物栽培は20年弱でマンションのベランダと室内に1000鉢は管理しています。アデニウムやパキポディウムをはじめ多肉植物、サボテン、アロエ、盆栽とさまざまです。
その他絵描いたり、キャンプしたり、死ぬ日まで何かをつくって、研究して、それで生活できるなら幸せです。
それでは今回のブログの内容はこちらです。
植物をタネから育ててわかる、全てが発芽するとは限らない。
植物をタネから育てる場合、発芽するからタネを植えると思うのですが、なんの疑いもなく土にタネ撒いて水をかけて数日すれば発芽が始まると思いますよね。
しかし、「タネから芽がでるために、タネの中でどんなことが起こっているのか」と考えながら撒く事はありませんよね。
なぜなら、植物を購入するほとんどの場合、発芽したあとの苗もしくは完成樹を買います。だからタネが発芽するためにタネの中で起こる出来事には関心は向きません。
植物のタネは、もちろん生きものです。タネは、私たちと同じしくみで生きています。そして、次の世代に命をつなぐために、様々な機能や情報が遺伝子に組み込まれています。
タネから発芽した芽生えは、もちろん足がないので動いて自分の育ちやすい場所に移動することなどできません。芽生えが動かず生きていけるのは、その機能を十分に発揮できる「時」と「場所」を選んでタネは発芽しているのです。
もしタネが発芽する「時」と「場所」を誤れば、発芽したばかりの芽生えは、もっている機能を発揮しないまま枯れるこになります。
タネは全部が発芽するとは限らない
タネを育ててみて分かるのですが、発芽率これがなかなか難しいのです。タネをまいてもすぐには芽が出てきません。植物の発芽に必要な条件は、「水分」「温度」「空気」であると、理科の教科書で習ったと思います。しかし、植物のタネの多くは、この三つの条件がそろってもなぜか芽を出さないのです。
たとえば、自然界で春に芽を出し、夏に成長して、秋にタネを残して枯れる1年草。この植物のタネは秋に土の上に落ちます。もし、この時「水分」「温度」「空気」の条件がそろったとしたらどうでしょうか。この植物のタネは秋に芽を出してしまいます。そして、やがて来る冬の寒さで枯れてしまいます。
自然界の植物は自分で芽を出す時期を決めなければなりません。そのため、発芽の条件がより複雑なのです。発芽に必要な条件がそろってもタネが芽を出さない状態を「休眠」と言います。春に芽を出す植物は、冬の寒さを感じる事で休眠から目覚める仕組みを持っています。寒い冬の後に春が来る事を知っているのです。
しかし、すべてのタネが一斉に芽を出す事はないのです。休眠からの覚醒程度は、タネによってさまざまで芽を出したり出さなかったりするのです。
なぜかと言うと、自然界では何が起こるかわかりません。もし一斉に芽を出して何か不測の事態が起こってしまったらどうなりますか?
その植物は全滅するでしょう。
そのため一斉に発芽しないのです。芽を出さずに地面に転がってたり、土の中で眠り続けるタネがある事で生き残るような仕組みになっているのです。植物はいざという時の為に、土の中に種子を貯めておきます。
植物の種子の多くは光が当たると芽を出すという性質を持っています。
例えば、庭の雑草きれいに草取りをすると、今まで光が届かなかった地中にまで光が届きます。あっという間に雑草が芽を出してきて、かえって雑草が増えてしまったなんてのはこの為です。
中にはタネ以外にも芽を出す植物がいます
竹は、地下部が伸びて子どもの芽をだします。イチゴはランナーと呼ばれる茎が伸びます。どちらもタネではなく、子株をどんどん広範囲に貼って増やしていきます。
その他に、コダカラベンケイソウやセイロンベンケイソウでは、葉っぱの周縁にあるギザギザの切れ込みから、いくつもの芽がでてきます。
増やすという事で言えば、人為的に植物を挿し木や接ぎ木で増やすこともできます。また、株分けすることで増やすこともできます。
このように、種子植物であっても、タネに頼らず、芽をだして新しい個体を生むことができます。これらは、オスやメスという生殖とは違い、同じ遺伝子を持つクローンを作るといった作業になります。
発芽率を上げる
発芽率を上げるには、その植物がどういった場所で繁殖したのかを知ることが重要になってきます。砂漠で繁殖した植物がある一方で、標高の高い山間部で繁殖する植物、湿地帯で繁殖する植物、寄生する植物、その繁殖の様子をイメージすることで、発芽率を高めることに繋がります。
そのタネがどのように出来て、どのように過ごし、どのタイミングで発芽しているのか?
その謎を解くことが、本来の植物を育てる面白さなのです。
まずは調べよう。そして実験して、データを貯めてトライアンドエラーです。
種はどこで手に入れるの?
手っ取り早いのは、その辺で拾う。街路樹や公園、山や自然があれば植物はどこにでも自生しています。その品種を知っていないと探すのは難しいですが、ネットで調べれば種の形なんかはすぐにわかります。
もう一つは、食べた後にタネを取る。フルーツや野菜は必ずタネがあります。そのタネとれる品種は食べた後に乾燥させて撒けば芽は出ます。アボガド、葡萄、柑橘系、などは割と簡単に発芽します。
購入するという場合は、Amazonや楽天やYahooでも、タネは購入できます。
オススメなのが、ドイツの種子販売業者「Koehres(ケーレス)」です。日本では取り扱いの少ない希少な品種の種を輸入できます。是非、実生株にチャレンジして見てはいかがでしょうか。
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