こんにちは、このブログ記事を書いているGINZA HAIR(エトウ)です。福岡市中央区天神大名のGINZA HAIR SOLUTIONっていう美容室で髪切っとります。
ご新規さんはこちらのこだわりもご覧ください。
世界大会や技能五輪国際大会で日本代表として優勝・入賞をしたりしてます。
あと、GOOODS ARTっていうショップやHAIRCOMPASS™️っていう髪質性格診断を考案しました。本も2冊ほど出版しています。
好きな事して生きとります。興味のあることは、つくることです。もちろん一番は仕事です。だって毎日つくれますから!
趣味の植物栽培は20年弱でマンションのベランダと室内に1000鉢は管理しています。アデニウムやパキポディウムをはじめ多肉植物、サボテン、アロエ、盆栽とさまざまです。
その他絵描いたり、キャンプしたり、死ぬ日まで何かをつくって、研究して、それで生活できるなら幸せです。
それでは今回のブログの内容はこちらです。
【結論】美容室で「流行りのヘアスタイルは・・・」
今の流行りのヘアスタイルってなんですか?
流行りがないのが流行りです。
お客様「今の最新のヘアスタイルはなんですか?」
私は、最近はこう答えます「ない」です。
詳しく解説したいと思います。
そもそも流行りって何?!
トレンド=流行
流行って何?
トレンド(英語:trend)とは、時代の趨勢、潮流、流行のことを指す。ファッション、マーケティング、経済動向分析などの分野でよく使用される。日本では、1980年代のバブル期(1985年頃から1993年頃)に「トレンド」という言葉がもてはやされた。経済紙/誌上のトレンド分析、トレンディドラマ、月9、トレンディ俳優といった言葉が生まれた。
Wikipediaより抜粋
知らない方もいるかと思いますが、トレンドは以前はゆっくり進み大多数の方が同じでした。
昭和のへアスタイルは「聖子ちゃんカット」と言われる時代がありました。皆さんが同じヘアスタイルでも違和感なく、それが流行!と真似をしていました。
「ワンレンボディコン」バブル時代のW浅野、その後カリスマ美容師ブームで「紀香ヘアー」「あゆカット」「梨花ヘア」「キムタクヘア」などある一定のムーブメントがありました。
2000年以降に入り、イメージは雑誌単位でした。
例えば 「CANCAM」=エビちゃんをイメージすると思います。現在は中条あやみさんでしょう。その他、トラウデン、めるるだと思います。と同時にヘアスタイルはロングレヤーの空気感のあるパーマスタイルなど、ある程度イメージスタイルがありました。そして、読者はモデルを真似する傾向がありました。 「NON-NO」であれば本田翼さん、スタイルはショートで動きがある軽いスタイルです。
しかし、スマホの普及で流行り、流行り方が変化しました。
ムーブメントは創りにくい時代
現在も芸能人の影響力は大きいですが以前程の影響力はなくなってきているように思います。
さまざまな理由があります。
一番は、きれいな芸能人はどんなヘアにしても似合ってしまうので、自分に似合うかどうかはわからない。お仕事としてヘアスタイルをしっかりスタイリングされています。ヘアカタログも造りすぎて再現できません。
もう一つは、世界中のトレンドの中から自分に合うメディアをセレクトできるようになったことです。インスタなどSNSなどで評価の多いインフルエンサーが最前線になってきています。
インフルエンサー=影響力
単純に、影響力(有名人)を持つ人が増えたと言うことになります。
コロナ以前はアメリカで一定のムーブメントになったバリアージュカラー、バレイヤージュ、インナーカラー、インナーメッシュ、などのオリジナル性の高いカラーリング。
今現在は、韓国っぽさが一定のムーブメントがあります。
しかし、いくら流行っているからと言って全てを真似るのは似合わない可能性が大きいし、なんかダサくないですか?!
私の考えは、似合っているが大前提だと思います。そこにプラスアルファ(今っぽさ)を味付けに入れることが大事だと思います。
この「プラスα」こそが美容師の個性に求められる条件になります。
「プラスα今っぽさ」って
SDGsが社会全般に広がりを見せる中、ファッション業界もその波は小さくはありません。
最新のファッションほど価値が低下して、リサイクルブランドや一点物の古着などが価値が上がるという、逆転の現象が起きています。
そこには、大量生産、大量消費、ファストファッションなど、新しいものが安く、その先のオシャレは一点もの「オートクチュール」の自己演出が最先端になっています。
表現することが、単純に新しいのです。
美容室やヘアスタイルも表現を具現化できるスタイリストが求められているように思います。
「プラスα」=「自己表現」
どんなヘアスタイルでも「似合わせること」を提案していきたいと思います。
今現在の流行りは「自己表現」なんです。なんか、当たり前のように聞こえますが、ジェンダーレスやSDGsなどの、社会の流れにファッション業界も敏感に反応している結果だと思います。でも、よくよく考えてみると「ファッション」=「自己表現」なので、個々の表現のツールなんですよね。あなたらしく!エンジョイ!!ということなんです。
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