こんにちは、このブログ記事を書いているGINZA HAIR(エトウ)です。福岡市中央区天神大名のGINZA HAIR SOLUTIONっていう美容室で髪切っとります。
ご新規さんはこちらのこだわりもご覧ください。
世界大会や技能五輪国際大会で日本代表として優勝・入賞をしたりしてます。
あと、GOOODS ARTっていうショップやHAIRCOMPASS™️っていう髪質性格診断を考案しました。本も2冊ほど出版しています。
好きな事して生きとります。興味のあることは、つくることです。もちろん一番は仕事です。だって毎日つくれますから!
趣味の植物栽培は20年弱でマンションのベランダと室内に1000鉢は管理しています。アデニウムやパキポディウムをはじめ多肉植物、サボテン、アロエ、盆栽とさまざまです。
その他絵描いたり、キャンプしたり、死ぬ日まで何かをつくって、研究して、それで生活できるなら幸せです。
それでは今回のブログの内容はこちらです。
沖縄県の首里城の火災から2年になります


沖縄県の首里城の火災からもう2年経ちました。「ハロウィン」のたびに思い出すことになりそうですね。沖縄のシンボルが火の中にある映像は、本当に目に焼き付く悲しい出来事でした。嫁が沖縄出身ということで、実家に行く時は当たり前にあるものだったので、頻繁に行く様な場所では無いですが、沖縄といえば、美ら海水族館と並ぶ観光スポットです。
出来ることは寄付ぐらいで、早く沖縄の人々に、そして、世界遺産として、早く復興することを望んでいます。
10月31日から、正殿などが焼失した首里城公園で首里城祭が始まりました。
首里城祭は毎年この時期に開催されていますが、去年は火災があって中止となりました。火災から1年を迎えた31日は朝早くから多くの人が首里城公園を訪れています。今年は正殿周辺で公募で選ばれた国王と王妃が登場するほか、琉球舞踊や琉球古典音楽の公演が行われます。首里城祭は来月3日までです。

今回は、その代表的な赤瓦の原料をご紹介します。実はGINZA HAIR SOLUTIONでは、15年前からサロンでエステやトリートメントとして使っていました。
首里城の赤瓦の主原料は沖縄本島の泥岩「クチャ」です
「クチャ」とは沖縄の方言で「泥」のことです。
赤瓦の主原料は「クチャ」と呼ばれる沖縄本島中南部に豊富な泥岩です。赤瓦は、黒っぽい灰色の泥岩「クチャ」80%に少し赤土20%の割合を加え、成形して50日ほど自然乾燥させてから焼き上げ作られます。
独特の赤色はクチャに含まれた鉄分が反応して絶妙な赤みを生み出します。その割合や焼き具合など熟練の匠の技と言えます。しかし、現在は窯もガスに変わり、後継者不足で存続が危ぶまれています。
赤瓦には水分を吸収する性質があり断熱効果があり、屋根に使用すると室内の温度が3~5度低くなるというデータもあります。特に首里城の瓦は高めの温度で焼き上げており、より吸水性が高いと言われています。
最近流行の珪藻土と似た様な構造となっています。
赤瓦職人の後継者なく製法再現が難しい
赤瓦は青い海と空に映え、景観美を作る。首里城に使う赤瓦は、民家のものとは別格の品質です。瓦職人などでつくる「沖縄県琉球赤瓦漆喰施工協同組合」は、焼失した正殿の赤瓦を回収し、再利用できるものは使うとしています。
この別格の赤瓦は5年前に亡くなった職人が作ったらしく、土の配合や高温での焼き上げなどを工夫しているといい、つややかな表面と頑丈さが特徴の様です。だが、この職人の後継者がおらず、今では独特の製法を再現できなくなっている様です。
現在は、急務で後継者に技術の継承をしているそうです。
土採取地に公共施設が建ち入手困難になった
さらに原料の一部に使った同県名護市の土の採取地には、公共施設が建ってしまっていて。もうこの土は入手できないとのことです。関係者は「似たものはできるだろうが、同じものを作るのは不可能だ」と説明しています。
瓦職人は現在、数十人で前回の復元工事の時からさらに半減していて、製造が可能になったとしても、正殿だけで約五万枚いるそうです。職人の人手が足りないのが現状の様です。再建に向けては職人の技術継承や原料の確保など、赤瓦だけでも、首里城の復興には課題が山積なんです。
そんな中良いニュースも入っています。
与那原町の窯元で29日、窯の扉が3日ぶりに開けられ、中から出てきたのは約80枚の赤い瓦。縦25センチ、横19センチ~23センチ、厚さは2センチほど。首里城の正殿に向かう際、最後にくぐる「奉神門」の修復に使う瓦の試作品の第1号だ。手がけたのは与那原町の島袋瓦工場。試作品を見た専務の島袋拓真さん(41)は胸をなでおろした。「これならゴーサインが出せる」表面のなめらかさは改良の余地があるとしながらも、形が変わったり、割れたりしたものはなかった。そして色。想像より明るめの赤に仕上がったが、年数がたてば落ち着くといい、「いい色になった」と話す。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/53e306124de8650cf55fe5c5072175581cf4abaa
クチャは沖縄でしか取ることができない
クチャは、今から200~300万年前、往時の大陸の泥が海底に流入し堆積したとする説や中国大陸からの黄砂が季節風に乗り沖縄方面に飛来し、それがサンゴ礁に堆積したとする説がある。
クチャはもともと海底に堆積した粘土なので、貝の化石やサンゴの死骸を多く含み炭酸カルシウムやミネラルを豊富に含んでおり、火山灰などの高温・高圧でできた火成岩とはまったく成分が異なる。
クチャは昭和44~45年頃から瓦原料として使われるようになった。クチャは瓦原料・陶器原料としては多くの長所と短所を持っている。しかし、視点を変えれば長所は短所、短所は長所となり得るものでありこの唯一無二の「クチャ」は原料として大きな可能性を秘めたものである。
沖縄陶器の主原料ともなる土壌粘土
沖縄の赤土には、島尻マージと国頭マージがある。島尻マージは、琉球石灰岩の風化物とみなされる土壌粘土であり黄色~黄褐色、赤褐色の土壌で、沖縄本島中南部、宮古島に分布している。
国頭マージは、沖縄本島北部(読谷村以北)の山間や畑土に堆積している土壌粘土であり久米島、石垣島、西表島、与那国島などにも分布している。
両者の違いは、成因的な違いとも相まって、島尻マージがアルカリ性土壌、国頭マージは酸性土壌ということである。その中で沖縄陶器の主原料となっているのが国頭マージである。
国頭マージは白色~赤褐色まで多種多彩に変化しているため陶器原料としての扱いも、作るものの形、用途、機能によって使いこなす必要がある。
「クチャ」はカルシウムやミネラルなどを豊富に含んでおり美容効果も
長年沖縄の海に堆積した粘土状の土なので、沖縄では琉球王朝時代から女性たちはクチャを乾燥させて髪洗粉として使用したり、そのまま顔に塗りパックしたりと馴染みのあるものだったそうです。
なんとクチャは地中海や死海との粘土と同様の性質があると最近の研究で解っています。
クレイと同じ様に泥パックはお肌にミネラル交換や、美容の効果など期待できます。
ものすごい粒子が細かいので、汚れの吸着性に優れており毛穴の黒ずみに効果的、さらにミネラルを豊富に含んでいるのでくすみを明るくする美白効果も期待できます。
さらには微電流作用があり、血行や代謝を促進するため、顔などの筋肉のコリをほぐす効果もあり、洗髪にまで使える万能化粧品と言えます。
GINZA HAIRでもクレイパックやクチャパックが出来ますので、お時間ある時にご体験ください。
クレイやクチャを詳しく知りたい方はこちら
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沖縄のシンボル「首里城」再建支援プロジェクト
こちらのクラウドファンディングだけで10億近い資金が集まっています。その他、各方面からの支援があって、再建に向けて1年、今後本格的に進んでいくと思います。
日本の宝を、世界の宝を大事に、そして以前よりも意味のあるものになると信じています。
できる人が出来ることを…
ginza hair solutionも復興のプロジェクトに関わっており、首里城の赤瓦の破片を実際に見ることができます。サロンに来店の際には、ぜひいろんな思いを感じていただければと思います。
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