こんにちは、このブログ記事を書いているGINZA HAIR(エトウ)です。福岡市中央区天神大名のGINZA HAIR SOLUTIONっていう美容室で髪切っとります。
ご新規さんはこちらのこだわりもご覧ください。
世界大会や技能五輪国際大会で日本代表として優勝・入賞をしたりしてます。
あと、GOOODS ARTっていうショップやHAIRCOMPASS™️っていう髪質性格診断を考案しました。本も2冊ほど出版しています。
好きな事して生きとります。興味のあることは、つくることです。もちろん一番は仕事です。だって毎日つくれますから!
趣味の植物栽培は20年弱でマンションのベランダと室内に1000鉢は管理しています。アデニウムやパキポディウムをはじめ多肉植物、サボテン、アロエ、盆栽とさまざまです。
その他絵描いたり、キャンプしたり、死ぬ日まで何かをつくって、研究して、それで生活できるなら幸せです。
それでは今回のブログの内容はこちらです。
そもそも免疫力って何?
新型コロナウイルスの流行などで注目が集まった「免疫力」。しかし、そもそも「免疫力」って何?
なんだか最近、風邪が長引きやすい、重れが取れにくい・・・・・などの不調が気になることはありませんか?
そんなときこそ、自分の「免疫力」についてあらためて考えるチャンスです!
そもそも「免疫」って何?
どんなふうに働いているの?
自分の工夫で高めることはできる?
など、知っているようで知らなかった免疫のこと、基礎から学んでみましょう。
免疫力=敵から体を守る抵抗力
私たちは日々、空気を吸い、食べ物を食べて生命活動を維持しています。その空気や食べ物は決して無菌ではないのです。
病気の原因となる細菌やウイルスなどの「外敵」が混入していて、皮膚や鼻や口、尿道や壁などの粘度から体に侵入するチャンスをうかがっています。
ここで働くのが免疫力です。
免疫という言葉は「疫(病気)を免れる」と書くように、細菌やウイルスなどの外敵から体を守るということ。それだけでなく、体内でがん化しそうな細胞などを見つけ、いち早く攻撃をしかけて排除する働きもあります。
このように、内側からも外側からも、体を守ろうとする抵抗力のことを、免疫力といいます。
免疫力には個人差がある
免疫力には個人差があります。そもそも、免疫力が発達する幼児期から子どものころに感染症を体験してその病原菌に打ち勝ったり、さまざまな菌と接することによって多くの免疫を獲得することができます。
しかし、近年の過剰な清潔志向や、快適な環境によってその経験が少ないと、免疫力が高められなかったり、逆に免疫力が過度に働いてアレルギー疾患を引き起こすことになってしまいます。
また、高い免疫力が維持できるピークは20代〜30代。どんなにタフな人でも40代を過ぎると免疫力はしだいに衰えていきます。
自分の免疫力ってわかるの?
免疫力を測る一番の目安となるのが、おなかの調子です。
外から入る食べ物とつねに接している腸管には免疫細胞の約3割が集まっているため、「普通に食べているのに下痢っぽい」というときには腸のバリア力低下が疑われます。
また、吹き出物が出る、のどが痛む、口内炎ができる、風邪をひきやすく長引きやすい、といった不調も免疫力低下の大切なサインになります。
さらに、疲れやだるさをつねに感じるときは、免疫力が低下して摂取した栄養素が免疫細胞の応援に消費されてしまい、疲労回復力が落ちている状態といえます。
「自然免疫」と「獲得免疫」がある
免疫力は、生まれながらに持っている「自然免疫」と、特定の病気にかかることで得る「獲得免疫」という二重の防御システムで成り立っています。
自然免疫とは、体内に侵入しようとするあらゆる異物を阻止するパトロール隊のことです。まず、体の表面をおおう皮膚やロ、のど、鼻などに存在する抗菌物質が異物を発見すると、殺菌したり攻撃して排出します。
さらに、これらの関門を突破して異物が体内に侵入しても、消化管や腸など、体の中にいる免疫細胞が迎え撃ちます。
一方で、特定の病原菌に感染することによって身につくのが獲得免疫です。
たとえば、はしかにかかると2回目はかからないというのは、そのウイルスを記憶し、獲得免疫を身につけた証拠です。
ちなみに、自然免疫は植物にも備わっていますが、獲得免疫は、ほ乳類だけが身につけた高度な免疫力です。
免疫細胞の働きがカギ
人間の体は約60兆個の細胞で成り立っていますが、そのうち免疫系にかかわる細胞は約2兆個と言われています。重さにすると約1kgにも達する免疫細胞が体のすみずみで活躍しています。
免疫細胞はその役割や働きによっておもに以下の3種に分けられ、それぞれが情報を伝え合いながら、見事な連携プレーによって病原菌と闘います。
これら3つが合わさったものが血液中にある白血球です。
マクロファージ
免疫力の弱まった皮膚や粘膜から細菌やウイルスが体内に入ったときに、いち早く駆けつけるのが、マクロファージです。
外敵をパクパクと食べて処理しながらも、「外敵が侵入した」という情報を他の免疫細胞に伝える役目もしています。
顆粒球
外敵侵入の情報を受け取り、加勢しに行くのが顆粒球です。おもに「好中球」が率先して出動します。自身を破裂させるという捨て身の戦法で敵をやっつけます。
この好中球の死骸が体外へ排出されたものが、たんや鼻汁、うみなどです。
リンパ球
特定の病原菌や細胞に対して攻撃をしかける特殊部隊です。T細胞、B細胞、NK細胞などに分かれていて、それぞれが司令塔、攻撃部隊、一度闘ったことのある外敵への抗体を作る部隊、がん細胞を単独破壊する部隊など役割ごとに分かれて連携し、攻撃をします。
傷や炎症を早く治す
けがをしたときに傷口が化膿することがありますが、このうみは、傷口から侵入しようとする細菌をブロックするべく闘いを終えた免疫細胞「顆粒球(好中球)」の死骸です。
皮膚の再生を促し、傷や炎症を長引かせないのも、免疫力の働きになります。
美肌をキープする
皮膚の表面をおおう皮脂には免疫力の働きをサポートする抗菌物質が存在し、汗をかいたり、新陳代謝を繰り返しながら、外敵を跳ね返しているのです。
ニキビや吹き出物のないうるおった美肌は、免疫力がしっかり働いている証拠だといえます。
疲労回復スピードを速める
免疫力がしっかり働いていると、敵と闘うために体力を消耗したり、食事でとった栄養が働きの弱まった免疫細胞のダメージ回復に消費されることはありません。
このため、摂取した栄養をスムーズに疲労回復に使うことができ、疲れても一晩眠れば回復し、いつでも元気に過ごすことができるのです。
風邪やインルエンザを予防
ロや鼻など、異物の入り口となる場所では、つねにネバネバした粘液が分泌され、異物の侵入を防ぎ、病原菌の増殖を抑えています。
口の中では唾液が、胃の中では胃液などが、免疫力の働きをサポートする抗菌物質としてウイルスや病原菌を撃退しています。
風邪やインフルエンザなどが流行しても、これらのバリア機能がしっかり働いていれば侵入を防げるのです。
また、たとえ感染しても、すばやい攻撃で、悪化を防ぐことが可能なのです。
では実際免疫力ってどう働くのか?
腸の調子を整える
外から入ってくる飲み物や食べ物とつねに接している消化管は、病原菌に感染するリスクが高い場所になります。
このため、腸管には免疫細胞の約3割が集結し、体に侵入しようとする病原菌を攻撃します。免疫細胞の働きに加えて、乳酸菌やビフィズス菌など腸内にすんでいる善玉菌が腸内を酸性にして、悪玉菌の増殖を抑制しています。
腸内環境が整っていることは、免疫力キープのために大切重要なことなのです。
楽しい気持ちが、免疫力を守る
ストレスは免疫力を下げる大きな要因になります。
一方で、ストレスの少ない「笑いのある生活」は、がん細胞などを攻撃するNK細胞の数を増やし、活性を高めることがわかっています。
現代社会でストレスを日々の生活の中でゼロにすることは不可能です。
うまく気持ちを切り替えたり、一日に最低15分くらいは自分のためだけの時間を過ごすなどして、ストレスをうまくコントロールしていきたいものです。
免疫力を高める食べ物って何?
食物繊維&善玉菌
免疫細胞がいちばん多く存在する腸を元気にする
免疫細胞が多く存在する腸の元気を保つために、ぜひとりたいのが、食物繊維と善玉菌になります。
食物繊維は腸の動きをよくし、発がん物質などの有害な物質を吸着して排泄に導きます。
発酵食品などに含まれる善玉菌は、外敵を退治したり、免疫細胞が働きやすい環境に腸を整えてくれる役割があります。
雑穀、キムチ、納豆、アーモンド、バナナなど
B-カロテンなど
免疫細胞の働きをよくしたり、粘膜を丈夫にする
B-カロテンやリコピンなどのカラフルな野菜の色素成分は、抗酸化作用を発揮し、免疫細胞の働きを助けます。
さらに、B-カロテンをとると、体内で必要な分だけビタミンAに変わり、皮膚や口、消化管などの粘膜を強くして免疫力を高めることができます。
ブロッコリー、かぼちゃ、トマト、にんじん、パプリカなど
ビタミンC
免疫細胞の数を増やし、働きをサポートする
忙しくてストレスの多い生活は、免疫力ダウンのもとになります。心身への過剰なストレスはビタミンCを大量に消費させます。
ビタミンCは、免疫細胞の数を増やしたり、がんの原因物質の発生を防いだり、ウイルスの活動を抑えるなど多彩なパワーで免疫力を高めます。
日々、消費されやすいビタミンなので、こまめにとることが大切です。
グレープフルーツ、緑茶、キウイ、みかんなど
免疫力を下げる原因
免疫力を高めるよう工夫しても、免疫力を下げるようなことをしてしまったら台なしです。
日々の生活の中で、どんなことが免疫力を下げる要因となるのかも知っておきましょう。
タバコ
タバコの煙には、発がん物質となるタールや、血管を収縮させるニコチンなど有害物質がいっぱいです。 喫煙者の肺がんリスクは非喫煙者の約2.8倍もあります。
免疫力を下げるだけでなく、不妊や流産、早産などのリスクが高まることも明らかになっています。
空気中に漂うタバコの煙の「副流煙」は、喫煙者が吸い込む煙以上の有害物質が含まれるので、タバコを吸わない人でも、受動喫煙にも気をつけなければいけません。
アルコール
適度の飲酒は体温を上昇させ、リラックス効果が期待できますが、飲みすぎは禁物です。
アルコールを消化する過程で体内に大量の活性酸素が発生し、免疫細胞を攻撃することがあります。
また、眠る前の飲酒は眠りの質を落としてしまうので、避けましょう。
紫外線
皮膚の深い部分にまで届き、細胞を傷つけて肌の老化を引き起こす紫外線。
紫外線を浴びすぎると皮膚のバリア機能が低下し、細胞のがん化にもつながります。外出の際は、日焼け止めを塗ったり、日傘を差してUVケアをしっかりと行いましょう。
日焼けのメカニズムを知らないと人より早く老化します。老化の8割は日焼けで起こるからです。
過度のダイエット
糖質、たんぱく質、脂質、ビタミン、ミネラルなどの栄養を食事でバランスよく補ってこそ、免疫力は正しく働きます。
過度なダイエットで体が低栄養状態になると、いざ、病原体が侵入したときに免疫力がうまく働かなくなってしまいます。
ファスティングとは何?!デトックス?ダイエット?断食?得られる8つのメリット【徹底解説】
ストレス
持続的ストレスは自律神経のうち、体を緊張状態にする交感神経を絶えず働いた状態にし、「コルチゾール」「ノルアドレナリン」などのストレスホルモンが体内に増産されます。
ストレスホルモンは、過剰に分泌されると免疫力を低下させるというマイナスの作用があります。こまめにリラックスできるよう、工夫したいものです。
抗生物質
病原菌の増殖を抑える抗生物質をむやみにのむと、病原菌が抗生物質に対する耐性を強め、次からはさらに強い抗生物質でないと効かなくなる場合もあります。
風邪をひいたときなどは、まずは免疫力をしっかり働かせることが大切になります。
発熱、くしゃみやせきも、体の大切な免疫反応です。
つらい症状が続いて生活に支障を来す以外は、体の休息を最優先にし、できる限り自分の免疫力で闘ってみましょう。
冷え
免疫細胞は37℃前後でもっとも活発に働くといわれます。
体を冷やすと、免疫力低下だけでなく、ウイルスなどの病原体を活性化するもとに。とくに夏は、冷房による冷やしすぎに注意しましょう。
首もとや足もとなど、冷えが入り、込みやすい部分をガードし、冷えから体を守りましょう。
夏の冷え性放っておくのは危険です。冷えの原因と対策を徹底解説。
まとめ
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