美容師あるある「痒いところはありませんか？」

美容師とお客様との認識のズレや違和感てあると思うんですが、もしあれば、お答えしようかと思います。

分かります。何となく頭が重そうで、気を使ってしまうんですよね〜。

実は、美容師としては力を入れてもらう方が、洗い辛くなるんです。

特に、突然に頭を上げられてしまうと首の方にシャワーのお湯が入ってしまいます。

それに、首や頭はそんなに重たくないですし、力でなくコツで洗っていますので疲れません。もしも、力をいてれ欲しい時は、こちらからお願いします。

ハッハッハッ＾o＾V。あるあるですね。

これはサロンによっても違います。ただ一般的には、3つの意味合いがあります。

1つは、もちろん痒いところを確認開いています。その他に「もうそろそろシャンプー終わりますよ」の合図です。3つ目は、特に初めての方にですが、ご自宅で使っているシャンプーと違うので、シャンプー剤が肌に合っているかの確認です。

ちなみにですが、私は初めての方以外には「痒いところは？」は聞きません。

その質問は、美容師にするんではなく、ライターさんの役目です。一般的な美容師さんは、サロンにあるシャンプーの説明しかできません。

私も例外ではありません。しかし、裏表記を確認できればどう言ったものかの説明はできます。色や質感も大体の予想はできます。

それよりも、どう言う悩みがあるかが重要です。その悩みや価値が「値段」であれば、市販のものでもいいんではないでしょうか。

これは、人それぞれですね。私の場合は「思い描いたものを形にすること」です。ベースになるのはカットなので、技術と言われれば「カット」と答えます。

美容師としては「似合わせる」と言うのが一番得意です。と言うか「美容の仕事が好き」です。好きでないものは上達しません。作ることが昔から好きで得意です。自分で言うのも変ですが、手先は器用です。

すみません、ちょっと質問とずれてしまいました。

今度は、美容師が思う「認識のズレ」を聞いてもらっていいですか？

初めてのお客様に「お任せします」は嬉しいがやりにくい。

実はそうなんです。なんでかと言うと「感性が違うから」です。

例えば、私の好きなものと、お客様の好きなものに、開きがあったらどうなると思いますか？

私の好きだけをヘアスタイルに表現したらどうなるか、私の好きなヘアスタイルになります。分かり切ったことです。お客様が好きではないヘアスタイルになる確率は上がります。

そこで、初めてのお客様には、いくつかのヘアスタイルを確認しながら、好みを探らさせていただきます。そしてライフスタイル、仕事、お手入れ、趣味、あらゆるシーンを想像しながらヘアスタイルを考えていきます。

それらのやりとりがあっての「お任せします」は大歓迎です。

カウンセリングして、カットして「やっぱりこっちの感じで切ってください！」は、、、

例えるなら、飲食店に行って唐揚げ定食注文して、定食が運ばれて来て、やっぱりサバ定食にしてもらって良いですか？と同じです。料金2倍取られても文句は言えませんよね？「ご飯のおかわりはできますよ」ってなくらいでしょう。

「もう少し前髪切ってください」「もう少し梳いてください」「もう少し〇〇」は全然OKです。

よく言われます。しかし、全く持って世間のイメージであって、意外とそうでもないです。

まずそんな時間がない。朝から晩までサロンにいますし、休みはセミナーや講習、撮影で日々のスケジュールが詰まっています。遊んでいる時間が少ないんです。

ましてや、お客様と恋愛感情になることはないです。お客様は、恋愛対象というよりも家族や親戚に近い接し方です。

そうなると、同業者という選択肢になります。大半の結婚されている美容師さんは、ご夫婦で美容師が多いです。

美容師あるあるですが、サロン内に元カレや元カノがいることがあります。

逆に、遊んでいる美容師で上手な方は聞いたことないし、会ったことないです。

これは、気をつけたいですね。2〜3時間ずっと喋られると疲れますもんね。

美容室は、綺麗になる場所であると共に、リラックスできる場所でなくてはいけません。

雑誌の件もそうですが、お客様のサインを見逃さないように絶えず目配りや気配りが必要かと思います。

もしかしたら、その時の美容師さんは顔を上げてもらうために喋り続けた可能性もあるかもしれません。

雑誌を首が曲がるくらいの姿勢で見られる方もいますので、カットや施術がやりに辛くて、首を起こしてもらう為に「喋りかけた」のかも知れませんね。

ま〜「ちょっと顔を上げてもらって良いですか？」って言えば良いだけですけどね。

これは、美容室あるある。ナンバー1だと思います。

ホント鬱陶ですよね。

特にアシスタントを抱える大型サロンで多い現象です。個人で1人2人でやっていればそんなことにはならないと思いますが、アシスタントの多いサロンは、「天気いいですね」

「これからお出かけですか？」

「今日仕事休みですか？」

これを話の取っ掛かりで喋りましょうと教育されています。

スタイリストになれば、自分の部下がどのお客さんとどんな会話しているかは、他の仕事をしていても、聞き耳を立てることができます。

商品の説明を求められれば、詳しくメリットとデメリットをご説明します。

しかし稀にお客様で「ネットで買いますね」「楽天で注文します」「Amazonでみてみます」なんていう方もいます。

「ポイントが付くから、楽天のほうが安いです」まーその人の価値観ですから、こちらがどうこう言うわけではありませんが、私はしないといと言うか、どこで買うか？よりも、誰から買うかだと思っていです。

そりゃ〜大量に仕入れている大手は、少し安く売ることができます。

今の時代情報はタダですし、モノやサービスの価値は落ちています。だからこそ正確で良い情報を発信して、いろんな商品をたくさん試して選りすぐりの商品をセレクトしています。