こんにちは、このブログ記事を書いているGINZA HAIR(エトウ)です。福岡市中央区天神大名のGINZA HAIR SOLUTIONっていう美容室で髪切っとります。
ご新規さんはこちらのこだわりもご覧ください。
世界大会や技能五輪国際大会で日本代表として優勝・入賞をしたりしてます。
あと、GOOODS ARTっていうショップやHAIRCOMPASS™️っていう髪質性格診断を考案しました。本も2冊ほど出版しています。
好きな事して生きとります。興味のあることは、つくることです。もちろん一番は仕事です。だって毎日つくれますから!
趣味の植物栽培は20年弱でマンションのベランダと室内に1000鉢は管理しています。アデニウムやパキポディウムをはじめ多肉植物、サボテン、アロエ、盆栽とさまざまです。
その他絵描いたり、キャンプしたり、死ぬ日まで何かをつくって、研究して、それで生活できるなら幸せです。
それでは今回のブログの内容はこちらです。
ダシリリオン、ノリナ種から育てる

最近流行りの「ロックガーデン」に興味がある方ならわかりますが、ダシリリオンは日本の園芸店では珍しい部類です。
ロックガーデンとは、岩石や砂利などを組み入れ、その間にアガベなどの乾燥地帯の植物など植えこんだガーデニングスタイルのことです。
高山植物や多年草類、乾燥地帯の植物など、乾燥を好む植物で自然に近い形でお庭をコーディネイトしていくのですが、その際にアガベやユッカと並んで多く使われている植物がダシリリオンです。
2023/2/22に播種しました。成長の記録として残しております。
まずは、ベンレートで薬剤処理をしております。

ダシリリオン・ウィーレリ「Dasylirion wheereri 」
ダシリリオン・ルキダム「Dasylirion lucidum」
ダシリリオン・ミキワネンシス「Dasylirion miquihuanensis」
ノリナ・ブレビフォリア「Nolina brevifolia」
成長が遅いので、ロックガーデンに使うにはある程度大きくなった苗を買う方がおすすめです。
2月だったので、気温管理をしています。26℃前後を推移するようにしています。種はまいただけです。土は被せてはおりません。播種といった感じです。

こちらは4ヶ月後(6月)の様子です。

7月入って植え替えをしました。
正直どれも今のところ大きな特徴の違いはありませんが、根の状態はこんな感じです。成長のスイッチはまだ先にあるような感じですね。4ヶ月ではほぼ雑草です。ユッカなんかとよく似ています。3年くらい過ぎると一気に大きくなるタイプかと思われます。
ダシリリオン・ウィーレリ「Dasylirion wheereri 」です。

お次は、ダシリリオン・ルキダム「Dasylirion lucidum」です。プレートが外れてしまうと、正直どちらかわからなくなると思います。

ノリナ・ブレビフォリア「Nolina brevifolia」です。これが一番根が成長していました。

ダシリリオン・ミキワネンシス「Dasylirion miquihuanensis」です。

植え付け後の様子です。
こんな感じです。いつになったら「ピ〜ント」なるんでしょうね。

今後の成長は、定期的に更新していきたいと思います。
ダシリリオン・ウィーレリ「Dasylirion wheereri 」の特徴

原産生息地は、メキシコのチワワ州とソノラ州に跨ります。アメリカ南西部テキサスからアリゾナまでと広範囲に見られます。
標高500〜1000mの斜面、峡谷の端、石灰岩や花崗岩の丘によく見られます。
うちわサボテンやアガベやユッカなどの混合砂漠低木植生と関連して生育します。 Parthenium incanum 、Dalea formosa、Opuntia ssp.、 Yucca baccata 、 Agave parryi 、Ceanothus fendleri
同義語
Dasylirion Wheeleriは、現地では別名「デザート スプーン」と呼ばれています。同義語ではありませんが海外ではDasylirion Wheeleri=デザート スプーンとなっております。
ダシリリオン・ウィーレリS.ワトソン 元ロスル
ダシリリオン ウィーレリ var. ウィズリゼニ・トレル
Dasylirion Wheeleri特徴
Dasylirion Wheeleriは、成長は割と遅めです。丘状の常緑低木です。草のような多肉質の葉は、植物の頂点の中心から全方向に放射状に広がります。
茎というのか、幹や芯は単本で成長します。多肉質の短い茎は枝分かれしておらず、厚さ40cmまでで、高さ1.5mまで成長します。
ただし、通常は非常に短いので存在することはほとんどありません。ただし、地面に横たわっていることがよくあります。
通常は盛り土のみが行われます。幹のような見た目に剪定することができます。
根は太くて紡錘形です。筋肉の筋のような中央は太く端に行くほどする極なります。若い植物には通常、ニンジンほどの大きさと形の大きな紡錘形の根が2~3本あります。
ロゼット状に直径120~150cmの長い葉が数百枚ある、大きな半ボール状に成長します。
葉は薄く平らで、柔軟で、細長く、長さ35~100cm、幅15~20mm、銀緑色、青緑色、または場合によっては緑色で、鋸歯状の鋸状の縁があり、先端が裂けてフリルの繊維状の付属物があり、トゲは黄色っぽく、鋭いです。
葉柄の付け根がスプーンのような形をしているため、通称「デザートスプーン」と呼ばれています。
古い葉は基部の周りに垂れ下がり、水を集めてサポートを提供する毛むくじゃらの外套膜を形成します。
花序は花茎は葉の上に伸び、高さ5m、直径3〜6cmになります。茎の上には長い羽根があり、何千もの小さな花が咲きます。
雌株の花序構造はより丸く、雄株ではより狭くなります。茎は取り除かないと残ります。
花は雌雄異株で、花は目立たず、白みがかった緑色から麦わら色の小さな長さ約2.5cmで、6枚の花被片があります。
花の色は植物の性別を決定し、雄株はより白くなり、雌株は紫がかったピンクになります。
果実は小さな茶色がかった楕円形の乾燥したカプセルで長さ5~8mm、種子が1つ入っています。
似ていますが、より小さいDasylirion leiophyllumには、葉の基部に向かって湾曲した棘があります。
Dasylirion Wheeleriの育て方

成長が遅く、あまり多くは栽培されていない品種です。耐久性のある乾燥に強い植物で露地栽培に向いています。
-12℃までの極度の凍結と乾燥の両方に非常に強いと言われており、暑く乾燥した気候を好みますが、優れた排水性と太陽の光が当たる場所を好みますが、涼しく雨が降る条件でも丈夫に成長します。
日当たりの良い屋根のある場所があれば地植えを試してみてください。
土の水はけが良ければすぐに適応します。いったん地面に植えると、追加の水はほぼ必要ありませんが、夏の間に奇妙な深い水やりをすると、より急速な成長が促進されます。
*腐りやすいため、樹冠には水を与えないでください。
小さいうちは安価ですが、大きくなると一気に高価になります。やや小さめを買って育てるのが良いかと思われます。
日光が当たる場所で最もよく育ちますが、ある程度の日陰と軽い湿気でも育ちます。水はけの早い用土に植え、冬には水を切りましょう。
寒さが長く続く場合は、コンテナ内の植物を屋内に移動することも対策の一つです。
植栽以外の用途
現地では、植栽以外にも、丈夫な葉を編んでマットやバスケットを作り、茅葺きに使用されるほか、ベッドマット、ゆりかごマット、背もたれマット (キャリーフレーム用)、ヘッドバンド、紙の製造にも使用されます。
幅広のスプーン状の台座はドライフラワーアレンジメントによく使われます。
竜舌蘭のように食品および酒 (ソトール) を製造するために同じ方法で処理できます。
穴から焼き、取り出し、皮をむき、粉砕し、水と混合し、発酵させ、飲料として使用します。
これはインディアンによって食用に使用され、トホノ・オードハーン、アパッチ、タラフマラ族は主にリュウゼツランの頭を焼くのと同じような方法で、出てきた花の房を焼いて食用に使用することもあるようです。
一方、北部と南部のトントスは種子を食べてたようです。テペワ人は食糧不足の時代に根を利用しました。彼らは根を数日間穴焼きし、その後根の繊維のない部分を食したようです。
その他の実生記事
パキポディウム・グラキリス「Pachypodium rosulatum var. gracilius」実生チャレンジ
パキポディウム・ロスラーツム「Pachypodium rosulatum」種子から
【解決策】アガベ&亀甲竜の種まきでカビさせない方法と2ヶ月後の発芽率
夏の種まき(アガベ・パキポ・アデニウム)に「ヒートマット」は必要?【動画あり】
海外から珍しい植物のタネを購入するおすすめのサイト「ケーレス Koehres」
お問い合わせは公式LINEから
↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑
Twitterもやっています。
YouTubeチャンネルとサロンのご案内
YouTubeチャンネルでやってます。
GINZA HAIR OMOTE美容師系チャンネル
GINZA HAIR URAMEN趣味の部屋
【サロンのご案内】
■営業時間:10:00〜20:00
■受付時間:カット〜19:00カラー・パーマ〜18:00
■場所:福岡市中央区大名1-2-20-1003
■定休日:毎週月曜日・第1第3火曜日(その他不定期)
■電話:092-725-9260
■メール:ginzahairsolution@gmail.com
こちらも合わせてお読みください。
最後まで読んでいただいてありがとうございます。
関連の記事をよかったら飛んでみてください。
コメント