こんにちは、このブログ記事を書いているGINZA HAIR(エトウ)です。福岡市中央区天神大名のGINZA HAIR SOLUTIONっていう美容室で髪切っとります。
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世界大会や技能五輪国際大会で日本代表として優勝・入賞をしたりしてます。
あと、GOOODS ARTっていうショップやHAIRCOMPASS™️っていう髪質性格診断を考案しました。本も2冊ほど出版しています。
好きな事して生きとります。興味のあることは、つくることです。もちろん一番は仕事です。だって毎日つくれますから!
趣味の植物栽培は20年弱でマンションのベランダと室内に1000鉢は管理しています。アデニウムやパキポディウムをはじめ多肉植物、サボテン、アロエ、盆栽とさまざまです。
その他絵描いたり、キャンプしたり、死ぬ日まで何かをつくって、研究して、それで生活できるなら幸せです。
それでは今回のブログの内容はこちらです。
貧血は血液中の「鉄」が不足するのが原因
貧血とは血液中の赤血球や、赤血球に含まれる赤い色素ヘモグロビンの量が少なくなった状態のことを指します。
貧血のなかでもっとも多いのが「鉄欠乏性貧血(てつけつぼうせいひんけつ)」です。ヘモグロビンを作る材料である体内の鉄が不足することによって起こります。
ヘモグロビンには、全身の細胞に酸素を運ぶとても大切な働きがあります。
ヘモグロビンが減ると、酸素がスムーズに運べなくなるので体が酸欠状態になってしまいます。それでさまざまな貧血の不快症状があらわれるようになるのです。
体内が酸素不足になって、さまざまな不調が起こる
貧血によって、体のどこかが酸欠状態になると、さまざまな症状があらわれます。
・筋肉が酸素不足になると、全身のだるさ、疲れやすさといった症状がでます。
・脳が酸素不足になると、めまいや頭痛といった症状がでます。
・心臓が酸素不足になると、鼓動を速くして大量の血液を流して酸欠を解消しようとするので、動悸がしたり、息切れするなどの症状が出ます。
また、ヘモグロビンは血色素とも呼ばれます。血液が赤いのはこのヘモグロビンの影響によるものです。
貧血になると、血液の質が悪くなって顔色も悪くなったり、黄色人種の日本人の場合は、黄色っぽく見えることがあります。
鉄の欠乏は徐々に進行します
貧血の症状には、まだ貧血だと気づいていない予備軍の人も多くいます。
健康な人の体内には、つねに鉄が3000〜4000mg存在していて、そのうちの約70%は血液中にあります。残りの約30%は貯蔵鉄と呼ばれ、肝臓や脾臓、骨髄などにストックされています。
貯蔵鉄の役割は、お金に例えると、いざというときのための貯金のようなものです。毎日の食事で、鉄が不足したときに使われる非常用の鉄になります。
問題なのは、不規則な食事やダイエットなどで、鉄不足が日常化して、鉄の貯金(貯蔵鉄)をどんどん切りくずす状態になることです。
そして、ついに貯蔵鉄がゼロ近くになると、体内が酸素不足に陥り、そこで初めて、貧血の症状があらわれるのです。これが鉄欠乏性貧血の怖いところです。
体の鉄不足状態がかなり進行しないと、症状が出てこないということです。
こうした理由から、慢性的に鉄が欠乏し、貯蔵鉄を少しずつ切りくずしている貧血の予備軍は、症状の出ている人の2〜3倍はいると考えられています。
こんな症状も貧血のサイン
詳しい理由が不明なものもありますが、どれも貧血の症状であることがわかっています。
・氷や堅いものをガリガリ食べたくなる
・爪が横に割れやすい
・食べ物がのどにつかえてのみ込みにくい
・髪の毛がパサパサする、など
貧血を起こす6つの理由
毎日の生活習慣や、慢性的な肩こり、女性にかかわりの深い生理・出産などが、貧血の原因になることも。思い当たるものがないか、チェックしてみましょう。
生理
女性は1回の生理で毎月45ml、1日平均にすると1.5mlの血液が失われる計算になります。これを鉄量に換算すると一日0.75mgの鉄が失われることになります。
厚生労働省は、女性は1日に10.5mgの鉄を摂取するよう推奨していますが、実際に摂取できているのは8mgほどといわれています。
潜在的に鉄が不足しているうえに、毎月の生理でさらに鉄が失われるため、女性は男性よりも貧血になりやすいのです。
食生活の乱れ
朝食抜きの生活が習慣になっていたり、脂質たっぷりのスナック菓子やインスタント食品などを多くとっていると、必要な栄養素が不足します。
このような食生活は、質のよい血液をつくるのに必要な鉄分の多い肉類、鉄の吸収を高めるビタミンC、血液をつくるサポートをする葉酸などが多く含まれる野菜などもとれないので、貧血や貧血予備軍になりやすくなります。
妊娠・授乳
妊娠した女性の体は、赤ちゃんを成長させるために血液の必要量が急激に増加します。そのスピードに赤血球の製造が追いつかないために貧血になります。
個人差はありますが、多くの妊婦さんが貧血になり、病院で鉄剤を処方されます。
また、母乳はもともと血液からつくられるので、産後の授乳の時期も貧血になりやすくなります。
子宮筋腫など婦人科の病気
子宮筋腫や子宮内膜症など、婦人科の病気があり、不正出血や過多月経などの症状があると、慢性的に血液が失われるので、貧血の症状があらわれることがあります。
婦人科の病気は、自覚症状としてあらわれにくいケースも多いため、原因がわからないまま、貧血の症状を放置してしまうと、最悪、病気と貧血のどちらも悪化してしまうことになりかねません。
生理トラブルなどがあるときは、無理をせずに、すぐに婦人科を受診しましょう。
ダイエット
食事を抜いたり、肉や魚を減らして野菜や果物を多く食べるといったダイエットも、鉄の摂取量が少なくなるため、貧血の原因になります。
ダイエットを続けるうちに疲れやすくなった、動悸や息切れがするなどの症状があれば注意が必要です。
スリムになっても健康をそこなうようであれば本末転倒です。
カロリーが気になるようであれば、肉や魚を網焼きにして脂を落とすなど、調理の方法を工夫して、鉄の多い食材を食べるようにしましょう。
ダイエットは、ガリガリにするものではありません。偏った取り組みは、健康的で美しい身体は手に入りません。
痔、胃炎、胃潰瘍などによる出血
痔や胃炎、胃潰瘍や十二指腸潰瘍、胃がんや大腸がん、膠原病など慢性的な病気によって、継続的な出血が続くことで、自覚症状がないままに貧血が進行していることがあります。
とくに、女性の場合、閉経後に鉄欠乏性貧血になったときは、何らかの病気が隠れているケースが多いので、きちんとした検査を受けるようにしましょう。
食生活や生活習慣では改善されない貧血もあります。自己判断はせずに、婦人科を受診しましょう。
貧血を放っておくと心も疲れやすくなります
・朝、なかなか起きられない
・すぐに疲れる
・何をするのもだるい
・気持ちと身体がチグハグ
など、貧血で起こる症状は、心の元気も奪う原因になります。
貧血で、体調が悪い状態が続くと、何に対してもやる気が起きなかったり、気持ちそのものが前向きになりにくく、うつ状態にまで悪化することもあります。
「最近、何もやる気がしないんだけれど、もしかしてうつ?」と感じているときは、貧血の可能性も疑ってみるようにしましょう。
脳貧血と貧血は全くの別物
「朝、満員電車に乗っていたら、だんだん気分が悪くなり、しゃがみ込んでしまった」「急に立ち上がったら目の前が真っ暗になった」、というのは脳貧血の症状です。
脳貧血は、長時間立っていたり、同じ姿勢でいるときに多く起こる、いわゆる立ちくらみやめまいのことを指します。
脳貧血は、血液が体の下半身に集まってしまい、脳まで血液が回らず、一時的に脳が酸欠状態になるのが原因です。
貧血という言葉が入っているものの、血液中の鉄が少なくなって起こる鉄欠乏症貧血とはまったく異なりますので、注意しましょう。
自分でできる貧血にならないためのセルフケア
鉄欠乏症貧血は、重症でなければ、ふだんの食事に気を配るだけでを予防することが可能です。
食材に含まれる、「鉄」の種類を知って、食事に取り入れよう
これまで見てきたように、女性は貧血になりやすく、生理によって男性よりも多く鉄が排出されてしまうので、しっかりと食事で補充することが大切になってきます。
現在、貧血の症状がない人でも、貧血予備軍の可能性もあるので、一度、食生活をチェックしてみてはいかがでしょうか。
食材に含まれる鉄には、「ヘム鉄」と「非ヘム鉄」の2つがあり、体内への吸収率が違うのが特徴です。
鉄を多く含む食材や、鉄の吸収をアップさせる食べ方などもしっかりと覚えておきましょう。それが身につけば、程度の差はありますが、鉄欠乏性貧血を予防・改善することができるのです。
鉄を多く含む食材
食品に含まれる鉄には、動物性食品に含まれる「ヘム鉄」と、植物性食品に含まれる「非ヘム鉄」の2種類があります。どんな食品に含まれるのか、効果的な食べ方などを覚えて毎日の食生活に活用しましょう。
ヘム鉄
牛肉
豚肉
レバー
さんま
かつお
わかさぎ
はまぐり
しじみなど
鉄のなかでも、赤みの肉やレバー、魚に含まれるものを「ヘム鉄」といいます。へム鉄は吸収率が高いのが特徴です。吸収率は、ヘム鉄で10〜20%、非ヘム鉄で1〜6%と、ヘム鉄のほうが数倍も高いのです。
非ヘム鉄
豆腐や納豆などの大豆製品
ひじきなどの海藻類
ほうれん草などの野菜類など
野菜、豆腐や納豆などの大豆製品、海藻類、雑穀類などに含まれる鉄を「非へム鉄」といいます。
日本人が摂取する鉄分は、多くがこの非ヘム鉄になります。非ヘム鉄はヘム鉄よりも吸収率が低く、鉄分をとっていると思っていても、意外に体に吸収されていないのです。
非ヘム鉄を有効に吸収するためには、ビタミンCや動物性たんぱく質と組み合わせて食べることが大切です。
「非ヘム鉄」+ビタミンCで吸収率がUP
大豆製品やほうれん草などの野菜類に含まれる非ヘム鉄は、ビタミンCをいっしょにとると、吸収率がぐんと高まります。
ふだんの食事で、鉄だけでなく、ビタミンCが多く含まれるブロッコリーなどの野菜や、柑橘類やキウィなどのフルーツをたっぷりとるようにしましょう。
たとえば、毎日の献立にオレンジジュースを1杯加えるだけで、非ヘム鉄の吸収率は1〜6%から、5.7〜12.9%に上がるともいわれています。サラダを食べるときは、レモンを絞って食べるなど、ひと工夫を加えてビタミンCをとり、鉄の吸収を高めるようにしましょう。
食事といっしょに緑茶などを飲まない
緑茶やコーヒー、紅茶に含まれる渋味成分・タンニンは鉄分の吸収を妨げる働きがあるので、食事といっしょに飲んでしまうと、せっかくとった鉄も吸収されなくなってしまいます。
ランチはペットボトル入りの緑茶を飲みながら、という人も多いかと思いますが、お茶を飲むときは、タンニンの少ない番茶や麦茶、ほうじ茶がおすすめです。
病院で言われると思いますが、病院で処方された鉄剤をのむときも、緑茶やコーヒー、紅茶などで飲まないようにしましょう。
水分のとりすぎに注意
貧血の人は新陳代謝が低下するので、体の冷えを伴っていることが多いようです。
体の冷えは胃腸の働きを低下させ、ますます体力が落ちる原因となります。気温が高くなる夏は、ペットボトルの水やお茶など、冷たいものを多くとりがちですがNGです。
貧血ぎみの人は、冷えによる体のだるさが強まらないよう、冷たい水分の過剰摂取には充分に注意しましょう。
元気な血液を保つために葉酸&ビタミンをすすんで取ろう
貧血には、赤血球がかかわる鉄欠乏性貧血だけでなく、赤血球や白血球、血小板などの、いわゆる「血球」をつくるシステムに障害が起こることによる貧血もあります。
血液のもとである血球のサポートをするのが、ビタミン12と葉酸です。どちらも普通の食事をしていれば、不足状態にはなりませんが、水溶性のビタミンなので体の中に蓄えておくことはできません。
そこで、以下の様な食材を調理に取り入れましょう。
ビタミン12
レバー
肉
卵
葉酸
レバー
貝類
ブロッコリー
キャベツ
ほうれん草
などを、毎日こまめにとるよう、心がけましょう。
とくに、妊娠中や授乳中の女性は葉酸の不足に注意しましょう。葉酸は胎児の細胞の形成にかかわる重要な働きをしています。妊娠中や授乳中に不足すると、赤ちゃんの神経管にトラブルが起きたり、成長に大きな影響を及ぼす場合があるといわれています。
*食事で解決できない貧血のありますので、原因を特定するには、病院を受診することをお勧めします。
再生不良性貧血、骨髄異形成症候群、白血病、悪性貧血などは、病院で調べないとわからない病気です。
まとめ
いかがでしたか?
貧血の主な原因と6つの理由が当てはまれば、生活習慣と食事を見直しましょう。
自分でできる貧血にならないためのセルフケアを取り入れてみましょう。
その他、心のストレスデトックスなども関係しますので、合わせてご覧ください。
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