こんにちは、このブログ記事を書いているGINZA HAIR(エトウ)です。福岡市中央区天神大名のGINZA HAIR SOLUTIONっていう美容室で髪切っとります。
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世界大会や技能五輪国際大会で日本代表として優勝・入賞をしたりしてます。
あと、GOOODS ARTっていうショップやHAIRCOMPASS™️っていう髪質性格診断を考案しました。本も2冊ほど出版しています。
好きな事して生きとります。興味のあることは、つくることです。もちろん一番は仕事です。だって毎日つくれますから!
趣味の植物栽培は20年弱でマンションのベランダと室内に1000鉢は管理しています。アデニウムやパキポディウムをはじめ多肉植物、サボテン、アロエ、盆栽とさまざまです。
その他絵描いたり、キャンプしたり、死ぬ日まで何かをつくって、研究して、それで生活できるなら幸せです。
それでは今回のブログの内容はこちらです。
冬型根塊植物チレコドン・レティキュラーツスとは?
チレコドン・レティキュラーツス(Tylecodon reticulatus)はベンケイソウ科チレコドン属、冬成長型根塊植物です。
成長すると独特な形になり、盆栽などに最適な植物です。
花が咲いた後がトゲのように残り続ける不思議な風貌から『万物想(ばんぶつそう)』と和名がつけられています。
チレコドン・レティキュラーツスの基本データ
分類:ベンケイソウ科 チレコドン属
学名:Tylecodon reticulatus (チレコドン・レティキュラーツス)
和名:万物想(ばんぶつそう)
自生地:南アフリカ、ナミビア
ふやし方:さし木・タネまき(実生)
生育タイプ:冬型
チレコドン・レティキュラーツスの自生地は
冬型のコーデックスで、チレコドンの代表種のチレコドン・レティキュラーツスは、南アフリカからナミビアに広がる乾燥地帯、ナマクワランドに自生しています。
南アフリカは知っていても、ナマクワランドを聞いたことがある人は少ないのではないでしょうか?
オレンジの花畑があるナマクワランドは、南アフリカの北西にある北ケープ州、ナミビアとの国境の近くにあるエリア一帯にあります。
一番近い大都市はケープタウンで、そこから車で3〜4時間ぐらいの場所にお花畑があります。
ケープタウン周辺は緑が多い地域なのに、ナマクワランド周辺は砂漠地帯で世界で最も古く、最も美しいといわれるナミブ砂漠があります。
世界最大級300mもの高低差を持つ最深部ソッサスブレイなどもあります。
太陽のあたり方によって刻々と色が変化する様は圧巻・感動の光景のようです。
サハラ砂漠のような砂地ではないけど、とても乾燥していて緑の少ない地域です。
実は、日本からの観光旅行も盛んのようです。
冬型多肉チレコドン・レティキュラーツスの特徴
幹や枝は硬いワックス質の分厚い表皮で覆われており、 古くなると表皮は少しづつ捲れ、剥がれていきます。
休眠期が近くなるにつれ、クリーム色をしたベル状の小さな花を咲かせます。
枝先から多円錐状の葉を出しますが、その周りに存在する長いトゲのようなものが絡み合っているのが特徴的です。これは花が咲いた後の花の茎が硬化して残ったものです。
毎年、花が咲くたびに立派になっていきます。成長はとても遅く、本体の成長はなかなか感じ取れないほどです。
通常、春の半ばから終わりに花を咲かせますが、日本では開花時期がずれることもしばしばです。
チレコドン・レティキュラーツスのタネから育てる
発芽の時期は冬型ですが、温度があれば何時でも捲く事が可能です。しかし非常に小さな種の為、パーム用土のような、細かい土に捲き、底水にて水を与えるのが無難です。
霧吹きにて水を与えても良いのですが、爪楊枝の先程のタネなので、タネを巻いたあとはほぼ見えなくなります。
霧吹きを使うなら蒔く前に用土を湿らせておくとタネが飛ばなくていいと思います。
1週間程度で発芽が始まります、大きくなれば耐寒性がありますが、幼苗は室内での管理が必要です。
チレコドン・レティキュラーツスの育て方・管理のポイント
春の終わりから葉を枯らし落とし始め、夏季は葉がなくなります。その後、休眠を経て、秋口になると新葉を出し始めます。
新葉は最初きみどりですが徐々に緑が強くなってきます。
秋から春の成長期は、日当たり、風通しのよい場所で管理しましょう。
ただし冬季の寒さが厳しい時期は冷たい風は避けるようにしましょう。夏は半日陰で涼しく管理します。
水やりは土がしっかり乾いたら水を与えます。ただし、晩春、葉が枯れ始めたら水やりを減らし、夏季は断水気味にします。
生育適正は温度は5~20℃で0℃以上であれば問題なさそうです。
冬でも高温にすると生育を停止します。植物は日長でも季節を判断しているので室内管理の場合は成長期に夜明るくしない方が良いと思います。
水やり
休眠期にあたる梅雨から夏の終わりまでは、水やりの間隔をある程度あけます。
特に梅雨は湿度も高いため根腐れを防ぐために水は切り気味が良いと思います。
水やりの間隔は2週間に一度ほどになります。もちろん土の配合にもよりますし、乾き具合にもよりますが、基本は乾いてからもう少し経ってあげます。
成長期の秋からは、積極的に水をやります。鉢内の用土が乾ききるかどうかぐらいのタイミングで水を与えています。
徒長していると感じた場合は、水やりのタイミングを少し遅らせましょう。もしくは、葉が異様に大きい場合は、水が多いです。
・成長期
秋~春 葉が出てき始めたら少しずつ水やりを開始する。水をやりすぎると徒長するので、1週間に1回程度にすると良いと思います。
・休眠期
春~秋 葉が小さく無くなる、もしくは落ちたら断水気味にする。1月に1回水やりをすると良さそうです。
置き場所(日光)
成長期は直射日光のよく当たる場所でに、休眠期は午前中の日が当たり良好、午後は日陰になるような感じが良さそうです。
60%遮光で1日中当たる場所でも問題がないと言う情報もありました。休眠期でも日光には当てた方が良さそうです。
夏は西日を避けた場所で50%遮光、もしくは室内での管理が理想です。最重要課題は「夏場を乗り切る」ことです。西日と夕立ちマジNGです!
私は、万物想の置き場は季節によって変えています。梅雨~夏の終りまでは、半日陰もしくは遮光下で管理し、風通しが良いところが良いです。
夏の間は葉がありませんので、強すぎる光は、株の体力を奪いますので避けましょう。
秋から冬、春にかけて成長期になります。葉が出始めたころから、たくさん日光に当てる必要がありますので日当たりの良い置き場所に置きましょう。
植え替えのタイミング
夏終わりから秋にかけて、葉が成長しきる前に植え替えを行います。
<植え替え用土>
花・開花時期
他のチレコドンと同じように筒状の花が無数に付きます。花の茎は取らずにそのまましておくと、固くなり残ります。
冬型塊根植物の夏の終わりに水やりをスタートする目安は、このくらい新芽が出たらです。
チレコドン・レティキュラータス発根管理
成長時期、気温にして10〜20度をキープして、土に突っ込んでおくだけでOKです。
葉が展開し出すまでは「水NG」です。最初は小さい薄緑の葉が展開し出します。その時はまだ水は通常通りあげてはいけません。霧吹きなどで少しずつ増やしていきます。
その後、全体に葉が展開し出したタイミングが「発根」です。その場合も少しずつ水の量を増やしていきます。
幹や枝を押してみて、柔らかいようでしたら与えていきます。幹が硬ければ水はまだ入りません。
チレコドンは、根と葉の関係は葉が先で根が後です。葉が出たので、焦って水を上げると「根腐れ」の危険性が高くなります。
一旦、細胞が傷むと回復は困難です。
Wikipediaにチレコドン・レティキュラーツスを調べると?
チレコドンのいくつかの種は、多肉植物のコレクターの間で人気があるほど魅力的または興味をそそられます。 ただし、初心者は中毒に注意するようにアドバイスされています。 たとえば、経験豊富な園芸家の中には、植物を扱うときに手袋を着用する人もいます。 ほとんどの種は、乾燥地域の多肉植物に一般的に推奨されているように、水はけの良い土壌で、完全な日光の下で暑い条件で育ちやすく、水は非常に控えめです。
Wikipedia
私は手袋して扱うことはないですが・・・
種類によっては、毒があるようですね。園芸種は大丈夫と思いますが、一応注意した方がいいのかも知れません。
1970年代後半まで、チレコドンはすべて子葉属に含まれていましたが、1978年、プレトリアの植物研究所のHelmut Toelkenは、それらを独自の属に分割したとのことです。
「チレコドン・アリディモンタヌス」は絶滅危機種のIUCNレッドリストのようです。2012年5月12日取得。
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