こんにちは、このブログ記事を書いているGINZA HAIR(エトウ)です。福岡市中央区天神大名のGINZA HAIR SOLUTIONっていう美容室で髪切っとります。
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世界大会や技能五輪国際大会で日本代表として優勝・入賞をしたりしてます。
あと、GOOODS ARTっていうショップやHAIRCOMPASS™️っていう髪質性格診断を考案しました。本も2冊ほど出版しています。
好きな事して生きとります。興味のあることは、つくることです。もちろん一番は仕事です。だって毎日つくれますから!
趣味の植物栽培は20年弱でマンションのベランダと室内に1000鉢は管理しています。アデニウムやパキポディウムをはじめ多肉植物、サボテン、アロエ、盆栽とさまざまです。
その他絵描いたり、キャンプしたり、死ぬ日まで何かをつくって、研究して、それで生活できるなら幸せです。
それでは今回のブログの内容はこちらです。
お酒は体によい?悪い?
日本では飲酒が原因によって年間35,000人が亡くなっています。少なくない数字だと思います。
「百害あって一利なし」とされる喫煙とはちがい、健康へのリスクが知られている一方で、「百薬の長」ともいわれるお酒。適度に飲酒する事は良いとされています。「飲酒と健康についての情報はネット上にあふれていて、正直何を信じたらよいかわからない」という方も多いのではないでしょうか。そこで、お酒の関わる影響などをまとめました。
あなたは飲める人、飲めない人?
お酒が飲めるかどうかは、遺伝的な要因、もって生まれた遺伝子だけでほぼわかる様になってきました。「ほぼ」とは、はじめはそれほど強くなかった人でも、少しずつ飲みつづけることで、多少は飲めるようになるからです。
しかし、そのような人は「アルコールによる健康リスク」が格段に大きいので注意が必要です。
飲酒後、血流に乗って肝臓に運ばれたアルコールは、アルコール脱水素酵素 (ADH)によって、アセトアルデヒドにかえられます。アセトアルデヒドは、毒性の高い物質で、顔面紅潮、血圧の低下、動悸、などのいわゆる悪酔いというやつです。プラス高い発がん性もあります。
さらにアセトアルデヒドは肝臓のアセトアルデヒド脱水素酵素2(ALDH2)によって、毒性の低い酢酸にかえられます。その後、 酢酸は血中へともどされ、筋肉(骨格筋)などでさらに水と二酸化炭素に分解されます。
アルコールの代謝のされ方にはこれ以外にもいくつかありますが、摂取したアルコールの80%以上がADH と ALDH2によるこのような経路で代謝されます。
お酒が飲めるかどうかは、主にALDH2遺伝子の型(タイプ)によって決まります。ALDH2遺伝子には、正常なものと、変異したものがあり、変異した遺伝子からつくられる酵素は、アセトアルデヒドを代謝する能力は落ちています。
私たちは、同じ遺伝子を二つ (1セット)もつので、
ALDH2遺伝子の型は
「二つとも正常(ホモ正常型:お酒を飲める)」
「一つが正常で、一つが変異している(ヘテロ変異型:少し飲める)」
「二つとも変異している(ホモ変異型:まったくお酒を受けつけない)」のいずれかになる。
日本人では、約53%がホモ正常型で、約43%がヘテロ変異型、残りの約4%がホモ変異型だとされています。
ホモ変異型の人は、コップ1杯のビールでも顔が真っ赤になり動悸がして悪酔いします。
ヘテロ変異型の人は、日本酒1合程度までのアルコールなら問題ありませんが、それ以上だと悪酔い状態になります。
日本を含む東アジア全域でホモ変異型が多い傾向にあり、欧米人だと90%がホモ正常型で、悪酔いする人は少ないとのことだ。
アルコールテスト
自分がどの型かは「遺伝子検査」と「アルコールパッチテスト」という簡便な方法でおおよそ判定できます。遺伝子検査は、唾液を採取するだけで数日で診断結果が届きます。色んなメーカーがありますが、私はこちらで検査しました。*費用がかかります。
もう一つの「アルコールパッチテスト」ならお金もかかりません。ご自宅で消毒用アルコールを数滴、ガーゼなどにしみこませ、皮膚のやわらかい部位(上腕の内側など)に貼り、皮膚が赤くなるかを判定するパッチテストです。お酒を飲む必要もないので、20歳未満でも可能です。
7分以内に赤くなる人はホモ変異型でまったく飲めない人です。
7分では赤くならないが、さらに10分(計17分)貼っておくと赤くなる人はヘテロ変異型です。
それでも赤くならない人はホモ正常型と判定できます。
ALDH2遺伝子ほどの差はないが、ADH遺伝子の一部(ADH1B)にも、はたらきが強いもの(ADH1B-2) と,、弱いもの(ADH1B-1)があり、弱い方をもつ人は、もたない人よりもお酒による健康リスクが高いとされています。
お酒は睡眠の質を落とす
お酒を飲んでろれつがまわらなくなったり、暴言をはいたり、赤の他人にからんだりといった迷惑な人を「酔っぱらい」と表現しますが、そもそも「酔い」とはいったいどういった現象でしょう。
医学的には、エタノールが、脳などの中枢神経系におよぼす急性の影響だといえます。声が大きくなったり、大胆な行動に出たりするのは、脳の大脳皮質の制御機構が麻痺してしまうからです。
大脳皮質とは、脳の表面部位のことで、とくに前方(前頭前野)がヒトで発達しており、思考、創造性、理性といった「ヒトに特有な高次な脳機能」をつかさどっています。
たとえば、きらいな上司がいても、そんなそぶりを見せずにはたらけるのは、前頭前野が負の感情をおさえこんで理性的に行動させているからなのです。ところがお酒を飲むと、飲酒量の増加とともに前頭前野の機能が麻痺し、抑制がきかなくなってしまいます。
良い様に言えば、飲酒によって日頃の抑圧から解放される状態と言えます。適量であれば開放感や高揚感を覚えたり、リラックスして話ができることで人間関係が密になったりといった、プラスの効果も期待できるわけです。
飲める人はビール中瓶1〜2本(アルコール換算で20〜40グラム)を飲むと、約30分でアルコールの血中濃度が0.05〜0.1%に達し、ほろ酔い気分になります。
しかし、血中濃度が0.1%をこえると、いわゆる酔っぱらいの状態になり、0.35%以上になると意識喪失、呼吸筋の麻痺,、失禁といった急性アルコール中毒の状態になってしまいます。
アルコールの作用は、大脳皮質だけでなく、より脳の深い部位(大脳辺縁系や大脳基底核)にもおよび、 飲酒に対する欲求・依存などを引きおこす可能性が指摘されています。
このように、酔いにはプラスとマイナスの両面があるがありますが、睡眠にとってはマイナスにしかならないとされています。深酒をすると「レム睡眠」などの睡眠のリズムを阻害してしまいます。深酒したときに眠りが浅く、翌朝の目覚めが悪いと感じるのは、脳がきちんと休めていないからです。
アルコールによる利尿効果でトイレが近くなるため、眠りを阻害されてしまうという側面もあります。脳の呼吸中枢が影響を受けることで睡眠時無呼吸症候群が悪化するおそれも考えられます。
ナイトキャップと称して、寝る前に少量のお酒を飲む人もいるが、医師の多くは「眠るための飲酒はやめたほうがよい」と推奨しています。量が増えてアルコール依存性になる危険性の方が怖いです。
アルコールが体内で、無害な物質に変化するまで
お酒に含まれるアルコールは、胃や小腸から吸収されて血中に入り、肝臓に運ばれていきます。肝臓では、まず「アルコール脱水素酵素(ADH)」によって、アルコールがアセトアルデヒドにかえられます。
アセトアルデヒドは毒性が高く、悪酔い状態を引きおこすほか、発がん性もあります。さらに肝臓では「アセトアルデヒド脱水素酵素(ALDH)」によって、アセトアルデヒドが酢酸にかえられる。さらに酢酸は、筋肉などで水と二酸化炭素に分解され、二酸化炭素は、呼気として体外に排出されます。
二日酔いはなぜおきる?
日本酒1合程度のアルコール(約20グラム)が代謝されるのには、約3時間かかるとされていて、日本酒3合を夜10時までに飲んだとしても、翌朝の7時には、アルコールは分解されてしまっているはずです(ただし多少の個人差はある)。
よく誤解されるのですが、血中アセトアルデヒド濃度が高いために二日酔いになるのではありません。二日酔いは、お酒を飲んだことによる心身の傷跡といえるものなのです。二日酔いの症状、頭痛、吐き気、嘔吐、胃痛、下痢、めまい、動悸、倦怠感、のどのかわき、抑うつ状態と人それぞれ症状は異なります。
一説には「その人の弱いところがやられる」とのことだ。
市販されているウコン配合のドリンクなどは気休めにしかならず、二日酔いを治す薬もないと言います。
脱水には水分補給、
頭痛には胃にやさしいアセトアミノフェン(鎮痛薬)、
胃が痛いならガスターなどの薬を取りましょう。
もしくは、時間の経過を待てば、二日酔いは自然に治ります。
醸造酒と蒸留酒とでは,純アルコール量が同じなら醸造酒の方が二日酔いになりやすいという。「醸造酒にはさまざまな副産物が含まれており、そのなかに二日酔いの原因となるものもあるようです。
たとえばワインや日本酒には「アミン」という物質が含まれ頭痛の原因となります
飲酒による脂肪肝に要注意
飲酒による肝臓の影響としましてずおきるのは脂肪肝です。この間お酒を控えれば十分に治癒できますが、このまま度を超えた飲酒を続けてしまうと、次の段階として肝炎などさらに重症化します。
肝硬変、肝細胞ガンへと進み死に至ることもあります。これらの飲酒による肝臓障害ALDと総称され、1日あたりアルコール 60グラムの飲酒を5年以上継続すると、炎症や線維化もおきてくるとい言います。
女性や高齢者では、1日あたり40グラムでもおきると言いますし、ALDが誘発されるしくみはやや複雑です。
アルコールが代謝されてできる毒性の高いアセトアルデヒドが肝臓の組織を傷害するほか、アルコールを代謝するためにかかる肝臓への負荷、飲酒で変化した腸内細菌がつくりだすエンドトキシンによる影響、アセトアルデヒドとともにできる活性酸素による影響などが関与するからです。
最近特に若い女性の飲酒が増えていますが、女性は男性に比べて肝臓傷害が出やすいので要注意です。
ある程度、肝臓の線維化が進んでも、断酒すると線維がとかされて元にもどるので、あきらめずに節酒や断酒に努めてほしいと思います。
メタボリックシンドロームとはことなるが、大量飲酒による急性、あるいは慢性の膵炎にも気をつけたいです。膵炎はアルコール性のものが最も多く、急性膵炎の3割強は慢性膵炎の7割弱を占めています。
アルコールの一部は膵臓で代謝されるため、アセトアルデヒドや活性酸素が膵臓の細胞を傷害しておきると考えられています。強い腹痛や背中の痛み、吐き気などがおきる急性膵炎では、急激に症状が進み、死に至ることもあります。簡単に考えない様にしましょう。
ただし、大量飲酒をつづけても慢性膵炎を発症しない人もおり、遺伝的な素因が大きく影響するとされています。肝臓や膵臓は、かなり悪くならないと自覚症状が出ないことが多いので、日常的にお酒を飲む人は血液検査などによるチェックも定期的に受診しましょう。
少量の飲酒は健康に良い?
矛盾するようですが、ある量までのお酒は健康にプラスの作用をもたらすとの疫学報告もあります。
1日平均で、男性がアルコール30グラム、女性で15グラムまでの飲酒であれば、酒の種類に関わらず、狭心症や心筋梗塞などの循環器疾患による死亡リスクを3〜4割減らすといいいます。
さらに、このくらいまでの量であれば、善玉コレステロールと称される「HDLコレステロール」をふやし、動脈硬化の抑制、心不全の改善、脳梗塞の防止、糖尿病リスクの低下などの効果があるとするデータもあります。
とは言え「お酒が好きな人は、たいてい適量の飲酒ではおさまりません。1日に平均60グラム以上のアルコールを飲む人は、脳出血リスクが2.2倍,、脳梗塞のリスクが1.7倍なるとの統計があります。
また、1日平均量が少なくても、飲むときには2時間で男性 70 グラム,、女性60グラム以上と言ったように一気に飲む人には脳梗塞や循環器疾病が死亡リスクにも入ります。
妊婦の飲酒は胎児の成長を阻害する
妊婦も飲酒には気を付けたい。アルコールには、胎児の成長を阻害する作用があり、出生時および出生後の成長障害,、知能障害、 小頭症、奇形などのリスクが高まることが知られています。
これらは「胎児性アルコール・スペクトラム障害」と総称され、「妊娠後期よりも初期」「少量で長期間の飲酒よりも、短期間で大量の飲酒」の方がリスクが高い(少量で短期間だとしても安全ということではない)。
度をこえた飲酒をつづけると,、アルコール依存症になる点にも注意したい。
日本には約100万人のアルコール依存症患者がいると推計されています。もっとすごいのは、この内治療を受けているのは5万人に過ぎないとされる事です。
アルコール依存症は本人だけでなく、家族や職場などを巻きこんで人間関係を破綻させ、治療も困難をきわめます。
結局のところ、どのような飲酒が正しいのだろうか?
もちろん自分だけでなく、家族や人間関係、仕事も失う事になりかねません。自分の体と向き合って、健康状態を保ちながら適量を嗜むのが重要になってくると思います。
アルコールと消毒
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