こんにちは、このブログ記事を書いているGINZA HAIR(エトウ)です。福岡市中央区天神大名のGINZA HAIR SOLUTIONっていう美容室で髪切っとります。
ご新規さんはこちらのこだわりもご覧ください。
世界大会や技能五輪国際大会で日本代表として優勝・入賞をしたりしてます。
あと、GOOODS ARTっていうショップやHAIRCOMPASS™️っていう髪質性格診断を考案しました。本も2冊ほど出版しています。
好きな事して生きとります。興味のあることは、つくることです。もちろん一番は仕事です。だって毎日つくれますから!
趣味の植物栽培は20年弱でマンションのベランダと室内に1000鉢は管理しています。アデニウムやパキポディウムをはじめ多肉植物、サボテン、アロエ、盆栽とさまざまです。
その他絵描いたり、キャンプしたり、死ぬ日まで何かをつくって、研究して、それで生活できるなら幸せです。
それでは今回のブログの内容はこちらです。
水と髪の関係
湿気(水)と髪質(クセ)の関係は、髪が水で簡単に結合が緩むことで起きます。
「は?」ってなりますよね。
簡単に言うと「寝癖」です。
寝癖ができるメカニズムは、髪を半乾きや生乾きの状態で寝た場合、枕や布団に擦れ、朝が来るまでに徐々に乾きます。
この押さえつけたりクセのまま枕に抑えられたままで乾燥すると「寝癖」が付きます。でも水で濡らすと「寝癖」は戻りますよね。これが水素結合です。
水素結合はパーマ液で切れる「シスチン結合」とは別ものです。
ここでは髪の構造やパーマ液などは触れませんが、湿気に髪が反応するシチュエーションは2つ
・空気中に水分が多い日
・汗をかく日
湿気によるふくらみやハネ、うねりが戻ります。
そんな時に「自宅で出来る湿気対策」「サロンでの湿気対策」を説明をしていきたいと思います。
髪の湿気がなぜ起こる?!
梅雨時期や夏場の湿気の多い日に髪が決まらない、髪がハネる・うねる、そして広がる。この様な悩みをお持ちの方はたくさんいます。
なぜなら、日本人の髪質と日本の気候が相性が良すぎることでおきます。
日本人の多くは太くしっかりした毛量ですが、髪の中身は空洞が多く水分の出入りが多くなりやすい特徴を持っています。
これは日本人の祖先が寒い地域にいたことで獲得した良い要素でした。キタキツネやシロクマにも見られる特徴で保温効果があります。
しかし現在はファッションとしての役割がある髪の毛です。スタイリングをしても湿気の多い日は、モノの数時間ではねたり、広がったりします。
日本人に多い水分が入りやすい髪をどうやってガードしてヘアスタイルを保つかがポイントになってきます。
湿気に強い髪、弱い毛とは?
では、実際に湿気に強い髪、弱い髪とは、一体どう言った髪質のことなのでしょうか?
今現在のあなたの髪は湿気に強い髪か、弱い髪か下記の2つからチェックしてみましょう。
水分を吸収しやすい髪質
・くせ毛
・猫っ毛
・エイジング毛
・ダメージ毛
以上が水分を特に吸収しやすい髪になります。この1つもしくは2つと多ければ、より水分が吸収されやすいと言えます。
髪のダメージ度合い
・カラーをしている
・パーマをしている
・パーマもカラーもしている
・乾燥によるダメージ
・その他の薬品によるダメージ
以上の様なダメージがある事で、キューティクルが開いている所やない所がありますので、スタイリングを保つことは難しくなってきます。
いかがだったでしょうか?
チェックが多い方ほど、難易度も高いと言うことになります。そこで、どう言った対策を取れば良いか解説していきたいと思います。
髪の湿気を寄せ付けない自宅でのお手入れ
効果的なトリートメントの方法
くせ毛や髪のダメージがある事で、湿気を吸収しやすい状況を作ってしまいます。広がりやすい髪やうねる髪は、週に2~3回のトリートメントで内側から潤いとダメージ補修をしっかり取り入れましょう。
①トリートメントは、いっぱい付ければ良いというモノではありません。適量をしっかり毛先中心になじませましょう。
②馴染ませたら荒めのコームで髪全体に馴染ませましょう。
③3〜5分は浸透させるために時間を置きましょう。
<お勧めトリートメント>
<おすすめの促進キャップ>
効果的に髪を乾かす方法
大前提として、おやすみ前は必ず髪や地肌が乾いた状態でお休みください。これすら出来ないのに「髪が湿気で・・・」なんて言わないでよね。^c^v
先ず、シャンプー後はしっかりとタオルで水分を取りましょう。
ドライヤー前は、ヘアオイルを付けて髪の水分、油分、タンパク質のバランスを整えましょう。
ドライヤーは髪の根元からしっかり乾かして。仕上げは「冷風」で熱を取りましょう。鉄と一緒で熱を加えて冷める時に固まります。髪も冷風を当てる事でしっかりとキューティクルが閉まります。
特にダメージを感じる毛先は乾いた後もヘアオイルをなじませましょう。
<おすすめのドライヤー>
アイロンを効果的に活用する
数年前まではアイロンは髪のダメージを作る要因でした。しかし、近年は、髪の状態を上げるものが次々と発売されています。
特に水分を閉じ込めキューティクルを整える効果が期待できるこちらをお勧めします。
朝お出かけ前にアイロンでスタイリングすることをお勧めします。必ず熱を様してスタイリング剤をつけましょう。
<おすすめのアイロン>
<おすすめのオイル>
湿気を受けやすい髪質別のお手入れ
くせ毛
くせ毛は、水分量が少なく湿気に影響を受けやすく、雨の日や湿気の多い日は広がりやすい髪質と言えます。
ドライヤーは、乾かしすぎに十分注意しましょう。
また、スタイリングの際は、ヘアミストなどで水分を補ってからドライし、半分くらい乾いたらヘアオイルをつけ乾かしていきます。
最後は冷風で表面をさっと乾かすとまとまりやすくなります。この冷やすと言う一手間がスタイリングのもちをよくします。
<おすすめのヘアミスト>
<おすすめのヘアオイル>
猫っ毛
猫っ毛と言われる髪は、ハリやコシがなかったり、髪が細く柔らかい髪質です。
猫っ毛は、ボリュームが出ずにぺたんとなってしまいがちです。ドライ時はドライヤーを下から上に向けて風を当てていきます。尚且つ、内側からあてて、髪をふんわりとさせましょう。
また、この悩みがある場合は、ヘアオイルを使うと重みによってさらにぺったりとしてしまう可能性があります。そのため、スタイリングではナチュラルオイルよりもクリーム系もしくはコーティング系がお勧めです。
<おすすめのヘアミルク>
多毛やダメージでの広がり
髪のダメージなどで毛先が広がる、もしくは全体が広がる髪質は、髪にしっかりと潤いを与えることが大切になってきます。
洗い流すトリートメントだけでなく、ドライヤー前には、必ず洗い流さないトリートメントもしっかりとつけましょう。髪に湿気が入り込む隙間をなくし、広がりを抑える効果が期待できます。
<おすすめのヘアミルク>
エイジング毛
エイジング毛とは、女性は成人以降、女性ホルモン(エストロゲン)の減少に伴い髪は細くなり、うねりやくせを伴う髪のことです。プラス髪の艶も失われます。
エイジング毛に関しては、うねりとキューティクルのダブルケアが必要になってきます。
この髪質は縮毛矯正を繰り返しするとダメージが蓄積してしまい、思う様に髪を収めることが出来ずに縮れてしまいます。そこでお勧めのメニューは髪質改善ヘアエステです。
髪の湿気を寄せ付けないサロンでのお手入れ
サロンでのおすすめのメニューは3つ「髪質改善ヘアエステ」「トリートメント」「縮毛矯正」です。髪の状態を見て美容師さんにご相談ください。
トリートメント
髪の痛みが気になる方は、トリートメントがおすすめです。ダメージがある事で髪は広がり、スタイリングをしても、持ちが悪くなります。一番手軽なヘアスタイルを湿気から守るお手軽メニューです。
持続期間(2週間〜1ヶ月)
髪質改善ヘアエステ
エイジング毛、猫っ毛に圧倒的に効果が見込めます。くせ毛ではない広がりを収める効果も見込めます。詳しくはこちらをご覧ください。
持続期間(1ヶ月〜3ヶ月)
縮毛矯正
くせ毛による広がり、うねりは縮毛矯正がおすすめです。3つの中で持続力もずば抜けて良いです。縮毛矯正をかけたところは、半永久的に広がりは抑えます。しかし、栄養が抜けるに従い艶やクセは効果が落ちていきます。半年すると縮毛矯正をしていない部分が広がってきます。
持続期間(3ヶ月〜半年)
以上が、髪の湿気を寄せ付けないサロンでの3つのお手入れ方法です。
【まとめ】湿気と髪質の関係。ヘアスタイルを湿気から守るお手入れマニュアル
自分の髪質やダメージ度合いを理解して、うねりや広がりの対策をしよう。
髪質に合わせて、「自宅でのお手入れ」「髪質に対応した商品」「サロンでのおすすめメニュー」を実践していただければ、ヘアスタイルを湿気から守ることができます。
「番外編」として、ヘアスプレーを全体に振ることも対策としては効果はあると思います。ただSDGs美容室として「ガス入りスプレー」はお勧めしていません。
以上が「ヘアスタイルを湿気から守るお手入れマニュアル」です。
【無料】髪質性格診断もやっています
無料で髪質性格診断をやってみる
ヘアコンパスとは何か?
<オフィシャルサイト>
お問い合わせはこちらから
【書籍の購入はこちら】
お問い合わせは公式LINEから
↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑
Twitterもやっています。
YouTubeチャンネルとサロンのご案内
YouTubeチャンネルでやってます。
GINZA HAIR OMOTE美容師系チャンネル
GINZA HAIR URAMEN趣味の部屋
【サロンのご案内】
■営業時間:10:00〜20:00
■受付時間:カット〜19:00カラー・パーマ〜18:00
■場所:福岡市中央区大名1-2-20-1003
■定休日:毎週月曜日・第1第3火曜日(その他不定期)
■電話:092-725-9260
■メール:ginzahairsolution@gmail.com
こちらも合わせてお読みください。
最後まで読んでいただいてありがとうございます。
関連の記事をよかったら飛んでみてください。
コメント