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【盆栽仕立て】ガジュマルを育てるコツと種類を徹底解説

塊根植物 Codex
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んにちは、このブログ記事を書いているGINZA HAIR(エトウです。福岡市中央区天神大名のGINZA HAIR SOLUTIONっていう美容室で髪切っとります。

ご新規さんはこちらのこだわりもご覧ください。

世界大会や技能五輪国際大会で日本代表として優勝・入賞をしたりしてます。

あと、GOOODS ARTっていうショップやHAIRCOMPASS™️っていう髪質性格診断を考案しました。本も2冊ほど出版しています。

好きな事して生きとります。興味のあることは、つくることです。もちろん一番は仕事です。だって毎日つくれますから!

趣味の植物栽培は20年弱でマンションのベランダと室内に1000鉢は管理しています。アデニウムやパキポディウムをはじめ多肉植物、サボテン、アロエ、盆栽とさまざまです。

その他絵描いたり、キャンプしたり、死ぬ日まで何かをつくって、研究して、それで生活できるなら幸せです。

 

それでは今回のブログの内容はこちらです。

ガジュマル盆栽仕立てに、マンションでガジュマルを育てるコツを徹底解説

ガジュマルはだいたいこんな感じで売られています。これを少しずつ形を作りながら盆栽仕立てにすることもできます。

今私が仕立てているのがこちらのガジュマルです。盆栽で言う「半懸崖」と言う垂れ下がった樹形にして行っております。

ガジュマルを管理する様になってかれこれ15年経ちます。この画像が10年以上前になります。こちらの成長も併せて見ていきたいと思います。

ガジュマルを管理
2009、3

ガジュマルの育て方(環境を知る)

「植物は動けないのでその環境に順応していきます」その結果が、個体の特徴であり面白さなのです。

自生している環境を知ることが育てる上で大事です。

この画像を見てわかる様にガジュマルは風通しと日当たりのよい場所を好みます。マンションで育てる場合は日光が半面にしか当たりません。定期的に鉢を回したり対策が必要です。

この様に根をどんどん伸ばしていきます。隣の鉢などにも根を伸ばしていくので注意してみることも大切です。

用土は、水はけがよく保水性もあるものを選びましょう。

マンションで育てる場合、特に高温多湿になりやすい為、水はけを第一に考えた用土選びが大切です。

ガジュマルの種類

ガジュマルはゴムの木の仲間です。特徴として切ると白い液汁が出ます。硬めの丸い葉が特徴です。フィカスというグループに属します。

世界中に800種類以上があるといわれています。また園芸改良されたもの、生産過程での突然変異の個体など様々で、日本でのガジュマルの園芸種は約20種ほどあります。

中でも人気というか、殆どのものがこの4つです。

ニンジンガジュマル

ニンジンガジュマルは、よくお店で売られている小さいサイズのガジュマルのことです。名前は正式な品種名ではなく商品名や花屋さんの流通名です。

幹の根元がニンジンのようにぷっくりと太っている特徴的な見た目から、このような呼び名が付き、一般的になったと考えられます。人参よりも芋って感じだけど・・・

ガジュマルは種から育てると幹が膨らんで成長します。数年かけて膨らんだ根元を掘り上げて、その幹をより多く見せるように植え付けたものが、ニンジンガジュマルとして流通しています。

センカクガジュマル

センカクガジュマルは、その名のとおり尖閣諸島に自生している希少な品種です。

通常のガジュマルと比べると、葉の形に丸みがあり厚さもあります。成長していくと、上に向かって伸びるのではなく横に広がってきます。

この特徴は、風が強い尖閣諸島で生きるうえで、強風の影響を受けにくいように進化したあらわれといえます。耐寒性や耐陰性も普通のものより強いので、より育てやすいガジュマルです。

オウゴンガジュマル

オウゴンガジュマルは、日本ではあまり見かけない品種で、海外では街路樹や生け垣として多く使用されている品種です。

明るい黄緑色の葉の色が特徴的で、日当たりのよい場所で育てることで葉の色が美しく色づきます。

成長していくと緑葉が増えるので、刈り込んで黄緑の新芽を出させます。

日が当たらないと葉の色が悪く出るので、生育期には外に出すなどして日光が当たるようにするとよいでしょう。

しかし、真夏の直射日光に当たると葉焼けを起こすので注意が必要です。

パンダガジュマル

パンダガジュマルは、センカクガジュマルの生産過程で突然変異が起き生み出された、とても珍しい品種です。

それゆえに高価な観葉植物として流通しています。一番の特徴は、ほかのガジュマルよりも葉の形が丸いです。ほんとにまん丸です。

温室育ちのため寒さに弱いので、室内の暖かい場所で育てるのが適しています。また、エアコンの風が当たるのも避けるようにします。

最近は「メルカリ」「ヤフオク」で見かけますが、そのほとんどはセンカクガジュマルです。

ガジュマルの植え替えの時期は?土はどうする?

ガジュマルはこの様に根をどんどん伸ばしていきます。コンクリートを飲み込むほど旺盛で植え替えは必須になってきます。

絞め殺しの木と言われるくらいに、本体をも絞め殺す旺盛さです。植え替え時期は、4月から8月の間に行います。

ゴールデンウィーク前後がおすすめです。梅雨前がベストです。

鉢は、一回り大きなサイズの鉢を用意しましょう。今回の植え替えは、樹形に合わせてそこの厚いものにしています。

ガジュマルを植え替えするときは、数日前から雨に当たらないところに置き、水やりを控えます。

土も事前に作っておきましょう。こちらは水捌けと保水を考えてブレンドしています。

ガジュマルのおすすめの用土

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ガジュマルの植え替えの方法

ガジュマル成長の記録

ガジュマルの針金かけ

ガジュマルはとても形がつきやすい品種です。針金を掛けたままにして置くと食い込んで幹に跡がついてしまいます。

食い込みをケアする様にゴムやビニールなどを針金に巻いてかけたり、当てたりすることが大切です。

植物は上へ上へ伸びていきますので、樹形によっては針金がけが必要になってきます。

こちらが2021年の姿です。

昨年植え替えの時に大きめの枝を折ってしまったので、現在はちょっと間延び中です。

また、作り直して行ってる最中です。機会があればまた動画でアップしたいと思います。

ガジュマルの効果的な水やりのポイント

春・秋(通常) 朝がベストです。 

夏(暑い日)  西日が当たらなければ夕方以降がベストです。

冬(寒い日)  朝がベストです。

1回の水の量は、鉢底からたっぷり水が出るくらいしっかりあげます。

葉水もしっかり行ってください。これだけでも害虫予防になります。

ガジュマルがかかる病気や害虫

ガジュマルが、かかりやすい病気は正直特にありません。室内で育てていると株が弱くなるので気をつけた方が良いです。

気を付けるべきは害虫です。アブラムシ、カイガラムシ、ハダニ、赤ダニなど、放っておくと養分が奪われて、生命力が低下していきます。

特にハダニは弱った植物につきやすく、光合成ができなくなり、最悪の場合は枯れてしまうこともあります。アブラムシは春の時期に多く発生し、新芽や新葉にくっついて弱らせます。

カイガラムシは約400種類以上も存在が確認されている害虫で、葉の裏にひっつき養分を奪います。ダニ類も葉の裏から吸汁すると植物を弱らせていきます。見つけ次第駆除しましょう。

そんな時はこちらを土撒いて置けば間違いないです。

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ガジュマルが枯れる原因は水をあげ過ぎる根腐れがほとんどです。

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ガジュマルの増やし方

ガジュマルは剪定した枝を使って、挿し木で増やすことができます。切った枝の一番上の葉だけ残してその他の葉は切り落とします。3分の1ほどを赤玉土に差します。3ヶ月くらいで根は付くと思います。

欲しい太い枝は環状剥離で採った方が安全です。

ガジュマルの肥料は?

ほぼ要らないと考えて大丈夫です。

逆に、肥料の与え過ぎで起こる徒長や花が咲かないなどの弊害があります。

こちらを植え替えの時に用土に混ぜる程度で大丈夫です。

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それよりも日照不足と気温に気をつけましょう。

ガジュマルの冬越しはどうする?

基本的には5度以下はダメと言いますが意外といけます。しかし安全策は5度だと思います。

戸外に出したままだと下の葉から落ちていくと思います。そうしない為には、室内に取り込んで10度をキープする様にしましょう。

冬でも気温の高い日中は戸外に出しましょう。

【まとめ】ガジュマルを盆栽仕立てに、マンションでガジュマルを育てるコツ

マンションでガジュマルを育てる場合は日光が半面にしか当たりません。定期的に鉢を回したり対策が必要です。

ガジュマルの植え替え時期は、4月から8月の間に行います。

ガジュマルは針金を掛けたままにして置くと食い込んで幹に跡がついてしまいます。早めに外す。

1回の水の量は、鉢底からたっぷり水が出るくらいしっかりあげます。葉水もしっかり行ってください。これだけでも害虫予防になります。

肥料はほぼ要らないと考えて大丈夫です。

冬場は5度をキープしましょう。戸外に出したままだと下の葉から落ちていくと思います。葉を残したい場合は、室内に取り込んで10度をキープする様にしましょう。

以上がガジュマルの育てるコツでした。

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