こんにちは、このブログ記事を書いているGINZA HAIR（エトウ）です。福岡市中央区天神大名のGINZA HAIR SOLUTIONっていう美容室で髪切っとります。
ご新規さんはこちらのこだわりもご覧ください。
世界大会や技能五輪国際大会で日本代表として優勝・入賞をしたりしてます。
あと、GOOODS ARTっていうショップやHAIRCOMPASS™️っていう髪質性格診断を考案しました。本も2冊ほど出版しています。
好きな事して生きとります。興味のあることは、つくることです。もちろん一番は仕事です。だって毎日つくれますから！
趣味の植物栽培は20年弱でマンションのベランダと室内に1000鉢は管理しています。アデニウムやパキポディウムをはじめ多肉植物、サボテン、アロエ、盆栽とさまざまです。
その他絵描いたり、キャンプしたり、死ぬ日まで何かをつくって、研究して、それで生活できるなら幸せです。
それでは今回のブログの内容はこちらです。
アガベとは
最近人気のあるアガベ、リュウゼツラン科アガベ属の植物になります。アガベシロップやテキーラの原料となる植物としても知られています。
アロエやへクチアの様に、放射状（ロゼット）に広がるトゲトゲした葉が特徴的ですが、アガベ品種は個体差もあり、形や大きさ・色合いのバリエーションが豊富です。また、変種も多数あり愛好家が多い植物になります。
代表する品種は、アガベ・チタノータ（Agave titnota／チタノタ）です。北アメリカやメキシコなどを原産とする多肉植物の仲間になります。
鋸歯（きょし）と言うアガベらしい棘が特徴でとても男らしいフォルムに成長します。一昔前までは、今ほど高価ではなく、どちらかというと捨てられるほどの品種だったようです。
アガベ・チタノタの育成場所（置き場所）は、乾燥に強く日当たりを好みますのでなるべく日光に当ててあげることが重要です。
風通りのよい明るい場所で育てるのがベストでしょう。
もともと西部劇の舞台のような地域に生息していますので、太陽が降り注ぐ乾燥した土地の植物です。できるだけ日光を与える環境で育てるのが望ましいということなんです。直射日光にも強く葉焼けをしにくく育てやすい植物です。
ロックガーデンなどのメイン植物として地植えにも向いています。根がつけば雪にも耐える株になります。
冬は意識して日光にあてないと徒長してしまい、葉の詰まったシルエットが保てません。葉が長く、間隔は開いているようでしたら日光が足りないと思ってください。
高い気温と日照が必要で、ある程度気温があると成長をする夏型になります。ムレにも割と強いですが、出来るだけ乾燥気味に育てる方が締まった株になります。
基本的には室内での栽培は向いていないです。なので極力戸外で管理しましょう。
アガベの植え替え
アガベの発根管理はいろいろあると思いますが、アガベの発根管理で大事なのは温度と湿度です。
春暖かくなってくると比較的簡単に発根させる事が出来ます。
まず準備するものは、アガベに対して小さいめの長めの黒いプラ鉢です。
そこに赤玉土や桐生砂など無菌の用土を気持ち少なめに入れます。
アガベの株元を深めに植え込み、用土をしっかりと湿らせ陽当たりの良い場所で管理します。発根するまでは用土が湿った状態を維持します。
下葉は1〜2枚は無くなると考えている方が気が楽です。
アガベの発根の目安「入った！」ってやつは、
ぐらつきが無くなったり、展開した一番古い葉1〜2枚を除いて、葉のシワが取れればほぼ発根してます。
シワが進む様であれば根が出ておらず、枯れる可能性があります。一旦土から抜いて、もう一度乾燥させて再スタートです。
発根しない要因は、
・気温が低い
・土がしっかり密着していない
・水分が足りない
・カビ
発根後は水やりを減らしていきます。
その後しっかりと鉢そこから綺麗な水が出るまで水と酸素を与えましょう。
植え替え後は気温の変化の少ない環境下で1週間、その後少しずつ元の環境に戻してください。
緊急事態以外は春がおすすめです。
アガベの冬場の植え替え
もう一度言います。緊急事態以外は春がおすすめです。どうしても、冬場に植え替えしなくてはいけない状況だとお察しします。
・突風により鉢が倒れてしまい、鉢が割れたり、土がこぼれたり、根が剥き出しになってしまった。
・冬場に発根管理、ベアルート株。
・あまりにも根が回りすぎて水捌けが悪い。
冬場に限らず植え替えで一番大事なのは根が定着するかどうかです。生きている根は大事にして、古くなった根は整理します。
アガベの健康状態として、根が完全にない場合と根がある場合とでは少しやり方が変わります。
鉢上げから時間が経過している場合
根（細根）がない場合、ベアルート株の場合、育成気温をキープできる環境があるかどうかで変わります。あれば問題なくできますが、ない場合は、黒い深めのプラ鉢に赤玉土や桐生砂など無菌の用土を気持ち少なめに入れます。株元を深めに植え込み、用土をしっかりと湿らせ陽当たりの良い場所で管理します。夜は窓際ではなく室内の暖かいところに避難させます。その場合、室内の電灯は消しておきます。
冬の発根は難易度は高くなります。冬は気温が上がりにくいため発根させるのが難しいです。陽当たりの良い窓際でも、ハウスと同じように温度を上昇させ、発根管理をする事が出来ます。それが黒い深めのプラ鉢です。
もしくは電気代はかかりますが、暖房を入れている部屋なら容易に発根させる事が出来ると思います。
冬場に陽当たりの良い窓際がない場合は室内の温度を25℃前後をキープします。暖房器具を使い25℃前後をキープすればそのうち発根します。
発根剤を塗った後に殺菌剤を塗り、数分乾燥させ薬剤の状態が安定してから植え込みます。
発根した目安「入った〜！」ってやつは、幹にシワがなく、適度な硬さがあり、葉が展開していけば、根はしっかり動いています。
発根してくれない株の場合
発根してくれない株は実際あります。そういう時は株の根の生え際を軽くカットし、生きた繊維を剥き出しにします。
発根剤を塗った後に殺菌剤を塗り、数分乾燥させ薬剤の状態が安定してから植え込みます。
どうしても発根しない場合はこの作業を繰り返してになります。
殺菌剤はダコニール1000の原液を使用してます。
扇風機やサーキュレーター等で風を発生させる方が蒸れの防止につながります。
アガベの冬場の室内発根に必需品
実際に使っているものです。今のところ問題なく冬の管理はできています。
価格も1万円以下で揃うのでお財布にも優しいです。
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