こんにちは、このブログ記事を書いているGINZA HAIR(エトウ)です。福岡市中央区天神大名のGINZA HAIR SOLUTIONっていう美容室で髪切っとります。
ご新規さんはこちらのこだわりもご覧ください。
世界大会や技能五輪国際大会で日本代表として優勝・入賞をしたりしてます。
あと、GOOODS ARTっていうショップやHAIRCOMPASS™️っていう髪質性格診断を考案しました。本も2冊ほど出版しています。
好きな事して生きとります。興味のあることは、つくることです。もちろん一番は仕事です。だって毎日つくれますから!
趣味の植物栽培は20年弱でマンションのベランダと室内に1000鉢は管理しています。アデニウムやパキポディウムをはじめ多肉植物、サボテン、アロエ、盆栽とさまざまです。
その他絵描いたり、キャンプしたり、死ぬ日まで何かをつくって、研究して、それで生活できるなら幸せです。
それでは今回のブログの内容はこちらです。
アガベ(Agave)とは
最近人気のあるアガベのひとつで、リュウゼツラン科アガベ属の植物になります。
アガベの中でも人気も知名度も一番高いのが、このチタノタではないでしょうか?
アガベ・チタノータ(Agave titnota/チタノタ)は、北アメリカやメキシコなどを原産とする多肉植物の仲間です。
ちなみに、アガベはアガベシロップやテキーラの原料となる植物としても知られています。
テキーラの原料は一般的には「Blue Agave(ブルーアガベ)」と呼ばれています。
原産地メキシコでは「Agave Azul(アガベ・アスル)など呼ばれています。
正確には「アガベ・アスール・テキラーナ・ウェーバー」という品種になります。アロエぽいですが竜舌蘭(リュウゼツラン)の一種です。
原料として使われるのは葉の部分ではなく地下茎の直径70〜80cm、重さ40kg前後まで育った球茎で、巨大なパイナップルのような形からスペイン語の「ピニャ」と呼ばれ、ピニャが良質であるかどうか、それがテキーラの品質に大きく影響するようです。
アロエやディッキアの様に、放射状(ロゼット)に広がるトゲトゲした葉が特徴的です。
チタノタはアガベ品種のなかでも個体差が大きく、形や大きさ・色合いのバリエーションが豊富です。また、変種も多数あり愛好家が多い植物になります。
鋸歯(きょし)と言うアガベらしい棘が特徴でとても男らしいフォルムに成長します。一昔前までは、今ほど高価ではなく、どちらかというと捨てられるほどの品種だったようです。
近年は、台湾や中国からどんどん輸入されています。現在流通しているものは、ほぼその血統のものが占めています。
メリクロン株・クローン株が大半で、価格は安くなってきていますが、良いことばかりではなく、本物の区別がつきにくいのが現状です。
まーコレクトする分には関係ないと思います。
選抜園芸種の名前を勝手につけて、名前を追って集め出すととてもキリがない品種ではあります。
ぱっと見は名前がついていなければ、どっちかわからないものを集めることに個人的には意味を見出せません。
ムキになって品種見分けるコレクターは、
ポケモンでいうところの「色違い」を集めてるに近いかも・・・、
そこも含め園芸は人がどうこうよりも自分自身が楽しんだもん勝ちです。
アガベ・チタノタ(チタノータ)の育てるコツ
アガベの育成場所
アガベ・チタノタの育成場所(置き場所)は、乾燥に強く日当たりを好みますのでなるべく日光に当ててあげることが重要です。
風通りのよい明るい場所で育てるのがベストでしょう。
もともと西部劇の舞台のような地域に生息していますので、太陽が降り注ぐ乾燥した土地の植物です。できるだけ日光を与える環境で育てるのが望ましいということなんです。直射日光にも強く葉焼けをしにくく育てやすい植物です。
しかし、連日35度を超す猛暑日は厳しいようで多少遮光をするか日陰に移動させてすことをお勧めします。
特に、冬は意識して日光にあてないと徒長してしまい、葉の詰まったシルエットが保てません。葉が長く、間隔は開いているようでしたら日光が足りないと思ってください。
高い気温と日照が必要で、ある程度気温があると成長をする夏型になります。ムレにも割と強いですが、出来るだけ乾燥気味に育てる方が締まった株になります。
基本的には室内での栽培は向いていないです。なので極力戸外で管理しましょう。
光と水と風のバランスで形が変わってきます。
アガベの水やり
意外と水を好みます。夏は表土が乾いたらたっぷり水を与えましょう。特に暑くなるのが早いので涼しい時間帯に水やりをするのがベストです!アガベに水を上げるタイミングは朝か夕方です。
雨ざらしでも良いのですが、黒い斑点が出来やすいので、鑑賞上あまりおすすめはしません。
実生から5年目までは、水は多めの方がよく太ります。その後は徐々に減らしていきます。
春・秋(通常) 朝がベストです。
夏(暑い日) 西日が当たらなければ夕方以降がベストです。
冬(寒い日) 朝がベストです。
1回の水の量は、鉢底からたっぷり水が出るくらいしっかりあげます。冬は葉の展開が落ち的たら断水です。
水の回数と土の配合と風の量で自分のバランスを模索しましょう。
例えば、水を毎日上げるなら基本用土は石(砂)多めで、水を上げた瞬間ダダ漏れになるくらいにします。そしてしっかりと風を当てます。
水は少なめの場合は、砂よりも赤玉土を多めで光をしっかり当てましょう。
アガベの植え替えや株分け
多肉植物やアガベ全体に言えることですが、夏など植え替えの目安は、最低でも2〜3年に1度はおこないましょう。根詰まりを起こすと新しい葉が展開しなくなるので植え替えが必要です。
用土は水はけの良い用土がよいです。子株を旺盛につける株が多く、植替えのときに株分けをして増やていくのがスタンダードです。
葉が3枚以上展開していない小さい子株はそのまま付けておく方がよいです。親株についていた方が成長は早く、小さいうちに切り離すとその後の成長が悪く、溶けることもあり注意しましょう。
株によって子株の付き方は違うが、ある程度大きくなった株は成長が早く子株も一緒に成長します。寒さには余り強くなく、霜に当てないほうが良いです。
子株をあまり長い期間つけたままにしていると親株の勢いは落ちますので、いずれ群生の様になっていきます。そうしたくない場合は、葉が3枚展開したくらいに切り離しましょう。
アガベの用土
植え替え時期は、4月から8月の間に行います。
ゴールデンウィーク前後がおすすめです。梅雨前がベストです。
鉢は、一回り大きなサイズの鉢を用意しましょう。株に対して鉢は同じ直径もしくはそれ以下がお勧めです。
アガベを植え替えするときは、数日前から雨に当たらないところに置き、水やりを控えます。
アガベの育成気温
春秋は戸外で問題なく過ごせます。この期間にどれだけ日光浴させるかが重要になってきます。
しっかり日光に当たっている個体は強くしまった株になっていきます。暑い分には問題ありませんが、猛暑日などが続く様でしたら、少し遮光した方が良いです。
寒さには弱く、最低気温が5度を下回ってくると成長もほとんどしなくなるために室内に取り込む様にしましょう。
冬は断水管理でもよいが室内の暖かい場所におけるのであれば様子を見ながら月に1度程度暖かい日に水をあげましょう。
気温の高い日や日差しのある日中は外に出しましょう。
アガベは肥料はどうするの?
ほぼ要らないと考えて大丈夫です。
逆に、肥料の与え過ぎで起こる徒長などの弊害があります。
こちらを植え替えの時に用土に混ぜる程度で大丈夫です。
アガベがかかりうる病気(炭疽病)
炭疽病とは、病斑は灰色ないし褐灰色で、葉の表、裏の両面に発生します。
病斑と健康全部との境いは鮮明にわかります。形は一般に不規則ですが、時には円形または楕円形にまとまる場合もあります。病状の進んだものでは、病斑上面に黒色のやや隆起した小点を不規則、または同心円状に生じます。
発生は樹種によって異なりますが、一般に降雨の多い5〜7月と9〜10月に多く発生します。伝染の経路については、ほとんどの場合、被害組織上で菌糸の型で越年し、翌年小生胞子を生じて伝染します。
炭疽病の防除は、発生のおそれのある長雨の続いた時に、ダイセンやベンレートなどの殺菌剤を散布すればよいでしょう。
躊躇するかもしれませんが、もしくは早い段階でその株を捨てる。そうでないと、そのほかの植物にも影響が出てきます。特に同じ品種は移ります。
それ以前に、しっかりと日に当てて強い株を作ることを心がけましょう。
アガべ・チタノタをマンションでタネから育てる
【解決策】アガベ&亀甲竜の種まきでカビさせない方法と2ヶ月後の発芽率
海外よりタネを購入(4つ)して、蒔きました。
1日メネデールにつけて、土の上に置いて、軽く土を被せた感じです。2つ芽が出たので、発芽率は50%ということになります。
後日、1つ芽が出てきたのですが、途中で溶けてしまいました。1〜2年はまだ安心できないサイズで、葉が回ってくるまでは気が抜けません。
こちらが2年たって植え替えた状態です。この頃からやっと安定してきました。それ以前は苗が倒れやすく、ちょいちょい土を盛ってあげていました。
こちら3年経った株になります。ロゼット状に回り出して一気にアガベらしさが出てきました。
鋸歯(きょし)と言うアガベらしい棘が特徴でとても男らしいフォルムになってきています。見ての通り、ド・ノーマルのチタノタですね。もう少し表面が荒れてくれると嬉しいですが、経過を見ていきます。
こちらが4年たった株になります。少し棘の幅が大きくなってきているように感じます。この調子で短く詰まった感じになって欲しいですね。
ちょこちょこ雨に当たるので黒い斑点ができています。アガベはやっぱ雨嫌いますよね。
水やりは5年目までは多めで、それ以降は締めていくのが良いのではないかと思っています。盆栽でもそうですが、ある程度太らして方が締まりますので、今年いっぱいは水もしっかりあげています。
5年過ぎてやっとこさ子株(3つ)が出てきました。
アガベチタノタの動画はこちら
【結果】日本のベランダでの育生条件
この辺りから「光」が明らかに足りてないのがわかると思います。マンションのベランダで育てる限界だと思います。
南向きベランダですと日照時間は日によりますが6時間がマックスです。
春秋はいいのですが、夏は太陽が上から注ぐので意外と光が足りません。もちろん冬場は気温も日照も足りません。
まずは、日本での日照時間を補うには室内もしくはハウスでの管理が必要だと思います。育成ライトで照射時間をコントロールすることで葉の詰まった株を育てることができます。
そして、風です。直接の風というよりも「対流」です。サーキュレーター2台で室内の空気を動かしましょう。
これで、冬の日照時間も確保できますし、天候(梅雨や台風、真夏日)にも左右されません。
ただ、好みがありますし、一概には言えないのが園芸です。
細く尖った葉も私自身はこっこいいと思っています。
アガベのその他の管理
【解決策】アガベ&亀甲竜の種まきでカビさせない方法と2ヶ月後の発芽率
その他のアガベ
アガベ・イシメンシス
アガベ・チタノタ斑入り
アガベ・ホリダ
アガベ・笹の雪
アガベ・笹の雪
3年目のその他のアガベ
その他の植物
砂漠の薔薇という植物「アデニウム」をマンションのベランダで育てるコツ
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最後まで読んでいただいてありがとうございます。
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