こんにちは、このブログ記事を書いているGINZA HAIR(エトウ)です。福岡市中央区天神大名のGINZA HAIR SOLUTIONっていう美容室で髪切っとります。
ご新規さんはこちらのこだわりもご覧ください。
世界大会や技能五輪国際大会で日本代表として優勝・入賞をしたりしてます。
あと、GOOODS ARTっていうショップやHAIRCOMPASS™️っていう髪質性格診断を考案しました。本も2冊ほど出版しています。
好きな事して生きとります。興味のあることは、つくることです。もちろん一番は仕事です。だって毎日つくれますから!
趣味の植物栽培は20年弱でマンションのベランダと室内に1000鉢は管理しています。アデニウムやパキポディウムをはじめ多肉植物、サボテン、アロエ、盆栽とさまざまです。
その他絵描いたり、キャンプしたり、死ぬ日まで何かをつくって、研究して、それで生活できるなら幸せです。
それでは今回のブログの内容はこちらです。
フケが出る。対処法や改善策を詳しく解説します。
先ずは、毎日フケが出て大変かと思いますが、心配しなくても大丈夫です。必ず、フケやかゆみにも因果関係があり、対処することでかゆみも改善されます。
あなたの頭皮の事を詳しく理解して、日々のお手入れを見直しましょう。
もちろん症状によっては、病院へ行ってお薬を処方してもらった方が良い場合もあります。
最後まで読んでみて、今自分がどのフケの症状かを分かった上で適切に判断していきましょう。
それではあなたのフケやかゆみをチャックしていきましょう。
実はフケってみんな出てるんですよ
フケは頭皮から出る角質です。
皮膚で言うターンオーバーです。ターンオーバーとは皮膚の新陳代謝機能で、約1ヶ月のサイクルで古くなった頭皮の角質が奥から押されて、剥がれて落ちたのが「フケ」です。
フケは誰もが出るものなのですが、正常なフケは剥がれ落ちる時には垢のように小さな物で、通常の生活、シャンプーなどで取り除かれるので、肉眼で気付くような物ではありません。
では、どういった時に「フケ」と気付き、不快に思うのでしょうか?
ズバリ!
皮脂や常在菌のバランスが崩れる事で「フケ」と認識できる程に増えた時です。
頭皮の毛穴は、体の部位で一番多い場所になります。毛穴が多いと言うことは、皮脂の分泌も多く皮脂や汗などを栄養にするマラセチア菌という皮膚常在菌があります。特に普段は悪い物ではありません。
マラセチア菌は雑菌や細菌の侵入を防いで、頭皮の健康を保ってくれています。しかし、なんらかの原因で皮脂やマラセチア菌のバランスが崩れる事で、ターンオーバーが崩れ、角質が大量に剥がれる事で「フケ」になっていくのです。
では「フケ」には、どういった種類があるのでしょうか?
カサカサタイプのフケ(乾燥タイプ)
先ずはカサカサタイプのフケの説明をします。これは、洗浄力の強いシャンプーで洗いすぎている。力強く洗うなどで皮脂が必要以上に落ちる事で起きます。潤いがなく乾燥した頭皮は免疫力が低下してしまいます。
その結果ターンオーバーのリズムが狂い、まだ剥がれるはずでは無かった角質細胞が剥がれてしまいます。また、過度なブラッシングは、頭皮を傷つけてしまう恐れがあります。
もともと乾燥肌の方は、頭皮も乾燥しやすく、乾燥タイプのフケになりやすいです。
カサカサタイプのフケ(乾燥タイプ)特徴
・白く細かいフケ
・カサカサで乾燥している
・頭皮の乾燥
・シャンプーのしすぎ、強く洗わないと気が済まない
・洗浄力の強いシャンプーで毎日洗っている
・アレルギー
ベタベタタイプのフケ(皮脂や菌タイプ)
次はベタベタタイプのフケを説明していきます。シャンプーのやり方や頻度が不十分で、皮脂が必要以上に残っている場合、皮脂を栄養とするマラセチア菌も必要以上に増殖します。肌がこの刺激を受けてターンオーバーが乱れ大量のフケが発生します。
取り切れていない皮脂は酸化が進み、ホコリや汚れを吸着しで、古い角質と混ざる事でベタベタしたフケになっていきます。
もともと脂性の方は、頭皮に皮脂や汗が人より多いために皮脂や菌ベタベタタイプになりやすいです。
ベタベタタイプのフケ(皮脂や菌タイプ)の特徴
・白というよりはやや黄色っぽいフケ
・湿っていてベタベタしている
・割と大きな塊になる
・頭皮や髪に張り付く
・脂性
・マラセチア菌の過剰に増える
・シャンプーが雑
・すすぎが不十分
・免疫力低下
フケが多いと痒みがある?!
フケが出ると、セットで考えられるトラブルが「かゆみ」です。
痒みの原因はシャンプーのやり方や紫外線、薬品など、多岐に渡ります。
洗髪不足により頭皮に皮脂が溜まり、細菌が繁殖してかゆみを引き起こします。逆に、洗いすぎで必要な皮脂まで取ってしまい、乾燥により頭皮のバリア機能が低下してしまいます。その結果、少しの刺激にも敏感に反応してかゆみが起こります。
また、シャンプーの際に爪を立てて洗う、ゴシゴシ洗い過ぎて頭皮を傷つけてしまうのも、痒みの原因になりりますので注意しましょう。
その他、大量の紫外線は皮脂が酸化して地肌を刺激するほか、カラーリング剤やパーマ液などの化学薬品が刺激の原因になることもあります。
マラセチア菌の場合のフケ
マラセチア菌とは、あまり知られていませんが、フケの原因のひとつである「フケ原因菌」です。皮脂を食べて生きるカビの一種で、誰の頭皮にも住んでいます。
皮脂腺が多い頭皮はもちろん、顔、胸、背中などにも好んで住みつきます。この菌は、遊離脂肪酸を出すのですが、それにより頭皮が炎症を起こします。頭皮の脂を栄養源にしているので、皮脂が多いと菌が増えます。
増えすぎると、フケ・かゆみの原因になります。また、菌による分解が生じた物質が刺激となりフケや痒みの原因にもなっています。
この様に悪循環に陥ってしまうのです。フケや脂漏性皮膚炎の原因菌であるマラセチアの遺伝子コードは既に解明されております。マラセチアの増殖を抑え、フケに効果のある方法はいくつかあります。
マラセチア菌に効果のある薬品として「ケトコナゾール」「シクロピロックス」「亜鉛ピリチオン」などが添加されているシャンプーやローションなどが販売されています。
また、マラセチア菌の食餌となるトリグリセリドは、食事の影響もあると考えられる研究が進んでいます。
可能性のある食品「砂糖、炭水化物、脂質、アルコール、コーヒー、アレルギー食品」
今現在では、まだ発展途上の研究ですが脂肪分や糖分を抑えることでトリグリセリドを減少させることができると考えられています。
その他、太陽の光もマラセチア菌の静菌、殺菌に効果があるのでは、と考えられています。
※フケ症については自己判断せず、皮膚科専門医に相談することも大切です。
細菌や真菌(頭皮のカビ)に作用する成分
ジンクピリチオン/ピロクトンオラミン/イオウ/二酸化セレン/ミコナゾール硝酸塩など
ホルモンによるフケへの影響
アンドロゲン(男性ホルモン)過剰による皮脂や菌の増加
エストロゲン(女性ホルモン)欠乏による頭皮や肌の乾燥
甲状腺ホルモン低下による頭皮や肌の乾燥
副腎皮質ホルモン(コルチゾール)過剰による免疫力の低下
フケ対策のNG食事
フケ対策として特に気をつけたいのは、食べ過ぎや飲みすぎです。高カロリーのものを多く摂取すると、頭皮の皮脂分泌が多くなってしまいます。
食べ過ぎや飲みすぎが肥満につながったり、ニキビのもとになったりするのと同じですね。
なかでも皮脂の分泌を増やすはたらきのある「脂質や糖質」などの摂取が多い人は、脂性ふけが出やすくなります。その他ファストフードや甘い菓子類も同様に注意しましょう。
正しい頭皮ケア
まずは、正しい洗髪習慣を身につけましょう。洗髪後6~24時間で、頭皮の皮脂は洗髪前の量に戻るといわれています。低刺激性でマイルドなシャンプーを使用すれば、毎日洗髪しても差し支えありません。
肌のタイプが乾燥肌なら1~2日に1度、脂性肌なら毎日の洗髪が大事です。シャンプーの正しい方法を理解して、洗髪・頭皮ケアを行いましょう。
<シャンプーの方法>
①シャンプー前に、髪全体をぬるま湯で十分に洗い流します。
②シャンプーを手にとって頭皮から髪全体になじませます。
指の腹で頭皮をやさしくマッサージしてシャンプーをまんべんなく行きわたらせます。
前頭部や頭頂部はとくに皮脂が多いので丁寧に洗いましょう。
くれぐれも爪を立ててゴシゴシ洗うのは禁物です。頭皮を傷つけてしまいます。
③シャンプーの泡がついた状態でマッサージしながら洗いましょう。
④シャンプー成分を洗い流します。
シャンプーが残ると、痒みやフケの原因になってしまいますので、シャワーでしっかりとすすぎましょう。
⑤その後、リンスを髪全体(頭皮にはつけない様に)になじませ、ぬるま湯ですすぎます。
⑥ぬれた髪をタオルドライした後、ドライヤーで乾かしましょう。
頭皮の血行を促進し、頭皮環境を整えるためには、洗髪の前または就寝前に頭皮マッサージをするのもおすすめです。頭皮が乾燥しがちな人は、ふけ・かゆみを抑える成分の入った頭皮用ローションなどをつけてからマッサージするのもよいでしょう。
オススメのシャンプー
不規則な食生活はふけ増加の原因の一つですが、シャンプーを見直すことで改善される場合も多くあります。
シャンプーの選び方としては、石鹸シャンプーは私はあまりオススメしません。
なぜなら「石鹸=アルカリ」なので髪や肌には不向きです。しかし肌が荒れている方やアトピーの方は石鹸がいい場合もあります。
総合的におすすめできるもの。それが「アミノ酸系シャンプー」ですどう言ったものかいくつか書いておきます。
アミノ酸の一例
- グルタミン酸
- アラニン
- グリシン
- タウリン
- サルコシン
脂肪酸とアミノ酸を反応させて、アルカリで中和させたものになります。
例えば、ココイルグルタミン酸TEA
ココイルが脂肪酸
グルタミン酸がアミノ酸
TEAがアルカリ剤
細かくいうと洗浄力なんかは段階がありますが、よっぽどの脂性の方やアレルギー・アトピーのない限りほとんどの方に対応できます。
<既にフケが気になっている方>
<今のシャンプーがあっていない方>
その他「フケ」にまつわる話
ふけのタイプや発生のしやすさは、年齢や性別、季節によっても多少異なります。 湿気の多い夏場は脂性ふけが増え、空気が乾燥する冬場には乾性ふけになりがちです。
性別でみると、男女ともに成長期である10~14歳ごろにかけて皮脂の分泌量が増え始めます。男性は60歳代ごろまでずっと皮脂の分泌量が多く、女性は30歳代までがピークで、この時期には脂性ふけが出やすいと言えます。それ以降は皮脂量が減少していき、逆に肌が乾燥しがちに変わってくるため、乾性ふけが多くなる傾向にあります。
【まとめ】フケが出る対処法や改善策でした。
先ずは自分がどのタイプの「フケや痒み」かを判断しましょう。
食事や正しいシャンプーなどのお手入れを見直し、頭皮環境を改善しましょう。
マッサージもフケや痒みに改善効果がありますので、日々のお手入れに取り入れましょう。
どれでも改善が見られない場合は、美容師や医師のアドバイスをもらいましょう。
以上が「フケ」のフケが出る対処法や改善策でした。
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