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片頭痛はきつい。なって分かるが病院では治らない。それはまだ片頭痛が解明されていないから。

メンタルと思考
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んにちは、このブログ記事を書いているGINZA HAIR(エトウです。福岡市中央区天神大名のGINZA HAIR SOLUTIONっていう美容室で髪切っとります。

ご新規さんはこちらのこだわりもご覧ください。

世界大会や技能五輪国際大会で日本代表として優勝・入賞をしたりしてます。

あと、GOOODS ARTっていうショップやHAIRCOMPASS™️っていう髪質性格診断を考案しました。本も2冊ほど出版しています。

好きな事して生きとります。興味のあることは、つくることです。もちろん一番は仕事です。だって毎日つくれますから!

趣味の植物栽培は20年弱でマンションのベランダと室内に1000鉢は管理しています。アデニウムやパキポディウムをはじめ多肉植物、サボテン、アロエ、盆栽とさまざまです。

その他絵描いたり、キャンプしたり、死ぬ日まで何かをつくって、研究して、それで生活できるなら幸せです。

 

それでは今回のブログの内容はこちらです。

片頭痛はきつい。なって分かるが病院では治らない。

もう頭痛で悩まない「あ〜、頭が痛い」と感じたとき、どんなふうに対処していますか?

治まるまで我慢したり、市販の鎮痛薬をのんで、やり過ごすだけの人が多いようですが、症状に応じたセルフケアでもっとラクになる方法を探しましょう。

頭痛は、なってからでは遅いです。ならない様に取り組むことが大事です。

自分に合った対処法を見つけて、つらい頭痛をすっきりさせましょう。

女性は頭痛に悩む人が多い

頭痛に悩まされる人は全人口の約4割と悩んでいる人はかなり多いことがわかります。男女比は1対4で、頭痛持ちは圧倒的に女性に多くみられます。

15歳以上の日本人男女4029人を対象とした頭痛疫学調査によれば、片頭痛は女性の13%が経験しています。

年齢別では10代後半から増えはじめ、30代〜40代でピークに違し、50歳を過ぎると減っていきます。

男性の場合は、20代をピークに年齢とともに減っていくため、患者数の分布が大きく異なります。どうして、このような差が生まれるのでしょうか。

女性ホルモンの変化と頭痛には深い関係があります

上記に書いたように、30代以降をピークに減少に転じていきます。頭痛に悩む女性の年代による人数の推移は、ちょうど女性ホルモンの変化と連動しています。

初潮を迎え、女性ホルモンの分泌が盛んになるにつれて、頭痛を持つ人の割合が増えていき、女性ホルモンの分泌が低下して閉経すると、頭痛も治まっていくのです。

頭痛のなかには、女性ホルモンの影響を受けやすいものと、そうでないものがあります。 自分がどのタイプかを見極めて、正しくケアしていきましょう。

片頭痛とは  

症状:ズキズキと強く痛む

生理前や排卵日にひどい痛みが起こりやすい

頭痛のなかでも、女性ホルモン (エストロゲン)の影響が大きいのが片頭痛です。エストロゲンには、血管の緊張を調節し、安定させる働きがあります。

片頭痛は、血管が拡張して血管の周囲の三叉神経を刺激し、炎症物質が発生して神経を圧迫することで起こります。

エストロゲンの分泌量に変動があると血管が拡張し、片頭痛を引き起こすと考えられています。

女性ホルモンは生理周期にともなって変動しますが、エストロゲンの分泌量が大きく変化する排卵日 (次回生理予定日から逆算して4日ほど前)にはほぼ全員に、生理前には約7割の人に片頭痛の発作が起こるというデータが出ています。

妊娠中や50代以降は、痛みがラクに

妊娠中は、女性ホルモンが大量に分泌されつづけて安定した状態のため、片頭痛が治まり安くなります。

40代後半から更年期にかけては、女性ホルモンが低下するので片頭痛が悪化しやすく、閉経後は女性ホルモンの分泌が低下し、生理周期に伴うホルモンの変動自体がなくなるので痛みは少なくなります。

また、女性ホルモンの分泌は精神的なストレスの影響を受けやすいので、過剰なストレスから解放されたあとは、片頭痛も起こりやすくなります。

吐きけなど頭痛以外の症状もあり

片頭痛の特徴は、頭痛だけでなく、光や音、においに対する過敏性、吐きけ、下痢など、痛み以外の症状があることです。

こめかみあたりの血管が脈打つようにズキズキと痛み、体を動かすと悪化します。

片頭痛といっても、片方だけではなく両側が痛む場合もあります。予兆として、肩こりや生あくび、もしくは空腹感の数時間前からあらわれることが多いようです。

1割程度の人に、発作の直前に目の前がチカチカしたり、ギザギザが見えたりする視覚の症状を伴う場合もあります。

片頭痛は子どものころから出る人が多く、乗り物酔いや腹痛をよく起こした人は片頭痛である可能性が高いです。

痛みは数時間から2〜3日とまばらで、その後ゆっくりと治まります。頻度も週1、2回の人から月1、2回の人まで個人差があります。

片頭痛のセルフケア

頭痛を引き起こす誘因を避けよう 

片頭痛は頭部の血管が拡張することで痛むので、その誘因を避けることがセルフケアのポイントになります。

頭痛のタイプによって、対処法がまったく逆になることもあるので、間違った対処で悪化させないよう、自分がどのタイプかをきちんと見極めてから行いましょう。

誘因が1つだけなら大丈夫なこともありますが、2つ以上重なると痛みにつながる確率が高くなります。

入浴、運動、マッサージなどを避けよう

マッサージを受けたあとに頭痛がひどくなって、「もみ返しがきた」などと思ったことはありませんか?

片頭痛の場合、マッサージで血液の循環をよくすると、かえって発作の引き金になることも。同様の理由で、痛みのあるときには、入浴や運動など血管を拡張させるようなことは避けましょう。

そういった場合は、ぬれタオルや保冷剤でこめかみのあたりを冷やすと、痛みがラクになります。

食事を抜かない

血糖値が下がると脳の血管が拡張しやすく、片頭痛を起こしやすいので、食事は規則正しくとりましょう。

片頭痛が起こる前に異様な空腹感にさいなまれる人もいますが、おなかがすいたからといって、手当たりしだいに食べると太るので要注意です。

予防として、三度の食事を決まった時間にきちんととることが大切です。

朝、しっかり食べる時間がないときでも、クラッカーやコーヒー(カフェインには軽い頭痛をやわらげる作用がある)などをつまむようにしましょう。

ストレスを避ける

現代の頭痛な主な要因はストレスです。強いストレスを感じると交感神経が優位になって血管が収縮し、ホッとした瞬間に急に血管が拡張して片頭痛を起こします。

週末に発作を起こす人が多いのは、そのためです。過度の緊張やストレスがかかると、血管の状態が不安定になるので、なるべく穏やかな気持ちで過ごせるよう心がけましょう。

ストレスはため込まず、こまめに解消しましょう。一日の終わりに必ず独自のリラックスタイムを設けましょう。

二度寝をしない

睡眠中は副交感神経が優位になって、脳の血管が広がってしまいます。そのため、長時間の睡眠や二度寝をすると、一気に脳の血管が拡張して、目覚めたときに片頭痛発作を起こしやすくなるので要注意です。

休日の朝も寝坊しないで、いつもどおりの時間に起きましょう。眠たくなるということは、睡眠が不足している症状です。寝溜めはできませんので、規則正しい睡眠を心がけましょう。

もし、なむくなった場合は、15分ほどの仮眠が有効です。

ワイン、チョコ、チーズを避ける

これらの贅沢品(食品)は血管を拡張する作用があるため、発作の起きやすい排卵日や生理前には避けたほうが無難です。

絶対駄目というわけではなく、人によって、食べてもまったく平気な人もいますし、体調によって大丈夫な場合もあります。

かたよって食べすぎないよう注意をしましょう。また、片頭痛発作が起きる前に食べたものをチェックすることもお勧めします。データや日記をつける習慣を身につけましょう。

マグネシウムやビタミンB2は、片頭痛の頻度を減らすといわれます。マグネシウムは大豆製品やひじきなどの海類などに、ビタミンB2はレバーや牛乳、納豆などに豊富です。

光や騒音を避ける

片頭痛の人の脳は、光やにおい、度差や気圧差、騒音などを敏感に察知する特性があります。

天変地異などの危険を察知し、生き残るために備わった能力という見方もありますが、頭痛発作につながらないよう、余計な刺激はなるべく避けるよう気をつけましょう。

痛みが強いときは、暗くした部屋で無音で安静にしておきましょう。また、日ざしが強いときは、サングラスをかけて光の刺激を避けましょう。もっとも効果的なのは薄い赤系のレンズです、または無色。黒のレンズだと明暗の差が強すぎて、はずしたときに発作が出る可能性もあります。

緊張型頭痛とは

症状:締め付けられる様に痛む

筋肉のこりから引き起こされます

肩から首にかけての筋肉がこって、血液の循環が悪くなり、痛みの物質がたまって痛みを引き起こすのが緊張型頭痛です。

肩や首のこりは、悪い姿勢や、長時間同じ姿勢を続けるなど物理的なストレスでも起こりますが、精神的なストレスで筋肉が収縮してこる場合もあります。

血管の拡張が原因で起こる片頭痛とは、発生するメカニズムがまったく逆になります。

ただ、片頭痛の人は首や肩がこらないというわけではありません。肩こりがあるとすぐに緊張型と思いがちですが、吐きけなど頭痛以外の症状を伴う場合は片頭痛です。

自分で緊張型と思っている人のなかに、片頭痛がかなり含まれているといわれています。

片頭痛をあわせ持つ人も

すべての頭痛が片頭痛と緊張型にはっきり分かれるわけではなく、両方が混ざった混合型の人もいます。

この2つの頭痛は、起こる原因がまったく逆で、セルフケアも反対になるので注意が必要です。

どちらかの対処法を試して効果がない場合には、早めに別の方法に切り替えるようにしましょう。たとえば、緊張型と思ってお風呂で温まったら、かえって頭痛がひどくなったという場合には、すぐに頭を冷やすなど。

そのときの状態に合わせて、臨機応変に対処を講じましょう。

血行を改善すると痛みがやわらぎます

緊張型頭痛の原因は、首から肩にかけての筋肉のこりです。この部分の血液循環を改善させると、たまっていた老廃物が取り除かれ、痛みがラクになります。

片頭痛のように、体を動かすと痛みが激しくなるということはないので、痛くても安静にするよりストレッチなどで積極的に対処しましょう。

緊張型頭痛のセルフケア

首や肩を冷やさない

首や肩を温めると、血液の循環がよくなって筋肉のこりがやわらぎます。寒い季節はもちろん、夏場はとくに首もとのあいた服を着ることが多く、夏でも思いのほか首まわりは冷えやすい状態になります。

冷え症の人はとくにこりが出やすいので、カーディガンなどで冷えすぎを防止しましょう。

ぬれタオルを電子レンジで温めてホットタオルを作り、肩に当ててみましょう。ポリ袋に入れれば服の上からでも当てられます。使いきりカイロでも代用できます。

高すぎる、柔らかすぎる枕はNG

高すぎたり、柔らかすぎる枕は、首と肩の筋肉に余計な負担がかかって、緊張型頭痛をまねきます。

朝目覚めたときに、頭が重苦しくてすっきりしない場合は、枕が頸椎のカーブに合っていない可能性が高いです。質の高い睡眠を得るためには、寝具選びも慎重に。

枕を買うときは、具売り場で実際に試してみましょう。

同じ姿勢を続けない

パソコンを長時間使いつづけたり、同じ姿勢を長く続けると、肩や首の筋肉はコチコチになってしまいます。

目を酷使しすぎるのもこりのもとです。頭痛がひどくなって慌てる前に、こりを悪化させないよう定期的なストレッチを心がけましょう。

トイレやお茶に立ったついでに、意識して首や肩のストレッチを。首をゆっくり左側に倒し、首の筋肉をしっくり伸ばしましょう。反対側も同様に行います。

男性に多い群発頭痛

症状:目の奥が強く痛む

ある一定の時期に集中して群発地震のように起こり、片側の目の奥が激しく痛むのが群発頭痛です。

20代〜40代の働き盛りの男性に多くみられますが、最近は男性と同じような生活パターンをとる女性にも増えているといわれます。

目の後ろを走る内頸動脈周辺の炎症によって起こるとされていますが、はっきりした原因は未だ不明です。

あまりに痛みが強く、市販の鎮痛薬で抑えられないので、早めに医療機関を受診しましょう。痛み止めの注射や高濃度酸素吸入など専門の治療を受けることができます。

飲酒やタバコなどが発作の誘因になるとされているため、発作の起こりやすい期間は禁酒を守り、禁煙を心がけることが大切です。

また、気圧の急激な変化も頭痛を引き起こすことがあるので、登山や飛行機に乗る際は、前もって医師に相談することもしておきましょう。

片頭痛の新薬登場

2021年1月22日、片頭痛発作治療薬ガルカネズマブの製造販売が承認された。適応は「片頭痛発作の発症抑制」、用法用量は「成人、初回240mgを皮下注。以降は1カ月間隔で120mg皮下注」となっている。

 一次性頭痛の代表格である片頭痛は、片側性で拍動性の中等度から重度の頭痛発作が繰り返し生じ、その発作は4~72時間にわたり継続する。頭痛のほかに悪心、嘔吐、光過敏および音過敏を伴うことが多く、日常的な動作で頭痛が増悪するため、生活に大きな支障を来すといわれている。日本における片頭痛有病率は8.4%、男女比(女/男)は約3.6であり、男女とも20~50歳代の勤労世代に多く見られる。

 片頭痛の治療は、頭痛症状を軽減・消失させる急性期治療と、片頭痛発作を抑制する予防療法に大別される。急性期治療では、片頭痛発作を確実に消失させ、通常の日常生活を維持させることが急務となり、薬物療法が中心となっている。重症度によって薬物を選択するが、主にアセトアミノフェンや非ステロイド抗炎症薬(NSAIDs)、スマトリプタンなどのセロトニン受容体(5-HT1B/1D)作動薬であるトリプタン系薬が使用されている。一方、頻繁に片頭痛発作が起こるなど、発作時の急性期治療だけでは不十分な場合には予防療法が選択され、バルプロ酸ナトリウムなどの抗てんかん薬、プロプラノロールなどのβ遮断薬、アミトリプチリンなどの抗うつ薬が使用されている。

 片頭痛の病態生理はいまだ確定的な機序は解明されておらず、従来から血管説、神経説および三叉神経血管説が病態仮説として提唱されてきた。一方、研究は進んでおり、現在は三叉神経血管系、脳幹部の下行性疼痛制御系および各種神経ペプチドが片頭痛の疼痛に重要な役割を果たしていると考えられている。特に、三叉神経終末から放出されている神経ペプチドであるカルシトニン遺伝子関連ペプチド(CGRP)が発作の疼痛に密接に関与している可能性が示唆されている。このCGRPは、血管拡張因子であり、多くの炎症メディエーターの産生および分泌の促進、炎症組織の充血、浮腫および疼痛を引き起こすことが確認されている。

 ガルカネズマブは、CGRPに特異的に結合し、生理活性を阻害することで片頭痛発作を抑制する、国内初となるヒト化抗CGRPモノクローナル抗体である。

 国内外の臨床試験から本薬の有効性および安全性が検証された。海外では、2020年7月現在、「片頭痛の予防」の適応で欧米を中心に世界40カ国以上で承認されている。

 副作用として、注射部位反応(14.9%、紅斑、そう痒感、内出血、腫脹など)、注射部位疼痛(10.1%)などが報告されている。重大な副作用として、アナフィラキシー、血管浮腫、蕁麻疹などの重篤な過敏症反応を生じる可能性もある。

まとめ

片頭痛のセルフケアは、頭痛を引き起こす誘因を避けよう 入浴、運動、マッサージなどを避けよう

食事を抜かないストレスを避ける二度寝をしないワイン、チョコ、チーズを避ける光や騒音を避ける

緊張型頭痛のセルフケア首や肩を冷やさない高すぎる、柔らかすぎる枕はNG同じ姿勢を続けないなど、生活習慣を見直してみてはいかがでしょうか。

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