こんにちは、このブログ記事を書いているGINZA HAIR(エトウ)です。福岡市中央区天神大名のGINZA HAIR SOLUTIONっていう美容室で髪切っとります。
ご新規さんはこちらのこだわりもご覧ください。
世界大会や技能五輪国際大会で日本代表として優勝・入賞をしたりしてます。
あと、GOOODS ARTっていうショップやHAIRCOMPASS™️っていう髪質性格診断を考案しました。本も2冊ほど出版しています。
好きな事して生きとります。興味のあることは、つくることです。もちろん一番は仕事です。だって毎日つくれますから!
趣味の植物栽培は20年弱でマンションのベランダと室内に1000鉢は管理しています。アデニウムやパキポディウムをはじめ多肉植物、サボテン、アロエ、盆栽とさまざまです。
その他絵描いたり、キャンプしたり、死ぬ日まで何かをつくって、研究して、それで生活できるなら幸せです。
それでは今回のブログの内容はこちらです。
シャンプーの選び方のポイント
現存する全てのシャンプーを使って検証することは、費用もかかるし、その数すら把握する事は不可能かと思います。
そこで、シャンプーや髪や頭皮の構造を知って、自分自身で選ぶ目を養っていくのが良いのではないかと思います。
髪の構造、界面活性剤の種類、シャンプーの種類、自身の頭皮チェック、髪のダメージチェックなどの項目に分けて解説しております。
まずは、簡単に髪が死んだ細胞だと言うことを理解しておく事も大切になってきます。
実は髪の毛の構造はとても複雑
髪の構造を知ってもらう前に
大前提として知っておくことがあります。
それは髪は死んだ細胞だということです。
だから切っても痛くないし血もでません。
まー当たり前ですが・・・
しかし、その構造はとても複雑でデリケートなんです。
髪の構造
1本の髪は3つの層から成り、一番外側からキューティクル、コルテックス、メデュラと呼ばれています。
・キューティクル
髪の表面にあり、かたいたんぱく質を主成分とする角化した細胞がうろこ状に重なっています。
外からの刺激から髪の内部を守り、たんぱく質や水分が失われないよう保護する役割を担っています。
また、キューティクルが整った状態だと、髪が美しくつややかに見えます。
・コルテックス
髪の85%~90%を構成する主体の部分で、繊維状のたんぱく質が主成分です。
メラニン色素はこの部分に含まれ、髪の色を左右しています。
また、コルテックスの弾力や含まれる水分量は、髪の太さや強さ、しなやかさに影響します。
・メデュラ
毛髪の中心部分にあり、やわらかなたんぱく質と脂質を主成分としています。
多くの空胞に空気を含み、髪の弾力や強さを左右しているといわれています。
産毛や細い毛にはメデュラが含まれていないこともあります。
ヘアサイクル
髪は1日に0.3~0.5ミリ、1ヶ月で約1.2センチ、1年で約15センチ伸びるといわれます。
ただし、1本の髪には寿命があり、一定の期間が経つと自然に抜け落ち、また新しい髪が生えてきます。
この周期がヘアサイクルで、約4~7年と考えられています。
ヘアサイクルは髪1本1本異なるので、一度にまとめて抜けることはなく一定の量を保っているのです。
・成長期
毛母細胞が分裂を繰り返しながら成長している時期です。髪全体の約80~90%は成長期にあるといわれます。
・退行期
毛球が縮小し、毛母細胞の分裂が減少する時期。毛母細胞の力が弱まることから、髪の成長が止まります。髪全体の約1%が退行期にあるといわれます。
・休止期
毛母細胞の活動が完全に止まり、脱毛へと向かう時期。その毛根の奥では新しい髪の生成が始まり、再び成長期へと向かいます。
頭皮は生きている。皮脂と汗でバリア機能
髪は死んだ細胞ですが、髪が生まれる毛母は生きた細胞です。
頭皮の構造は基本的には他の部位の皮膚と同じです。しかし顔と頭の皮膚はつながっており、密接な関係があります。
頭皮と顔の皮膚を支えているのは頭皮の筋肉なのです。だから、顔のスキンケアと同様に頭皮のケアをすることが美容にとって重要です。
頭皮も肌と同じように、表皮と真皮に分かれています。
ターンオーバーも肌と同じように約28日周期です。
皮膚上には皮脂と汗からつくられる皮脂膜が存在し、肌の水分の保持や外的要因である紫外線などから身を守る働きがあります。
しかし、この皮脂膜が正常に機能しないと皮膚にさまざまなトラブルを起こす原因となります。
頭皮も肌と同じように、加齢やお手入れ不足などにより保湿力が弱くなると、バリア機能も衰え、炎症やフケ、抜け毛などのトラブルにつながります。
頭皮には皮脂膜や汗腺が多くあり、皮脂や汗で汚れやすい状態です。皮膚常在菌なども存在し、汗や角質が餌となり菌が繁殖しやすい環境になってしまいます。
シャンプー選びがなぜ難しいか?
なぜシャンプー選びが難しいか。
それは、「死んだ細胞の髪」と「髪を産み育てる頭皮」
この髪と頭皮を同じもので洗うという難しさです
近年、ノンシリコン・なんちゃってオーガニックなど
イメージで売るメーカーのお陰でコンディションが読みにくく
手入れがごっちゃになっている方が大変多いです
ノンシリコンの話
シリコン=悪いみたいなCMが多い
ですが
シリコーンは特別有害でもありませんしむしろ医療なんかでも使われる位とても良い物です。
あと、石油系は〜、嫌って。
植物由来もありますよ。
とは言っても「髪にはいらない!」って言うのが
美容師さんが「むかし」言ってたことで
今はそれほど気にならないです(物によりますが!?)
植物由来のシリコーンも出て来ていますので
昔ほどパーマやカラーが当たりにくいと言う事はさほど無くなっています
それよりも重要なことは・・・
シャンプー選びは、ごちゃ混ぜほど悪い
髪にコーティングをするタイプや髪の中に水分と栄養を入れるタイプなどをごちゃ混ぜになっていることです。
しっかり洗いたいのか?
うるおいが欲しいのか?
髪洗ってんのか?
頭皮洗ってんのか?
どこを一番で二番か?
しっかりカウンセリングをしてもらいましょう。
カラーやパーマをしていなければ特段悩む事もないのですが髪が傷んでいると
どうしても髪のシャンプーを選んでしまいます。
では、シャンプーは何で決まるか?
一番重要なのは「界面活性剤」です。
内容成分表示では2〜3番目に登場します
裏に書いてある成分は多い順に書いてあります
大体「水」の次に来ます!
詳しくは「http://www.jp-surfactant.jp/surfactant/nature/index.html」
界面活性剤の種類ですが
シャンプーのほとんどがアニオン界面活性剤です。
これはマイナスの静電気を帯びたイオンだと思って下さい。
この特長としては洗浄力が高い事です。
・石鹸
・ラウリル硫酸ナトリウム
・ラウレス硫酸ナトリウム
・オレフィンスルホン酸ナトリウム
・ラウロイルメチルアラニンナトリウム などです。
逆にトリートメントなどはプラスの静電気を帯びたイオンになります。
カチオン界面活性剤です。
これは柔軟作用や殺菌作用を持っています。
・塩化ベンザルコニウム
・ベヘントリモニウムクロリド
・ポリクオタニウムー◯
・クオタニウムー◯ などです。
リンスインシャンプーはこの両方の界面活性剤が使われていて
なんかなし中和されている状態です。
市場のほとんどはリンスインシャンプー?!
現存するシャンプー、実は!
ほとんどがリンスインシャンプーに似た構造になっています。
洗浄力のあるシャンプーは頭皮の汚れなどを取り除けますが
同時に傷んだ髪は摩擦によりキューティクルも剥がしてしまいます
これでは髪はどんどん痩せていきます
ご自身に合うシャンプー・界面活性剤を選ぶには先ずは
髪や頭皮の状態を知ることから始めましょう
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正しいシャンプーとは、シャンプーをつける前に8割終わっている。
ハサミの独り言でした。
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