こんにちは、このブログ記事を書いているGINZA HAIR（エトウ）と言います。福岡市中央区天神大名のGINZA HAIR SOLUTIONっていう美容室で髪切っとります。
世界大会や技能五輪国際大会で日本代表として優勝・入賞をしたりしてます。
あと、GOOODS ARTっていうショップやHAIRCOMPASS™️っていう髪質性格診断を考案しました。本も2冊ほど出版しています。
好きな事して生きとります。興味のあることは、つくることです。もちろん一番は仕事です。だって毎日つくれますから！
趣味の植物栽培は20年弱でマンションのベランダと室内に1000鉢は管理しています。アデニウムやパキポディウムをはじめ多肉植物、サボテン、アロエ、盆栽とさまざまです。
その他絵描いたり、キャンプしたり、死ぬ日まで何かをつくって、研究して、それで生活できるなら幸せです。
それでは今回のお話です。
頭皮と髪の構造や性質から考える正しいホームケアとは
自宅でのケアってやっているが、正解かどうかと言うと、「う〜ん？」ってなる。
実際にやる事は、「洗う」「乾かす」「整える」だと思います。
シャンプーやドライヤーのお手入れを頭皮や髪の構造や性質から考える、正しいホームケアとは何か考えてみましょう。
その前に、頭皮と髪の特徴をおさらいしておきましょう。
頭皮は引っ張る力と熱に弱い
皮膚の厚さは平均1.4mm（皮下組織を除く、表皮と真皮の厚さ）と大変薄く、一番厚い部位が頭頂部2.35mmと一番厚い部分になります。逆に一番薄い部位はまぶた0.60mmです。その他、手のひらは1.11mmで、足のうらは1.55mmです。
このような感じで頭皮の厚みは平均すると2ミリなんですが、その薄い中に毛は生えています。実は頭皮は引っ張る力と熱に弱いのです。
では、毛はどれくらいの力まで耐える事が出来るのしょうか？だいたい成長期の髪で50〜80gの力で抜けてしまいます。重さにすると生卵や単2電池ほどと言えます。
マッサージなどで適度に引っ張って刺激を与える事は効果的ですが、長時間引っ張っている状態は、頭皮にストレスをかける共に毛根も負担がかかり、とってもよく無い状況と言えます。
特に高い位置で纏めている状態は、生え方の癖も考えると毛穴や髪が引っ張られている状態が続きます。髪を纏めていて、のぼせが起こるのは、髪は死んだ細胞ですが、毛根や頭皮には神経や血液が流れています。長時間引っ張り続けている事はよくないことがわかります。
ロングヘアも同様に髪の重さで分け目が広くなりやすいです。定期的に分け目を変えた方が良いのはこの為です。
プラス熱に弱いので、夏場の日差しやドライヤーの熱には注意しましょう。
髪は摩擦に弱い
日本人の髪の太さは、平均で0.07～0.08mmですが、細い髪で0.05mmほど、太い髪で0.15mmほどで、3倍近い差があることがわかります。しかも、1人の人間の髪の太さは、一生涯同じではありません。年齢と共に細くなる方がほとんどです。
髪の太さはたったの0.07mmしかないところに、ビニール糸とは違い大きく分けると3層もの層になっていて、一番外側にキューティクルが何層にもなって強度を保たれています。
このキューティクルは、薬品には強く摩擦に弱い特徴があります。
しかし、これらは健康な状態の髪の話であって、傷んだ髪はキューティクルが無いところや、薄いところがあり、薬品にも弱く、摩擦にもさらに弱いという状態の方が多いのが現状です。
髪が濡れていると言う事は、キューティクルが開いていると言う事です。その状態で乱雑に扱えばどうなるかは想像できると思います。
自宅でのお手入れとして、お休み前やパーマやカラー後はしっかり乾かすことが重要になってきます。美容師さんから一度は聞いたことのあるフレーズだと思います。この乾かすと言うお手入れがとても重要な事なんです。
ブラッシングなどの自宅での手入れ
今のあなたに本当に必要なお手入れを適切なアイテムをプラスすることで、より理想のコンディションに導くことができるのです。
ブラッシングやシャンプーやドライヤーでの摩擦を考えたお手入れを考えましょう。記事にまとめていますので、ご覧ください。
ブラッシング
ドライヤー
シャンプー
まとめ
頭皮は引っ張る力と熱に弱い。そして、髪は摩擦に弱い。と言う様に髪や頭皮は乱雑に扱うものではありません。美容室に来てスペシャルなトリートメントを２ヶ月に１回するよりも、毎日のお手入れを正しくすることで、同じくらい、それ以上の効果があります。
日々の生活に追われる事で、どうしても優先順位の落ちがちな髪や頭皮の手入れ。この機会に考えてみてはいかがでしょうか？
今日からでもできる「ドライヤー」で乾かす。ここから始めてみましょう。
おすすめの商品はこちらでご紹介しています。
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