こんにちは、このブログ記事を書いているGINZA HAIR（エトウ）と言います。福岡市中央区天神大名のGINZA HAIR SOLUTIONっていう美容室で髪切っとります。
世界大会や技能五輪国際大会で日本代表として優勝・入賞をしたりしてます。
あと、GOOODS ARTっていうショップやHAIRCOMPASS™️っていう髪質性格診断を考案しました。本も2冊ほど出版しています。
好きな事して生きとります。興味のあることは、つくることです。もちろん一番は仕事です。だって毎日つくれますから！
趣味の植物栽培は20年弱でマンションのベランダと室内に1000鉢は管理しています。アデニウムやパキポディウムをはじめ多肉植物、サボテン、アロエ、盆栽とさまざまです。
その他絵描いたり、キャンプしたり、死ぬ日まで何かをつくって、研究して、それで生活できるなら幸せです。
それでは今回のお話です。
ユーフォルビア・インジェンス（インゲンス）とは
ぱっと見は、サボテンの様にも見えますがユーフォルビアです。サボテンの接ぎ木の様に台座として使っている方もいます。
アフリカ南東部、南アフリカ北部からモザンビーク・ジンバブエに広がる乾燥地帯に分布し、標高1600mまでの岩山や砂地に自生しています。
現地の姿は、写真でもわかるようにかなりの大きさに成長します。
直立して枝が分岐を繰り返し竹箒をひっくり返した様な姿になります。もしくは、直立せずによくに広く扇状にまるで群生の様に成長します。枯れた枝は落ちづに残ります。開花枝は４綾で長さは7.5〜15cmの集合体です。
インジェンスとは「巨大な・・・」という意味で、自然界では高さ10メートルまで大きくなる個体です。稀に10メートルを越すものもある様です。記録では12メートルのものもある様です。
現地では「サボテン・ユーフォルビア」や「ツリー・ユーフォルビア」と呼ばれています。
Neuwinger (1996) によれば、ケニアに分布する多肉植物の専門家であった P.R.O. Bally（故人）は本種をエウフォルビア・カンデラブルム（Euphorbia candelabrum）やアラビアに自生する E. ammak と同一であると考えていました。しかし、キュー植物園の World Checklist of Selected Plant Families (WCSP) では3種とも独立種とされています。
ユーフォルビア・インジェンス（沖天閣）の特徴
国内では「沖天閣・ちゅうてんかく」と呼ばれています。園芸用はこの画像の枝先の部分や種子が主に流通しています。
成長も早く、株を持ち越すことで木質化していき、自然界の風合いが出てきます。
枝は４稜で、稜線上には刺が生えています。棘と言っても存在しないか、ペアが減少しているものがほとんどです。長さは0.5〜2mmほどの短さでそれほど痛くありません。
茎の先端部の稜線上のみに小さい葉が展開します。秋から冬にかけて、枝先の稜線上に緑色がかった黄色い花を咲かせます。果実は赤色から赤みがかった紫色に熟していきます。
花序は3つです。場合によっては2〜5つがあります。垂直に配置された3つの花序で構成され、非常に短い花序の枝に隆起し、垂れ下がっています。色は淡い緑色になっています。
乳液は極めて有毒で危険な刺激性物質であり、皮膚に重度の刺激と水疱を引き起こします。そのため現地では矢毒として使用されていた歴史があります。
多肉化するトウダイグサ属植物という条件に当てはまるため、ワシントン条約（CITES）附属書IIの適用対象となるが、最も懸念の少ないグループです。
ユーフォルビア・インジェンス（沖天閣）の育て方
置き場所
春～秋にかけては日当たりがよく風通しのよい、雨の当たらないようなベランダや屋外で育てましょう。
寒さにはそこそこ耐寒性がありますが、冬は0℃以下にならないような場所が望ましいです。できれば冬は、最高気温が10℃以下になったら、室内の明るい窓辺に置き場所を変えて、春になったらまた屋外で育てるようにしましょう。
背が高くなると傾きやすいので、鉢は適度に回しながら太陽の方に向けましょう。
病気や害虫対策
かかりやすい病気は特にありませんが、水のやりすぎで根腐れしやすいので注意しましょう。
稀に害虫はアブラムシやカイガラムシが付くことがあります。アブラムシは薬剤を散布するか、あらかじめオルトランなどを土に加えておくことで防げます。
カイガラムシは、とげに気を付けながら、水を含ませたティッシュなどでこそげ落とします。
増やし方
増やし方は簡単です。「挿し木」で増やしていきましょう。
好きなところで切り落とし、切り口を水でよく洗ってから殺菌剤・発根剤を塗り、1週間程度放置して切り口を乾かしておきます。
根が伸びてくることがありますが、切り口がしっかり乾いてから、乾いた土に植え付け、その後しっかり水やりして株を落ち着かせます。
不安定な場合は「添木や支柱」で動かない様に固定しましょう。株が根付いてきたら、地上部分が成長していきます。その後、支柱は取り除いても大丈夫です。
植え替え
植え付け・植え替え時期は、梅雨や真夏を除いた4～9月の生育期が適期です。最適期は、ゴールデンウィーク前です。
植え替え用土は水捌けを第一に考えて配合しましょう。
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