こんにちは、このブログ記事を書いているGINZA HAIR(エトウ)です。福岡市中央区天神大名のGINZA HAIR SOLUTIONっていう美容室で髪切っとります。
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好きな事して生きとります。興味のあることは、つくることです。もちろん一番は仕事です。だって毎日つくれますから!
趣味の植物栽培は20年弱でマンションのベランダと室内に1000鉢は管理しています。アデニウムやパキポディウムをはじめ多肉植物、サボテン、アロエ、盆栽とさまざまです。
その他絵描いたり、キャンプしたり、死ぬ日まで何かをつくって、研究して、それで生活できるなら幸せです。
それでは今回のブログの内容はこちらです。
植物に剪定が必要な理由を解説
ズバリ!
第一の目的は「寿命を長く保つためにする」です。
剪定が必要な3つの理由は植物の生育を調整してその寿命を長く保ち、更その姿を整えて観賞価値を高めるために行なうものなのです。
では、
なぜ剪定をすれば寿命が長くなるのでしょう?
自然界の樹木や草花は自由に枝を伸ばし、根を張っているように見えますが・・・
実は、激しい生存競走を耐え抜き、その結果いろんな形になるのです。
自然の風雨や寒さ暑さだけでなく、周囲に生育している植物との養分の取り合いと、それ以上に日照権の問題があります。
その他の植物との生存競争もありますが、1つの個体とし考えても同じです。
一つの枝が伸びてくれば他の枝との間に日照や風通し問題において競り合いが起ります。
これに敗れた枝はしだいに衰弱し、枯れ枝となるのです。
強い枝ができれば弱い枝もできます。
自然に生育している立木は上へ上へと伸びて行きます。このために若い時代に出た下の枝は幹が成長するにつれて日光を充分に浴びることができなくなり、養分製造の同化作用が弱るためにしだいに枯れて行きます。
これが自然の摂理なのです。
しかし、ベランダなどで植物を栽培する場合はどうでしょう。
自然のままに大きくはできません。
管理しやすく栽培する事が大事で、鉢の大きさに対して植物は育ちます。
仕立てるとは、古木の感じを出しながらもある大きさ以上にならない様に管理する事です。
そこで重要なことは、下枝を枯らさないように保護してやらなければなりません。
そのためには、
強く伸びる枝の力を抑えて、弱い枝にまわしてやることが必要なのです。
この生育を調整するために剪定が重要なのです。
特に盆栽仕立て(自然味のある姿)にする場合の剪定には冒頭でも書きました3つが重要になってきます。
・樹木を作るための剪定
・樹形維持のための剪定
・樹勢回復のための剪定など、
その目的によって剪定の時期や方法が違ってきます。
生育上、悪い枝を取り除くことも剪定の目的の一つです。
盆栽で忌み枝と言われている車枝、かんぬき枝、立ち枝、栃み枝、逆枝などは他の枝の生育を害したり、通風、採光を妨げるために取り除いたり、矯正することが望まれます。
しかし、車枝でもかんぬき枝でも幹を太らせるためにはつけておいた方が良い場合もあります。
他の枝の生育を害するようになってから、取り除いても遅くはありませんので、様子をみながら行いましょう。
あまりに早く枝数を少なくすると幹の育ちも悪くなりますので注意が必要です。
日照や風通しを良くする為に、こみすぎている部分の枝を取り、樹形を作りながら日照や風通しを良くする。
樹勢が衰えてきた場合に、力をつけさせる目的でわざと不要の枝を切らないでそのまま伸ばしておき、元気がついてから切り取る方法もあります。
このように剪定は植物の生育状態に応じて必要な剪定を行なってこそ効果が上るもので、ただやたらに切れば良いというものではありません。
特に完成樹の手入れでは、観賞できる程度にとどめておくことが求められます。
では次に各時期の剪定とその目的について考えてみましょう。
苗木の時の剪定
苗木の時期の剪定は主に樹形を作る剪定と枝数をふやすための剪定、そして根の剪定をします。
自然美を作る場合、大体の仕上りの大きさを考えます。
この場合、予定の高さに近くなってから芯を止めてゆく方法と、まず必要な幹の太さを作るために予定の高さより高くなるまで育てて太らせ、その後順次切りつめてゆく方法があります。
樹形作りでは幹模様作りだけでなく、主要な枝を作ることも含まれます。
特に下枝は後から作ることは難しいので、早い時期に作って置く必要があります。
1本の枝についても、徒長枝をそのまま真直ぐに伸びた枝では意味がありません。
枝の先にゆくにつれて細くなることで自然感を出すことができます。
枝1本を考えても短かい年月で作りだせるものではありません。大体の枝配りができたら、次にそれらの枝に小枝を出して行きましょう。これも剪定によって操作します。
徐々に枝数をふやしながら不要な枝を取り除く間引剪定が入ってきます。徒長枝、弱み枝、立ち枝、逆さ枝など、将来の樹形を崩すおそれのある枝を整理して行きましょう。
完成してからの剪定
完成樹になると樹形維持のための剪定が主体となります。強い枝をおさえたり、弱い枝を保護するのもこの剪定によってできるのです。
また衰弱した樹木を回復させるためには、枝を充分に伸ばして元気をつけてから切り込む方法が取られます。元気のある枝であれば切り込んでも次の芽を吹かせることができます。弱い枝は切り込んでも弱い枝しか出ませんからしだいに衰弱が進んでゆきます。
花や果実を期待する場合、その植物の性質をよく知った上で剪定しなければ、花も果実も得られない結果になりかねません。
花や果実をつけるためには枝が充実するように、切ってはならない時期もあるのです。
例えば、今年伸びた枝に花芽がつくのか、前年伸びたところにつくのか、で切り方は変わってきます。
マツ類のように花や果実を眺めるものでなくても、常時姿を整えておこうとすると、しだいに弱ってきます。
そこで、3年に1回ぐらいの割合で力をつけるために枝を伸ばし気味にし、その後元気になってから切り込みによって姿を整えていきます。
また完成樹でも根の剪定を忘れてはいけません。
根を切り込んでやることによって、常に養分の吸収力の強い根を出してやるとともに、強くなる根を切り込んで枝に強いものが出ることを防いでやるのです。
これらの根の剪定はそれぞれの植物の植替えの時期に行ないます。あまりやりすぎると若くなりすぎるので様子を見ながらになります。
【まとめ】剪定の役目
剪定の役目が「寿命を長く保つためにする」ということがわかっていただけたと思います。
・樹木を作るための剪定
・樹形維持のための剪定
・樹勢回復のための剪定など、
個々の樹木や植物によって剪定の時期や方法は多岐に渡ります。
それぞれの樹木の特性を理解して的確に行うことが大切になってきます。
個別の植物の育て方も、まとめていますので「植物マニア」も覗いてみてね。
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