アデニウムの幹がブヨブヨに・・・

アデニウムを初めてお迎えして、最初に感じるのが幹の固さが一定ではないと言うことです。
単純なものではないですが「水を欲しがっている」合図の一つとして塊根部分の柔らかさが挙げられると思います。
ただ今回は「やけにブヨブヨに感じる」と思うこともあり、
焦って検索することもあるかと思います。
実はもう鉢から出している?
根を切った後?!なんて方もいるかもしれません。
では、
ブヨブヨはいつ気づきましたか?
・水やり後
・植え替え後
・室内↔️屋外移動後
・特に変化なくいつも通りだと思う
これのどれかだと思います。
心当たりあるか読んでみてください。筆者は枯れかけたことはありますが、枯らした事ないのでわからないこともあるかもしれませんが、この4つのどれかに答えはあると思います。
水やり後

アデニウムの塊根部分がブヨブヨになった一番多い原因は「水やり後」ではないかな〜と思います。
残念ながら、水やり後に幹が柔らかくなったら枯れている可能性が高いです。
ブヨブヨの原因は水分過多です。
【傾向と対策】
観葉植物から始めた方がアデニウム(塊根植物)を買って、初めて起こる植物のサインではないかと思います。
観葉植物は半日陰や室内でも育成可能ですが、アデニウムは屋外の太陽サンサンの場所を好みます。なのに、同じように水を上げていては根腐れしてしまいます。
対策は、
水をやる頻度に対して土の乾き具合のバランスが育成環境に合っていません。培養土を見直すか水やりを見直すか、もしくはその両方です。
土の中まで乾いているかわからないまま、また水を与えるのはNGデス!
必ず、「鉢内の培養土が乾いてから水を与える」初心者のうちはこれを心がけた方が得策です。簡単な確認方法2つ「竹串を深く刺して乾き具合をチェック」「重さを測っておく」です。
おすすめの用度は土の種類も大事ですが大きさも大事です。団粒である程度の硬さのあるものが好ましいです。
赤玉土・桐生砂・日向土・軽石を1:1で、くん炭を少量、マグァンプを適量
植え替え後

アデニウムを植え替えた後に元気がなくなったのであれば、2つの可能性があります。
一つは根腐れですが、もう一つは根枯れです。
根をカットしてしっかりと乾いていなければ、細菌やウイルスが入りますし、水を上げた途端に元気がなくなります。
根を切ったなら乾かす。植え替え時に細根を整理しすぎると発根管理状態となりますので、体内に養分を貯まる用意をするので葉に行っていた養分は一旦止まります。
その結果、葉は一気に(落葉)落ちます。
その後、根が伸びてくると葉は展開していきます。
もし、葉が出なければ、枯れる確率は上がります。と言うことは、初心者はあまり根を整理しすぎない方がリスクが少ないと思います。
対策は、
切ったら乾かす!
切ってないならしっかり保水!
室内↔️屋外移動後

植物にとって移動は本来経験できない事柄なんです。植物は本来一度土に根付くと一生を終えるまで動くことはできません。
その場所に適した進化をしてきているので、哺乳類のように移動しない生存競争を遺伝的に獲得してきています。
室内の無風でどんよりギリギリ生きていたものが突然太陽の元に出されたら、季節や気候はぐちゃぐちゃになります。突然落葉したり根が死んだり、最悪はブヨブヨになってしまいます。
天気が良いからと、直射日光に立てたい症候群。外に出す。陽がないから、今日は室内で置いておこう。と、兎にも角にも初心者の頃はよく動かす症候群が発動します。
株が大きくなれば体力もありますが、苗の頃は環境の変化に敏感です。
対策は、
室内に取り込む際は「サーキュレーター」を回しましょう。
特に変化なくいつも通りだと思う

これが一番厄介です。あなたはまだアデニウムを育てる環境を用意できておりません。
全てを見直しましょう。
まず最初はアデニウムの故郷から検索してください。
できる限り現地に近い環境をイメージして育成環境を整えましょう。
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アデニウムの根腐れのチェックと処理方法

塊根部分の下の部分であれば、鉢から抜いてチェックした方が賢明です。
・明らかに腐れている
・根を引っ張って簡単に抜ける
この2つは残念ですが根腐れしています。
それ以外は、そのまま植え付けましょう。
腐れていた場合はしっかりとその部分を切り落とすことが重要です。その場合、よく切れるカッターやナイフでスパッと行きましょう。
ジュレや変色している部分は綺麗に切り取ります。少しでも残すと、そこからまたどんどん広がっていきます。
切った断面には端から端までしっかり殺菌剤を塗りしっかりと乾かしましょう。
その後、土に植え付けますが、水は根が出るまで待ちます。
根が出た合図として「幹が硬くなってくる」「葉が展開する」このような状態までは、水はNGです。
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