こんにちは、このブログ記事を書いているGINZA HAIR(エトウ)です。福岡市中央区天神大名のGINZA HAIR SOLUTIONっていう美容室で髪切っとります。
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世界大会や技能五輪国際大会で日本代表として優勝・入賞をしたりしてます。
あと、GOOODS ARTっていうショップやHAIRCOMPASS™️っていう髪質性格診断を考案しました。本も2冊ほど出版しています。
好きな事して生きとります。興味のあることは、つくることです。もちろん一番は仕事です。だって毎日つくれますから!
趣味の植物栽培は20年弱でマンションのベランダと室内に1000鉢は管理しています。アデニウムやパキポディウムをはじめ多肉植物、サボテン、アロエ、盆栽とさまざまです。
その他絵描いたり、キャンプしたり、死ぬ日まで何かをつくって、研究して、それで生活できるなら幸せです。
それでは今回のブログの内容はこちらです。
パキポディウムの葉先が黒くなる
「パキポディウムの葉先が黒くなる」これは正常な生理現象と考えられます。
一つは「水切れ」によるもの、もう一つは「環境の変化」です。
パキポディウム水切れのサイン
アデニウムの原産地はマダガスカルなどの日本とは異なる環境でその姿を維持してきました。
雨季と乾季がある場所なので、雨が降らない時期には耐え忍ぶ姿になるように塊根部分がぷっくりと水分を溜めているのです。
降雨量の変動に適応している植物は、雨の降らない乾季には水分を保持し枯死を防ぐために葉を落とします。
その現象を感じ取ったのが「葉先が黒くなる」という現象です。
だから水をあげれば問題なく復活します。
成長期にその現象があり、水を上げる事を躊躇すると、落葉するか、根が水を吸わなくなるか、いずれにしても株は弱ります。
パキポディウムのストレスのサイン
もう一つはストレスです。室内から屋外に出したり、場所を変えたりして起こります。
春になり葉が展開してきたので、日が当たる特等席に移動したくなりますよね。その場合、植物はかなりのストレスを抱えます。
徐々に慣らす必要があります。
本来は、室内でなくハウスなどで、植物を動かさない様にするのが理想です。
だから、可愛がっている植物ほど枯れるんです。端っこにある植物ほど元気じゃないですか?
植物は本来足がないので歩けません。移動できないので枝や葉を伸ばして自然を感じ取っています。
植物は切断されるよりも環境が変わることのほうがストレスを感じます。
パキポディウムの葉が黒い模様が・・・
パキポディウムに黒い斑点が出てきた場合は以下の事が疑われます。
炭疽病
炭疽病は、広葉樹に広く発生します。病斑は灰色ないし褐灰色で、葉の表、裏の両面に発生します。
病斑と健全部との境いは鮮明にわかります。形は一般に不規則ですが、時には円形または楕円形にまとまる場合もあります。病状の進んだものでは、病斑上面に黒色のやや隆起した小点を不規則、または同心円状に生じます。
発生は樹種によって異なりますが、一般に降雨の多い5〜7月と9〜10月に多く発生します。伝染の経路については、ほとんどの場合、被害組織上で菌糸の型で越年し、翌年小生胞子を生じて伝染します。
炭疽病の防除は、発生のおそれのある長雨の続いた時に、ダイセンやベンレートなどの殺菌剤を散布すればよいでしょう。
斑点病
葉の表面に小型の緑黒色の病斑ができ、それがだんだん拡大して中央部は灰白〜白色に変わります。形は円形ですが、稀に楕円形もあります。
病患部は凹陥して黒色の微細な小粒を生じます。伝染は被害葉上で冬を越し、翌年再び胞子を形成して伝播するものと考えられています。
防除にあたっては冬の落葉の焼却を心がけ、発生の徴候が見られたら、ダイセンなどの殺菌剤を散布します。
すす病
すす病は名前のようにすすをつけたような病状で、主に葉を中心に発生しますが、小枝にもつくことがあります。
最初はすすのようなカビが生え、しだいに広がって、ついには葉面全体が黒く覆われるようになります。
すす病は直接的な害はありませんが、同化作用をさまたげる関係で樹を衰弱させ、何より見た目が悪いです。
すす病は、病菌(カビの一種)がカイガラムシ、アブラムシ、キジラミなどの排泄物に寄生しておこるものです。病菌は病斑上に子のう殻を作って越冬し、翌年、子のう胞子となって伝染蔓延します。
防除は、カイガラムシやアブラムシなどの吸汁害虫を防除して、排泄物がなくなるようにすれば自然に消滅します。一時的に防除したい場合は銅水和剤などの殺菌剤を散布。
【落葉のメカニズム】葉が黄色く枯れる原因は〇〇です
A、葉が枯れる原因は気温です。
「なぜ、気温が下がると、落葉するのか?」
それは「落葉を促す植物ホルモンが分泌される」からです。
落葉は「オーキシン」「エチレン」という2つの植物ホルモンのバランスでおきます。
若い元気な葉は葉身でオーキシンを合成し、そのオーキシンは葉柄を通って茎から根へと送られています。
落葉樹は夏の終わりから秋にかけて気温が低下すると光合成活性やその他の生化学反応が遅くなり、葉は次第に歳をとったような状態になります。要は老化です。
老化が始まるとオーキシンの合成も遅くなり、やがて合成しなくなります。更に進むと葉緑体も分解されて緑色がなくなり、黄色になったり、アントシアニンが合成されて赤く(紅葉)なったりします。
葉のオーキシン合成が止まり葉柄内のオーキシン濃度が低下すると葉柄の中に離層という特殊な細胞層が葉柄を横断するように出来はじめます。
離層組織ではエチレンが出来はじめます。エチレンは離層細胞に働いて細胞と細胞の接着を弱める酵素の合成を促します。この酵素の働きで離層細胞間の接着が弱まり、外力が加わると簡単に葉が離れてしまいます。
気温が下がると老化が始まってオーキシン合成が止まり、離層組織でエチレン合成が始まるのが直接の原因の一つと考えられています。
葉の老化は気温の低下だけで始まるとは限りません。細胞、組織、器官は成長、成熟、老化の過程をたどりますがそれぞれの過程の長さは遺伝的に決められているようです。
常緑樹も落葉するのになぜ?
常緑樹も落葉するのに、落葉樹の様に全てはが落ちないのか?
それは、落葉が一斉に起きるのではなくバラバラにおきているからです。なのでいつも緑色の葉があるので常緑となります。
常緑樹の葉の寿命は普通1年以上で多くの葉は冬の低温を生き抜きます。
葉が形成された後、成長、成熟、老化過程をたどるためある期間が経たつと老化が始まって落葉すると考えられています。
植物は気温がわかる?!
「植物は、どうやって気温の変化を感じ取っているのか?」
A、実はまだわかっていないことが多くあります。
植物が温度の変化(温度差)を感じていることは間違いないです。亜熱帯、熱帯地域に生育している植物を低温におくと生育が止まったり、枯死したりします。
また、高山帯や高緯度地域に生育する植物は冬の低温を感知して氷点以下になっても死なないような準備をします。
生化学反応の速さは温度に依存して変化しますが、光合成反応は生体膜系の中に組織化された酵素群の複合体で行われますので温度に特に敏感です。
生体膜はリン脂質の分子が向かい合って平面に並んだ脂質分子の二重層でできていて膜の中にはいろいろなタンパク質、酵素類が組み込まれています。
細胞膜、ミトコンドリア膜、葉緑体膜、液胞膜、小胞体膜などの組成は違いますが基本構造は同じなのでまとめて生体膜と言っています。このリン脂質二重層の脂質と組み込まれている機能タンパク質類は常に流れるように動いて(流動性があって)はじめて正常な働きをすることがわかっています。
バターを低温におくと固くなるように、生体膜脂質も低温では固くなるので、流動性が悪くなり働きが悪くなります。寒い地方に生育する植物の生体膜脂質は低温でも固まりにくい脂質からできているのです。
この様に、生体膜脂質の組成の違いが温度を感知していると言えます。
落葉は気候条件によって2つのタイプに分けられる
温帯あるいは亜寒帯の落葉樹は、季節によって気温に大きな変動がある気候に適応し、主として気温の低下に対応して落葉する。
熱帯落葉樹は気温の変動ではなく、降雨量の変動に適応している。雨の降らない乾季には水分を保持し枯死を防ぐために葉を落とす。
落葉は必ずしも季節的なものではなく、条件によりいつでも起こりうるのです。
落葉は複雑な生理的過程であり、葉は生長期に葉緑素を増やすが、秋になって気温が下がったり、あるいは乾季に入って乾燥ストレス(水ストレス)が増したりすると、葉緑素の合成が減り、分解が増える。
また紅葉(または黄葉)する種類では、他の色素の合成が増えることもある。これらの色素にはカロテノイド(黄色から橙色)やアントシアニン(赤から紫)がある。
カロテノイド(黄色)に関しては、もともと含まれているが、葉緑素の分解に伴いその色が目立つようになる。
アントシアニン(赤色)はいつもあるわけではなく、秋になり日長が短くなると合成され始める(ただし若葉での合成が多い樹種もある)。このような紅葉は、温帯の植物に限られ、熱帯の落葉樹にはない。
先ほど触れた現象は「植物学的」には葉の老化過程として説明されている。
まず、秋になって気温が下がり、気象条件が光合成に適さなくなると、植物は光合成の装置を分解しはじめる。これらは、葉に含まれる栄養素を幹に回収して、翌年の春に再利用するためである。
この老化過程で、葉を光による害から守るためにアントシアニンを合成したり、カロチノイドが葉に残されたりするのです。
落葉は葉柄と茎との間に離層と呼ばれる境が形成されることで始まり、この層は葉が盛んに生長する時期に既に作られており、互いに離れうる細胞の層で構成されています。
この細胞は葉やその他の部分で作られる植物ホルモンの一種、オーキシンに敏感で、個々の葉で作られるオーキシンの量が他の部分から来るオーキシンの量と同程度であるうちは、離層細胞は離れない。
しかし、季節的条件やストレスによって葉からのオーキシンが減ると、離層が伸び、それによって細胞層の間の結合が離れる。
また離れた部分はコルク質で塞がれるので、樹液が漏れずにすむ。離層形成にはオーキシンの他にジャスモン酸、エチレンなども関わっているといわれる。
もしかするとその落葉は病気かも?!
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