こんにちは、このブログ記事を書いているGINZA HAIR(エトウ)です。福岡市中央区天神大名のGINZA HAIR SOLUTIONっていう美容室で髪切っとります。
ご新規さんはこちらのこだわりもご覧ください。
世界大会や技能五輪国際大会で日本代表として優勝・入賞をしたりしてます。
あと、GOOODS ARTっていうショップやHAIRCOMPASS™️っていう髪質性格診断を考案しました。本も2冊ほど出版しています。
好きな事して生きとります。興味のあることは、つくることです。もちろん一番は仕事です。だって毎日つくれますから!
趣味の植物栽培は20年弱でマンションのベランダと室内に1000鉢は管理しています。アデニウムやパキポディウムをはじめ多肉植物、サボテン、アロエ、盆栽とさまざまです。
その他絵描いたり、キャンプしたり、死ぬ日まで何かをつくって、研究して、それで生活できるなら幸せです。
それでは今回のブログの内容はこちらです。
パサパサな髪、乾燥する時期に起こるトラブルと解決方法
髪や肌にとっては、嫌な季節になってきましたね。乾燥は髪や肌にとって紫外線に並ぶマイナス要因です。この時期をどう乗り切るかが、ダメージケアにとって最重要課題です。
・乾燥しないお手入れ
・保湿ケア
・ダメージコントロール
上記の3つがとても重要ですので踏まえながら解説していきたいと思います。
空気が乾燥する時期に起こる静電気
空気が乾燥する秋口。髪や肌にとってもコンディションを保つのが難しくなる時期です。空気が乾燥することで髪も水分が奪われがちになります。見た目はもちろん質感もパサパサな手触りになっていきます。
トラブルとして、髪の乾燥や静電気です。人も電気を帯びていますが、通常物体は持っているマイナス電気とプラス電気はそれぞれ同じ量です。この状態では、電気は安定した状態で動きません。
しかし、日常の中で物体同士が擦れて合って摩擦が生じると、片方からもう一方へマイナス電気が移動します。これにより、物体はマイナス電気側(またはプラス電気側)に偏った状態となるのです。
このように電気のバランスが偏ると、電気は不安定な状態になり、プラス電気側(またはマイナス電気側)と結合して、元の安定した状態に戻ろうとします。これが「静電気を帯びている」状態です。静電気を帯びている状態で、物体に触ると、その瞬間に電気が流れて、触れた物体に移動します。これが「ビリッ!」の正体です。
普段は空気中の水分や足元から徐々に放電していきます。しかし、乾燥した時期は、放電がスムーズにできないため、人間や物体内の電気のバランスは大きく崩れた状態になり、何かに触れたことがきっかけで一気に放電して「ビリッ!」となるんです。
ドライヤーやアイロンによる熱によるダメージ
キューティクルは熱によるタンパク質変性が起こります。これは諸説あり、80度からこの現象は起きると言う研究データが有力であります。しかし、髪の状態やキューティクルの枚数などにも左右されますので、目安となるものです。
例えば、ドライヤーの熱が120度だとして、髪から10センチ離した状態で60度となります。
熱変性とは例えるなら「卵」です。同じタンパク質ですが、生卵が健康な髪の毛と思ってください。熱を加える事でゆで卵になると思います。この温度も70〜80度から起こります。
髪もこの様に、熱を加えることによって硬くなってしまうのです。これが日々ドライヤーやアイロンで過度にやってしまうと髪はみるみるうちにダメージを受けて硬くなってしまいます。その最終形が枝毛です。
しかし、現在は最新のテクノロジーで傷まないアイロンやドライヤーが発売されています。物によっては傷まないを超えて、髪や肌をキレイにするドライヤーも登場しています。
美容師としては、お客様には必ず使うようにアドバイスをしています。イメージとしては「携帯」と「スマホ」ぐらい違います。ただ乾かすだけのドライヤーはもう既に時代遅れです。
パーマやカラーなど薬品によるダメージ
パーマやカラーの薬品によるダメージ。これはご承知の通り「パーマをかけて傷んだ」「カラーをして痛んだ」と言うものです。
髪は一度傷んでしまうと元のバージン毛には戻りません。
髪にはシスチン結合がはしごのように掛け合っています。パーマやカラー後に、それらがうまく掛かっていない状態で放置されることでダメージが蓄積されます。
あとは「アルカリ」によるダメージです。髪の表面のキューティクは摩擦に弱いのですが、薬品には強い性質を持っています。それをこじ開ける薬品が「アルカリ剤」です。
これらは揮発性の高いものと組み合わせていますが、髪に残りやすい薬品になります。昨今は、除去できることができますので問題ないです。
しかし、そのままにして髪を閉じてしまうと毎日髪を壊している状態となり、通常毛先に起きる枝毛が、途中からできたり、場合によっては裂けたりと大変なことになってしまいます。
夏の紫外線ダメージによる秋口の頭皮や髪のダメージ
夏の紫外線による髪や頭皮への負担は、秋冬に結果として出てきます。ヘアカラーをした髪は、紫外線に弱く毛先は脆くなります。頭皮は日焼けする事で痛み、抜け毛が多くなってきます。
日焼けの記事もいくつか書いていますのでご覧ください。
「夏の抜け毛対策」紫外線はもちろんの事、エアコンが関係しているかも?!
日焼けのメカニズムを知らないと人より早く老化します。老化の8割は日焼けで起こるからです。
男が日傘をさして何が悪い!日傘によるメリットを徹底解説します。
複合的な乾燥とダメージ
上記に挙げたように「髪がパサパサになる」乾燥とダメージの原因は1つだけでなく、いくつかの要因が重なって起きることがほとんどです。
そして、一番影響を受ける季節が秋です。秋の乾燥と気温差で頭皮も髪もコンディションが大変難しい状況です。
ここからは、ドラブルの解決方法を解説していきたいと思います。どうやって傷んだかがわかると、その逆をやっていけば健康的な髪や頭皮に戻ります。本来は、そんなに単純ではないですがイメージとしてそんな感じです。
髪はなぜ乾燥するのか?
髪や肌は、水分、油分、タンパク質のラメラ構造のバランスで成り立っています。乾燥とはこのバランスが崩れた時に起きるのです。
水分や油分、薬剤の通り道
美容室で使うような薬剤は(パーマ液、ヘアカラー剤)このCMCを通って毛髪内部に浸透します。また必要以上に入り過ぎないよう浸透調整する機能も備えています。
キューティクル、コルテックス細胞同士の接着
キューティクルの剥離、リフトアップを防いでダメージから守り、バサツキを防ぎ、細胞間のクッションとなり柔軟性を与えます。適正な毛髪内部の水分量を一定に保ち毛髪内部から潤いを与えます。
キューティクルは 4~10 枚重なって髪の内部組織を守っています。 キューティクルが整っていれば、指で触った時にツルツルしています。逆にガサガサであれば、キューティクルがはがれ、髪にダメージがある証拠です。
健全毛の証、疎水性の維持
特にヘアカラー毛の方にはCMCの存在はなく、疎水性 (水を弾く)効果がなく不必要に水を含みコシがなくなったり、なかなかか乾かないなど、非常に不健全な状態になります。
キューティクルの表面は油分
キューティクル各層の表面は、「18-MEA(18-メチルエイコサン酸)」と呼ばれる脂質で覆われています。要は油分です。 18-MEAは、髪全体に占める割合はわずか1%未満にすぎないのですが、毛髪表面の摩擦を低減してまとまりをよくする働きがあり、髪のツヤや手触りに関わっています。
ただし紫外線やヘアカラー(ブリーチ)で失われやすく、1回のヘアカラー処理をしただけで、 80%が簡単に失われてしまう。 しかも、18-MEAはトリートメントなどに単純に配合するだけでは、毛髪表面に定着させ続けることはできません。
乾燥によるトラブルを改善する3つの方法
トラブルの改善方法は、いろいろありますがお勧めする3つをご紹介したいと思います。
まずはトリートメントです。
①ホームケアトリートメント
髪のダメージが気になり出したら「美容室でトリートメント」ですが、自宅でもそれなりに効果を上げるコツはあります。
ステップ1
シャンプーをする。当たり前に思うかもしれませんが、けっこー大事なんです。しっかり洗えて水分バランスなどを整える大事な工程です。ものによってはシャンプーだけでも事足ります。
ステップ2
シャンプーの余分な水分を取る。髪の水分は水が入っているので濡れています。できる限り余分な水分は取り、トリートメントをより入るようにします。
ステップ3
トリートメントをつけたらコームでとく。荒めのコームで髪に馴染ませる事で1本1本に付きます。その後しっかりろ揉み込んでください。
ステップ4
時間は5分ほどおきましょう。トリートメントの浸透を上げるキャップなどもありますので、時間がない方はこちらお試しください。
<ブラッシングとシャンプーとドライヤーのやり方>
そのお手入れ時代遅れかも?「ブラッシング」「パーマ後の手入れ」
正しいシャンプーとは、シャンプーをつける前に8割終わっている。
②ヘッドスパ
夏にかけて紫外線は髪や頭皮にダメージを与えます。海水浴などのアウトドアでは紫外線に長時間当たると毛髪のダメージはどんどん進行してしまいす。紫外線と汗や海水による髪への影響は、キューティクルはもちろんのこと毛髪内部までダメージを受けてしまいます。
夏の髪や頭皮のトラブルは秋以降にダメージという形で出てきます。このような症状を持ち越さないために、サロンでのお手入れとしましてはヘッドスパをお勧めしております。
頭皮と髪を潤う効果が通常のシャンプーより格段に上がります。リラクゼーション効果もあり、血流を改善すると共に、抜け毛の予防にも期待ができます。
③サロンでのケア
髪を綺麗にしたい。髪を痛めたく無い。髪がまとまらない。枝毛が治らない。髪の悩みの8割は改善できる方法を知っています。
植物の販売もスタートしました
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