こんにちは、このブログ記事を書いているGINZA HAIR(エトウ)です。福岡市中央区天神大名のGINZA HAIR SOLUTIONっていう美容室で髪切っとります。
ご新規さんはこちらのこだわりもご覧ください。
世界大会や技能五輪国際大会で日本代表として優勝・入賞をしたりしてます。
あと、GOOODS ARTっていうショップやHAIRCOMPASS™️っていう髪質性格診断を考案しました。本も2冊ほど出版しています。
好きな事して生きとります。興味のあることは、つくることです。もちろん一番は仕事です。だって毎日つくれますから!
趣味の植物栽培は20年弱でマンションのベランダと室内に1000鉢は管理しています。アデニウムやパキポディウムをはじめ多肉植物、サボテン、アロエ、盆栽とさまざまです。
その他絵描いたり、キャンプしたり、死ぬ日まで何かをつくって、研究して、それで生活できるなら幸せです。
それでは今回のブログの内容はこちらです。
多肉植物の育成サイクルは3タイプ
多肉植物はさまざまな種類があり、気温によって成長する時期が異なるタイプが存在します。
夏型、冬型とよく耳にすると思います。夏型と言っても秋も成長します。冬型と言っても真冬は成長しません。
そこで、各種類の育成気温を覚えておけば、暑い日が続いたり、気温差があったりした時に個別に対応できると思います。
それにより水を上げるタイミングや植え替えの時期、種を蒔く時期などが見えてくると思います。
よく勘違いするのが、突然冬になったから休眠するわけではありません。
よく育ち〜緩やかに育ち〜緩やかに休眠し〜緩やかに育ち〜よく育つを繰り返します。
注意してほしいのが、全ての品種がこの3タイプに当てはまるとは限りません。
厳密には違うものもあり、育ててみないとわからないものもあります。
しかしながら、大まかにはこの3つで事足りると思います。
それでは、多肉植物を15年育ててみて感じることも踏まえ、各季節型の特徴と代表的な品種をご紹介していきます。
【春秋型】春と秋によく育つ多肉植物
・育成適温 10〜25℃
・春と秋が育成時期で冬は休眠タイプ
春秋型の生存率を上げるには夏を乗り切ることが最重要課題です。俗に言う「溶ける」って奴です。
夏は緩やかに育ちます。夏日〜真夏日は遮光(40%)と水は与えない。30℃以上が続く場合は、日が落ちてから水をあげましょう。その後しっかり水を切りましょう。
特に、蒸し暑い日が続くような真夏は断水して強制的に休眠させることで根腐れ防止になります。枯れたり、痛んだりするよりは凹んだりシワシワになる方がマシです。
冬から春も緩やかに育ちます。日光にできるだけ当て光合成をしっかり行わせましょう。水は、葉が動きだしてからで大丈夫です。
休眠期の冬は水やりをせずに、1ヶ月に1〜2回葉水でその日に乾くくらいの水をあげます。
主な種類
エケベリア
セダム
センペルビウム
クラッスラ
ハオルチアなど
【夏型】夏によく育つ多肉植物
・育成気温 15〜35℃
・夏が育成期で冬は休眠タイプ
と言っても35〜40℃が続くようでしたら成長は緩やかになります。
夏は土が乾いたら夕方以降にあげます。春秋は土が乾いてからもう3日程あけてに水をしっかりあげます。
冬に最高気温が15℃を下回る場合は、水やりは注意が必要です。
実生1〜2年生のうちは断水した方が安全です。3年以上の少し株に体力がつけば、1ヶ月に1〜2回天気の良い朝に葉水でその日に乾くぐらい濡らします。
主な種類
カランコエ
パキポディウムなど
【冬型】冬によく育つ多肉植物
・育成気温 5〜20℃
・冬が育成期で、夏は休眠します。
冬に育つと言っても、真冬はさ流石に育ちません。育成期の冬の水やりは、冷える時間帯は避けて晴れた日の午前中にしっかり水を与えましょう。
水を上げた後は鉢内に水分が残り過ぎないように鉢底からしっかり水気をとりましょう。
春と秋は生育が緩やかになります。水を上げる際は、土が乾いてからもう3日程あけて水をしっかりあげます。
夏は基本的には断水です。鉢のサイズや種類によっては葉水を与えます。落葉するタイプであれば断水します。葉が残るタイプ、留まるタイプは月に1〜2回葉水を日が落ちてから与えます。
主な種類
アエオニウム
セネシオ
オトンナ
リトープス
コノフィツム
チレコドンなど
多肉植物を購入したら確認
多肉植物の多くは日本とは真逆の環境で自生しています。南アフリカ、マダガスカル、を代表とするアフリカ大陸。南中米などであの独特なフォルムや色に進化してきた植物です。
先ずは
「名前を正確把握」
「自生地を知る」
「実生か現地株かを確認する」
「購入した日が育成時期かどうか」など
持ち帰ったからは、
「用土をできる限り植え替える」です。
理由として、
根の様子、(*腐れていることもある)
虫の有無、
自分の水やりにあった用土になっているか?などを確認します。
植物は育成場所が変わることを嫌います。徐々に、ご自身の育成スタイルに慣れてもらうようにしましょう。
NGは、いきなり水を上げる、太陽にいきなり当てるなど、慣れるまでは徐々に変化をつけましょう。
わかりにくい品種もある
どちらにも当てはまる品種であったり、同じ品種なのに違う育成サイクルのものもあります。特に広範囲に自生しているユーフォルビアはわかりにくいものが多いです。
スコエンランディー(闘牛角)は、冬型のユーフォルビアなので真夏が苦手です。そして意外と寒さにも弱いので少し管理が難しいです。
トリコディアデマ デンサム(紫晃星)や亀甲竜は夏型のものと冬型の個体があります。
素人目には分かりにくいものもありますので、育てながら成長度合いで確認していくのが良いかと思います。
事前に購入先で教えてくれる場合もありますが、普通に園芸屋さん自体が間違っていたり、勘違いしていることも多々あります。
何故か育ちにくさや元気がない時は育成時期を疑うのも一つの改善方法の場合もあります。
全ての品種にいえる注意事項
肥料は、各品種タイプ別の成長期に固形肥料を2ヶ月に1回程度。毎週液肥を与えます。
植え替えや株分、挿し木や葉差し、切り戻しなどの作業も各成長期に行います。
多肉植物は直射日光と高温多湿の組み合わせが超絶苦手です。
多肉植物にとって近年の日本の気候は全っくもって危険な環境です。特に夏の気温が高いだけなら大丈夫なのですが、夜になっても気温が下がらず熱帯夜になることが多くなっています。対策として大前提で、水捌けの良い用度に植えましょう。
気温・湿度・風など天気の様子を見ながら、その時々の状況で水やりすることが重要です。真夏の直射日光はいくら夏型といえ、長時間は葉が焼けてしまいます。30〜40%遮光してあげましょう。
水をあげた後は鉢底からしっかり水を出し切り、葉に残った水滴はブロアーなどで吹き飛ばしておきましょう。
葉に残る水滴は葉焼けや株が痛む原因になります。ブロアーがない場合はストローなどでも代用できますので、しっかり取り除く癖をつけましょう。
多年草(サボテン・多肉植物・ハーブ)の木質化の原因と対策方法
植物を種から育ててわかる、全てが発芽するとは限らない。発芽の条件とは?
盆栽がなぜ小さく古くできるか?それは、植物のC/N率と針金かけの関係。これは花が咲くことにも関係します。
初心者でも簡単な土のブレンド。おすすめ用土3選と土の特徴を徹底解説。
その他の植物図鑑
砂漠の薔薇「アデニウム」の育て方。マンションのベランダで育てるコツ
アロエ・マルロシーを種から育てる。7年目で発覚、どう見てもアロエ・マキュラータぽいのが混ざっていた件
アロエ・ボイレイ(グラスアロエ)をマンションで種子から育てるコツ【種子からの成長の画像・動画多数あり】
【動画あり】ディッキア・ヘクチア種子から8年育てています。植え替え・株分け・用土作りを解説。
BEAUTY×GREEN⇨どちらも生活を彩ることで心の豊かさを
こんなこともやっています
無料で髪質性格診断をやってみる
ヘアコンパスとは何か?
<オフィシャルサイト>
お問い合わせはこちらから
【書籍の購入はこちら】
お問い合わせは公式LINEから
↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑
Twitterもやっています。
YouTubeチャンネルとサロンのご案内
YouTubeチャンネルでやってます。
GINZA HAIR OMOTE美容師系チャンネル
GINZA HAIR URAMEN趣味の部屋
【サロンのご案内】
■営業時間:10:00〜20:00
■受付時間:カット〜19:00カラー・パーマ〜18:00
■場所:福岡市中央区大名1-2-20-1003
■定休日:毎週月曜日・第1第3火曜日(その他不定期)
■電話:092-725-9260
■メール:ginzahairsolution@gmail.com
こちらも合わせてお読みください。
最後まで読んでいただいてありがとうございます。
関連の記事をよかったら飛んでみてください。
コメント